参 星熊童子

怪気取りて 累卵を踏まう

力優りたる熊羆ぞ 如何でか払わん

乱階は寧ろ 賓の殊遇

神楽女捲りて弥猛し 語らるる鬼は

撫で交わす羅袖が 染まりて散るかな

猶以て 溺ほる

盛る饗に耽りて 上気す雨に酔い痴る

歌い上げる酔眸は 赤らかに笑まう

 

誑かしの綱は 骨灰と散れて

虎口に憚る金剛 我が時を得たり

卜占に依りて 牽強を窮め

傍ら痛き忠貞や 光や在らんと

醒め遣らぬ追儺は 忘らぬ讒陥

然りとて 甲斐無し

盛る饗に耽りて 上気す雨に酔い痴る

歌い上げる酔眸は 赤らかに笑まう

紊る者を束ねて 侠血に身を殉う

忘れられし地獄絵の 酔狂に燃える

 

あなや情けなし 邪刑謀るとは

我ら鬼こそは 道理なるものを

陥穽を破りても 厭世の募るとも

斯くものうのうと 然らばご破算や

 

盛る饗に耽りて 上気す雨に酔い痴る

歌い上げる酔眸は 赤らかに笑まう

紊る者を束ねて 侠血に身を殉う

願いあげる永久の 酔郷や在れと

 

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