05 たとえば夏の星座に



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|vocal=普透明度
|original=月面ツアーへようこそ
おかえりなさい 新しい世界
あなたは また遅れているの?
深海の旅 たった7kmが
遠くて もう息が続かない

熱い銀色の虹が
カウントダウン無視して
<ちょっと待っててねって>
空に消えてゆくの
内側で見ている
<そう言って驚かさないで>

限りなく続いているのかしら
青く輝く世界の扉よ開け
夜が明けるよりも静かに

どこまでも行ける
二人なら そう思わせて
迷わずに 何も見えていないはずの
あなたの目に何が映る
透明な迷路 歩む



燃料切れのオレンジが
予防線の彼方へ
<もう戻れないねって>
墜ちて燃え尽きるの
内側で見ている
<そう言った悪戯な笑顔>

有限が息苦しいわ だから
白く揺らめく波間を泳ぎ目指した
未知なるあの星へ 真っ直ぐ

重力を越えて
浮かび上がる もう止まれない
迷わずに 何も見えていないはずの
あなたの背を追いかけている
真っ暗な闇を抜ける

震える手を握りしめてよ まだ強く
堕ちるならあなたの声に

限りなく続いているのかしら
青く輝く世界の扉よ開け
夜が明けるよりも静かに

夢を叶える星は
ひととせを待つのが苦痛
だけど私には
言われるがままの道のりでも

飛び越えていける
あなたが居る 手を引いてくれる
あなたにもらった靴なら行ける
二人でなれる たとえば夏の星座に
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最終更新:2018年08月08日 07:28
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