03 幻想神話



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|album=サディスティックブラウニー
|circle=豚乙女
|vocal=ランコ;mineko
|lyric=aoma
|arrange=衝動的の人
|original=プレインエイジア;懐かしき東方の血 ~ Old World;月まで届け不死の煙
天地(あめつち)に照り往く蓬莱の(あけぼの)

(あした)を願う罪が 此の身を包む
凍てた言の() 其の身を切り裂く

我 今も 尚 (もが)き 火の()を撒いて
産土(うすぶな)に還れず 死の夢を抱いて

猩紅(しょうこう)(ひか)(からだ)に 蘇芳(すおう)の灰を塗り 火を点し
燃え盛る闇の中 唯 貴方の夢を見るならば

然様(さよう)ならも何もかも捨てて
朽ち往く私 梧桐(あおぎり) 此の身を委ねた宿木 嗚呼

愛し人 呼び声は()れて
柘榴(ざくろ)の瞳は 生命(いのち) 今も其の(ほら)に宿して 嗚呼

醴泉(れいせん)は森羅に満ち(ざわ)めく
甘露(あまつゆ)に惹かれただよう羽虫(うちゅう)

足許(あしもと) 揺らぐ 落ちる 飛沫(しぶき)を上げて
凍てた水縁(みずべき) 呼び声を上げて

暴け狂えど (みず)(さや)かに包む
涙は澪引(みおひ)き 此の身を流れる

唯 独り橋を戻る 其の背を見送れば 涙落つ
淵源(えんげん)を求め 幾度 唯 枯れた道 辿った

其れは 然様(さよう)ならをよびもどす為に
月の下 飛ぶ(そにどり) 貴女を捜して彷徨う 嗚呼

愛し子を呼び(かえ)すように
翡翠の瞳は 泉 ()けた(くろがね)を 沈めて 嗚呼

然様(さよう)ならもい何もかも捨てて

然様(さよう)ならも何もかも(すべ)(はじめ)から無かった事に
出逢いだけを 唯 残して 嗚呼
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最終更新:2019年03月02日 13:29
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