01 いとおしきものに、うつくしきものに

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#right(){【登録タグ:&tags()】} #inc(Script/track) #divid(track_args){ |album=[[彩]] |circle=[[凋叶棕]] |vocal=めらみぽっぷ |lyric=RD-Sounds |arrange=RD-Sounds |original=今昔幻想郷 ~ Flower Land |joy_req=737973 |joy_url=https://www.joysound.com/web/search/song/405516 |next=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/999.html } #divid(lyrics){ いとおしきものよ、うつくしきものよ。 咲け、散れ、舞え、かくして、また、強く、凜と。 円なる月が、欠かされたとしても めぐりあわせた、その&ruby(くも){叢雲}の小粋なはからいとしましょう。 咲き誇る花が、飛ばされたとしても 風の行く先に思いを馳せて、その旅の無事を祈りましょう。 変わる季節ごとに、趣を変え、 その命を集めて、彩と為す。 さぁ、誰の手も借りることさえなく、 大地を、咲かせ。 地を満たせ、大輪の花 人の及ばぬところ、あるがまま咲き誇る。 ―そんな世界こそが、どこまでも美しい。 命の限り 悠か永久に失われぬ華の色をして、 永遠を為す。 わたしは見守るばかり。 生まれ出でたものが、枯れ朽ち行く様も 一つの環を為す中になくてはならないもので。 同じように見えて、同じものは二度と めぐりあわせることなどないまま、その姿、栄華の万華鏡。 終わる季節ごとに、また新らしく、 その&ruby(いろ){命}戻して、彩を生む。 いざ、誰の手も借りることさえなく、 空へと、還せ。 天に舞え、大輪の花 人の及ばぬところ、全て今還り逝く。 ―そんな世界こそが、どこまでも愛しい。 儚きものに 悠か永久に失われぬ華の色を添え、 永遠と呼ぶ。 わたしは見守るばかり。 …誰よりも傍に、朋として。 その権化にして表象たる、私として。 ―かつて、いとおしきものに、生まれ出で、 そしてうつくしきものの、夢を見た。 咲き誇れ、大輪の花 何も欠けることなく、競われることもなく どんな&ruby(わざ){弾幕}よりも輝きを放てよ。 ああ、凜として 悠か永久に失われぬ華の色を魅せ、 永遠とする。 わたしは見守るばかり。 咲け、散れ、舞え、 かくして、長きこの旅路の行き着く果てに。 また、強く、凜と。 わたしは見守るばかり。 }
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