05 steel wear

 

紙に描いたラフ画
踊り出す夜の闇
一人空を楽しげに
遠くへと飛び立つ

騒ぎ出した森に
崩れ出す日常の
リズム刻む振り子時計
合わせて狂いだす

囁く人の声に
囁く人の歌声に
囁く人の耳に
一人じゃないと呟いた

何度でも

ゆらゆら揺れていた
儚い夢の音に
忘れていた輝いた
あの頃の顔

一人部屋の隅に
座り込む人形を
抱え布団へと向かう
変わらない毎日

軋む床の音に
驚いて目を覚ます
隙間覗く猫の顔
哀しく微笑んだ

呟く猫の声に
呟く猫の歌声に
呟く猫の耳が
怖くないと強がった

震えてる

歩く道の上に
転がるガラス玉
拾い上げた
その先を考えないで

開くドアの先に
写り込む日の光
温かくて優しくて
空へと手を伸ばす

ゆるやかに流れる
永遠に身を任せ
時の音色を奏でて
落ちていく木の葉を

ひらひらと眺める
色を生む傘回し
何度でも繰り返して
夢の中彷徨う

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