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囁いて 君の好きな嘘を
その瞳には 映らない楽園
咲いては 散っていく 花のように
どこかで 待っていた 夜のように
どこまでも紅く 望まれては
いつか来る終わりへと 身を委ねてる
夜の色が 変わるくらい 何もかも 紅く 染めあげて
君の傷も 君の嘘も 深い霧に隠せばいいよ
おやすみなさい 夜は明けずに 夜空さえも 紅く 染めるから
なのに君は どこへ行くの？ こんな夜は 君に 似合うのに
ほら また 紅く 染めあげて
踊らせて 君の好きな曲で
どんな歌でも レクイエムに変わる
溶けては 散っていく 散文のように
どこかで 待っていた 夜のように
いつまでも紅く 染められては
叶わない祈りへと 身を焦がしてる
夜の色に 沈みそうな その瞳 紅く 鈍く光る
僕の傷も 僕の嘘も 深い霧では隠せないよ
おやすみさい 夜は明けずに 陽光さえも 紅く 溶かすから
なのに君は どこへ行くの？ こんな夜は 君に 似合うのに
その笑顔が 歪むくらい 何もかも 紅く 染めあげて
こんな夜は こんな夜は どこへも逃げられはしないのに
おやすみなさい 集めた痛みも その涙も 紅く 染めるから
なのに君は どこへ行くの？ こんな夜は 君に 似合うのに
ほら また 紅く 染めあげて
最終更新：2019年04月11日 23:09
