08 四番目物「奈落唱」



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|circle=凋叶棕
|vocal=Φ串Φ
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|original=ピュアヒューリーズ ~ 心の在処
おお
おお

けして終わらぬ 螺旋を描いて
因果は因果 名前さえなく

いつまででも 怨み続け
いつまででも 憎み続け

嗚呼


教えてやろう
数多ある感情 それら全てを
ひとつひとつ消し去っていって

そうしていつか
消え果てた感情
その最後に残る純粋な思いとは何か

「怒り」というのだ


声が聞こえ来る
向こう岸から 呼ぶあの声
その声の主を
誰が忘れられよう

腕手の温もりを
柔肌の確かさを
覚えている 覚えているだろう いつまでも

嗚呼 この世界へと
産声を高くあげ
その在った証だけを この心に刻んで

宿す影よ 形なき影
けして果てなきよう


そう
   ただ消えぬ愛のその果ての思い
そう
  ただある慈の果ての思い
そう
 その面影に向けさえする思い

そう
純なる思いはどこまで


おまえが 愛しい

 おまえが 恋しい

――ほどに。


だから
聞かせてやろう
いかほども言葉をつむぐ事無く
ただ思いの混り気の無く

永遠にさえ
辿りつくことまで叶う程にも
純然たる思いとは何か

「怒り」と呼ぶのだ


この眼の前に
今も立っているのに であるのに
触れることさえも出来ぬ幻を抱く

袖を濡らす
涙ももはや渇き果てて尚
泣いている 泣いているのだ いつまでも


嗚呼 この心の中
その面影の限り
この心のごとく お前はそう永遠に


故に
この名に背負うのなら
純なる思いに任せては

我が愛しきもの
その影でさえもう

たとい影よ 思い果てつも
けして果てなきよう


そう
   ただ恨むために恨み続けるは
そう
  ただ憎むために憎み続けよう
そう
 ただ生きるために生き続けること

心は奈落へ堕ちても


そう
   奈落に咲く奈落の花のように
そう
  奈落で歌う奈落の歌のように
そう
 奈落に在って奈落に身を浸す

ただ怒りの潰えぬままに
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最終更新:2018年07月20日 18:29
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