07 Black Butterfly

 

囁く期待と 儚い願いは
輝き無くすと 知ってた
月夜が写した 歪な砂場に
置き忘れてきた 白い花

僅かな願いも 記憶の彼方へ
触れることさえも できない
輪廻を見つめた 天使の真似ごと
汚れた羽では おままごと

蒼い屋敷の中 見える光に遊ばれ
落ちる奈落の穴 伸ばす腕に絡む棘
誰も聞かないのに 叫び助けを求めた
闇を切り裂くため 握る罪の刃を

歌声無くした 小鳥の羽なら
誰かが私に 気付くの
時間を止めても 動き続けてる
黒くて澱んだ 水面に

足を掬われて 一人残されて
私の秒針は 動かず
誰もが忘れた 夢の片隅に
死ぬことさえも 叶わない

光無くした目に ひらり触れる蒼い髪
冷めたリノリウムと 頬を撫でる白い指

動き始めた針 絡む指に身を任せ
加速する光に 煽る邪神の黒い羽
進む大海へと 握る指に強き刃を
孕む不安さえも 抱え空高く

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。