【注意】
現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。
この問題は、以下のいずれかが原因となっています。
- ページがAMP表示となっている
- ウィキ内検索からページを表示している
これを解決するには、
こちらを
クリックし、ページを通常表示にしてください。
貴女が植えた感情の蕾は恋の花咲かせ
純潔が灯す美の馨しき谷間の姫百合よ
とおあまりよつ緋の髪飾り結び
幼き胸に刻む穢れぬ誓い
新月に集う儚き夢は
人と成り生まれ堕ち逝く魔法
囚われの糸を此の身で裂いて
再び貴女に出会いたい
満月に抱かれ揺り篭のなか
憧憬の輪廻翼を焦がして
神様が戯れに傾けた収束へ
ゆめゆめ徨わずに向かうわ
憶えてますか「永久に二人」と
約束したのを
育てた愛の花蕾を砕き
手折り捨てるのは誰?
人形が見た甘い不実のままごと
なんて愚かな…涙流すあやかし
金色の夜は揺らめく蝋燭へ
二人の名前を刻んでいくわ
緋の髪飾りで縛り身も気も
一つに混ざり溶け合いたい
土色の朝は猛毒の中
噛み付く痛みが心を犯す
触れたいと願う嘆く此の手は
恋で焼けた涙を消した
新月に集う儚き夢は
逃げる程絡む御伽の因果
人の巣窟に穢れ溺れて
嗚呼…憎悪が蝕む心
終わらない時間は鏡の迷路
誰かに似た人形とあやかし
神様が戯れに傾けた収束へ
ゆめゆめ徨わずに向かうわ
最終更新:2018年07月24日 07:21