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指を瞳を心で形を覚えてる
アナタの視線に 生きがいを得た
抱きしめて 満たして
また足りなくなって
構ってくれなきゃ
ダメになりそう
木に彩った
アタシの理想の優しさは
ただアナタには
無意味な飾り物
視界 記憶
期待の数だけ掠れてる
はらり 愛が
地面に落ちてゆく
風に揺れて
人知れず花は散りぬるを
今宵 アタシ
愚かな灰桜
未だ幽かに聞こえる アナタの低い声
涙で滲んで 乱れる心
アナタだけ それだけ
何も要らなかった
離した その手が
教えてくれた
木に彩った
アタシの色した花びらと
まだ違う色
どうか見つけないで
未来 笑顔
期待の数だけ掠れてる
はらり 夢が
地面を染めていた
頬を伝う
涙人知れず零れても
今宵 アタシ
汚れた灰桜
胸に残る
期待の残骸手のひらに
そっと吐息
世界に散らばった
風に消えて
人知れず灰は散るけれど
未だ芽吹く
哀れな灰桜
最終更新:2020年07月22日 02:16