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箒で掃いたはずの 塵に似た 迷い
それは 小さな誇りを 捨て切っていた 想い
完全に 取り切ったと 思っていても
風で飛ぶ程に 少し残っていて
気付かないからと 足で踏んで
ゴミ箱 そっと 蓋 閉じた
今 この現実から 目を逸らしても
埃 舞って 涙は流れるから
あなたといる今日が 汚れていたって
大切に集めていよう
ナイフで狙った 的外れにした 願い
日々を削っては 散らかしていた 偽り
ふと 床見てみれば 山積みなった
小さな欠片の中に 立っていて
転んでみても 痛くなくて
踏み出す足を 滑らせる
切り裂いた その中が 贋物に見えても
閉まっていた 正解が 顔出すから
胸に隠し持った タネを曝して
ただ 凛と ここに立てばいい
ポットに注ぎ出した 想いを
開いた紅茶の葉が 紅く 色染めて行く
最後に落ちた 一滴には
その全てが 詰まっていて
些細な幸せが ここにあるから
時間止めて 永遠に続けばいい
そんな毎日が 胸膨らます
形だけのものじゃなくて
切り裂いた その中が 贋物に見えても
閉まっていた 正解が 顔出すから
胸に隠し持った タネを曝して
ただ 凛と ここに立てばいい
最終更新:2023年12月31日 03:36