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|album=
求
|circle=
凋叶棕
|vocal=めらみぽっぷ
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|guitar=光収容
|original=ほおずきみたいに紅い魂
|dam_req=none
|joy_req=none
声も出さずに。誰かを狙っている。けしてあれらに気を許してはならない。
それはこんな夜のように…
笑顔を交わした刹那、突然襲い来る。
―静寂の内に。
力のないものゆえ 群れ集まりながらも
それを指揮するものなどけして持たない
歯止めの利かぬがゆえ 発露する暴力は
無名の集まりを以てして理なく
何者にもなれないままに 群れているだけのものこそ
弱いようでその真実 侮ってはならない
その無邪気な笑顔の奥に 何を潜ませているのか
けして知れたものではない 耳を澄ませたなら…
群がり来るのは まるで誰かを
その仲間として引き入れようとするかのように
名前を持たない 有るかさえ知れない
笑顔を貼り付けた無名の集団を形成して
残酷な自然の権化は その幼い姿かたちは
間引かれた幼き子の 生き写しかとさえ
没個性的な笑顔の裏に 凶悪な牙を持ち
多勢に無勢 群がり来れば 抗いようも無く
恨むこと この身を嘆いては 涙ながら憎むこと
この感情 薄れはしても 消させはしないだろう
――仲間じゃない。その手を離せ!と。叫ぶ私に。その笑み、終ぞ崩さず。ただ見下すように…
純粋なままに。偏執的なまでに。ただ残酷に。私を見つめて。嗚呼。
最終更新:2022年07月24日 20:38