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|album=
奏
|circle=
凋叶棕
|vocal=nayuta
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=U.N.オーエンは彼女なのか?
どこかの裂け目から。
もれいでた雨音。
けして絶やさぬ様。
今日も降り続ける。
馬鹿みたい。
何を怖がって?
独りぼっちの私。
慰めているつもり?
そんな仕業で。
そっと踏み砕いた砂糖菓子の響きだけ。
けして喋らない貴女の言葉にするのよ。
それこそ呪いみたいに。
そうよしっているの。
あなたがそうするのは。
わたしのためなのね。
きょうもやむことなく。
ほらこんなにもね。
まもりたいのね。
うしなわれぬようにと。
どれほどこわがっても。
そんなことさえ。
「――なんて素敵なのね。貴女が愛してくれるのは・・・」
わたしがどこかで。
きずつけられぬように。
せまいせかいで。
かぎをかけたまま。
確かめられぬ感情。
止まぬ雨音 耳を塞いで。
「――そうよ素敵なのよ。貴女が愛してくれるのは・・・」
わたしがどこかへ。
いってしまわぬように。
「――だから素敵だから。私はずっと愛されて・・・」
あなたのあまおとと。
ずっとここにいるのね。
せまいせかいで。
くずれおちるまで。
ひざをかかえて。
くさりおちるまで。
最終更新:2019年06月09日 15:40