09 emergence



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|album=
|circle=凋叶棕
|vocal=めらみぽっぷ
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=東方妖恋談;二色蓮花蝶 ~ Red and White
今。
何を思えばいいのだろう。
この手に残る 確かなその感覚に。

脆く 崩れ落ちるそれを見ては。
自分の何かも重ねたか。

ただ、幼い少女のままでいられたならと―――。
けれど、一度生やしたこの羽は、まるで―――呪いにさえ似ている。

何か大事なものを
落としていくように
この身体は軽く、何からも―――

―――きっとこう生きるよりも、他に何も知らない。
ならせめて"これ"を厭わぬよう。

……けして 赦しなど乞うものか故に何も赦すものか、嗚呼。

ただ、凛と強い儘に。


今。
お前は何を思うだろう。
どうして自分なのかとその目は云うけど。

それは。
お前の目に映る者も。
変わらぬ問を 抱えている。

何も望みなどしなかった、欲しがりさえも―――
だからこれは 何かを奪われたのか、それも―――私には分からないのか。

「けして赦しを乞うことなく」
「故に何も 赦すことなく」
「ただ、強く強く強くあれ」
「この名前を 背負う 限りは」


自分が願う自分などない、ここにいるから―――。
けれど、これだけが私なのだろうか、私とは―――何なのだろうか。

答えの無い問など
忘れるがいい
どうせ誰も何も持てはしない

―――だからこう生きるより他に何も知らずに。
さあ、せめて"これ"を厭わぬよう。


心の何処かで また
何かを捨てて
この心よ軽く、何もかも―――

―――そうして何からも縛られず、空を飛ぶ!
その涙の意味を、忘れても。


……ただ強く強く強くあろうこの名前
背負う限りは、嗚呼。

そう凛と強い儘に。
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最終更新:2024年04月11日 20:53
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