04 幻舞



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|album=The emotion
|circle=少年モラトリアム
|vocal=猫織
|original=砕月
遡る時の流れ ひとり歩く坂道
紅く染まる葉がゆらり
悲しく地に落ちていく

憂いに馳せる古に 独り歩く鬼の眼
(あか)く染まる頬ひやり
風、(うつつ)に連れていく

もしも世界が(変わるのならば)
この退屈な(日常を)
活かしておくれゆらゆらと 燃える炎のように

もしも願いが(叶うのならば)
此の空っぽな(疎の心)
充たしておくれなみなみと (さかずき)の酒の様に

もしも出会いが(違ったならば)
ただ指先で(その髪を*1
撫でられたろうかさらさらと*2 想いは煙の様に

もしも願いが(叶うのならば)
此の空っぽな(疎の心)
満たしておくれ君の手で 盃を交わす様に

妖が棲み潜むその山で
ただ頂、目指して駆けた
月の笑い*3 煩わしくて
遠き夜空(そら)に吼える

幻が映し出す面影に
ただ力を奮い続けた
明日、明日そのまた明日
時だけが過ぎてく

嗚呼、もしも願いが(許されるならば)
この空っぽな(鬼の心を)
充たしておくれ君の手で 未来(あした)想い眠る

妖が棲み潜むその山で ただ力を奮い続けた
ひとり、飢えた鬼はやがて 愛し君に出逢う
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最終更新:2018年07月25日 06:54
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*1 歌詞カードでは「その頬を」と記載されている

*2 歌詞カードでは「柔やわと」と記載されている

*3 歌詞カードでは「嘲笑い」と記載されている