【注意】
現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。
この問題は、以下のいずれかが原因となっています。
- ページがAMP表示となっている
- ウィキ内検索からページを表示している
これを解決するには、
こちらを
クリックし、ページを通常表示にしてください。
氣附かなひでせう 野郎風情
案ずれど他に扶持も無し
いざや潜入取材
路連れは哀れをんぼろ写真機と木偶のイヌ公
「妾を隠して見へなくして(Hide me and secret.)」
最速號外を摑撮らねば
睨附く阡の眼と天道様を掻潜つて
截裂き しとゝ射つ 夜を暴くのさ
謂れ無ひ流言はデマゴギヰ 騙されるな
此の筆先辿るは只 真実
宵闇に集ふ烏のやうに
竟に到着 闇の底 白日の下へ曝出せ
いざや緊急脱出
振反れば憐れ地を這ふ 然らばだ永久のイヌ公
「妾を決して捜さなひで(Hide me and not seek.)」
槍衾など歯牙にも掛けぬ程
「ペンは剣よりも強し(Fight with a sword of pen.)」
叢る使者には紙の裁きを！
纏る阡の箭と閻魔様を掻潜つて
今こそ羽撃き 夜を駆けるのさ
忌憚無ひ報道は此の手で掠撮るもの
詐り 謀り 渾て燒附けろ
宵闇に嗤ふ烏のやうに
泪零れ 其れでも勝撮る事が遺された者としての
「否、自力で生還しました(Came back by myself.)」
ヲンナの定でせう
睨附く阡の眼と天道様を掻潜つて
貫き しとゝ射つ 夜を暴くのさ
逃得ぬ 誰彼厭はず此の窓は写出す
本當の正義の在處を
然らば 孰れ亦見える日迄
宵闇に溶ける烏のやうに
最終更新：2018年07月24日 07:08
