07 幽玄の世界 feat. ytr



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|album=Love≒Sick
|circle=魂音泉
|vocal=たま;ytr
|lyric=ytr
|arrange=Coro
|original=童祭 ~ Innocent Treasures
夢違え見た幻の朝靄と曖昧な記憶を
現し世は、崩れゆくモノには目もくれず
空夢で見た、古の幽玄の世界の景色と色
白日は沈みゆくモノに影をつける

集まり笑い合い 現世の合間にも和気藹々
時が止まる魔法かかる随にも僅かな愛
目に映る色とりどりの水面にすぐ口付けを交わし合う
気を抜けば朝になる 気が済むまで共に語り合う

暗がり月灯りが照らす森の中 夢見心地の場所
誰しも連れ立って騒ぐこの夜に溢れる踊りと歌唱
感情は迷走 欝から躁 喜怒哀楽が乱れ演奏
来たれ幻想の日影へと 眠らない夜なら無礼講

夢違え見た幻の朝靄と曖昧な記憶を
現し世は、崩れゆくモノには目もくれず
空夢で見た、古の幽玄の世界の景色と色
白日は沈みゆくモノに影をつける

零れた涙が染め上げた 一片の桜
風切る羽音 一匹の揚羽 踊るように飛ぶ
その通り道に見たものは
誰も見ず 顔を上げず 揺れる鏡と瓜二つ
力なく這いつくばる 意識が溺れ水に浮かぶ

霧がかる情景 朦朧 廻る世界 並ぶ走馬灯
微睡み夢で啼く妖かし 崩れ落ちる重力に逆らい
瞳孔の奥 偶然と必然 見つめる歪む暮れに時雨
お互いおざなりになる夢の一夜 この場も元に戻るいずれ

夢違え見た幻の朝靄と曖昧な記憶を
現し世は、崩れゆくモノには目もくれず
空夢で見た、古の幽玄の世界の景色と色
白日は沈みゆくモノに影をつける

現し世 静まる 沈黙が包む終わりの時を
皆々も横になり砂と化す夜に笑う

数々の出来事も過ぎ去れば出来心
咲いた花も今は無く 漂う残り香だけが儚く
ほんの少し 僅かの間にいつか流れを止めた雫
影が素通り それを境に動き出す頃月が沈む

夢違え見た幻の朝靄と曖昧な記憶を
現し世は、崩れゆくモノには目もくれず
空夢で見た、古の幽玄の世界の景色と色
白日は沈みゆくモノに影をつける
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最終更新:2018年08月04日 09:01
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