08 ―戌の一つ―「千夜一夜」



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|circle=凋叶棕
|vocal=めらみぽっぷ
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=夜が降りてくる ~ Evening Star
ゆらりゆうらり
ゆうやけこやけ・・・・・・爛れた傷口をひらく空のした

ちいさくちいさく
そのかげひとつ・・・・・・覆い被さる空が呑み込む前に


何かを恐れながら
その何かの
何が恐ろしいとさえ知らない
本当は誰も知らない


千の陽が落ちては
今宵も この薄闇の向こう側に
いくつもの織成す 物語が眠っていく

夜がその手を 優しく伸ばして
あなたを 幻想郷を 抱いて



━━━━さあ、夜が降りてくる。


ゆらりゆうらり
まっくらくらけ・・・・・・剥き出しにされるその牙は鋭く

おおきくおおきく
そのうしろがわ・・・・・・後ろは正面誰もが刺客となる


何を恐れるものか
その何かが
何を恐ろしく見せていようと
ただの数字の変化を


千の夜の帳
今宵も われらの時間が始まっていく
いくつもの麗しき 止め処なき暴力を伴って 

硝子色の月 風が哂う声
迷い込んだもの誰も
二度とは 帰さぬように


千度明け
千度暮れ
そうして 今宵もまた夜が来る。

生まれ出でて
死んでゆく
無限の物語を見届けながら。

誰もかもを
何もかもを
尚も口閉ざす賢者は。

空の何処か
隔つ空
その色彩を独り今も見つめている。


 けして破れぬ境界を━━━━。


幾つの夜を越え
そうして 千夜を数えて また一夜の始まりとして
変わらぬまま いつしか全てを語り尽くすそのときが来るまで

千夜一夜
今宵も 眠れよ その夢に見る遥けき幻想を
相い幻視るとき その手に抱くは新たな一夜の物語となれ


護り手のうた ところあまねく
今尚 夜明けは 遠く
然れば 眠れよ 眠れ
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最終更新:2018年07月20日 18:33
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