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目の前見つけた 既存をなぞって
当然であるかのように
風に乗せ 私は ばら撒いた
文字数が 足りずに
誰かを 傷つけてしまっても
出来るだけ 真実を語って
枠外に はみ出した 嘘は
ときとして 誰かの胸に響く
注釈なのかもしれない
手に負えなくて 丸めてしまった
紙を 開いてみたら
意外と 容易い事に 気付いて
人は 皆 自分の都合の良い
生き方 探して
誤魔化して 山積みになった
上手くやり過ごしてた 日々は
本当は 全部 書きたくて
ぐしゃぐしゃの ゴミ箱 見つめる
限りある 紙数の中で
ありのままは 書けないだろうけど
誰かが 差し伸べる 行に
私が 手を取る 段として
出来るだけ 真実を語って
枠外に はみ出した 嘘は
ときとして 私の胸に響く
旋律なのかもしれない
最終更新:2018年07月19日 20:34