02 Closed Rain



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|circle=凋叶棕
|vocal=nayuta
|lyric=RD-Sounds
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|original=U.N.オーエンは彼女なのか?
どこかの裂け目から。
もれいでた雨音。
けして絶やさぬ様。
今日も降り続ける。

馬鹿みたい。
何を怖がって?

独りぼっちの私。
慰めているつもり?
そんな仕業で。

そっと踏み砕いた砂糖菓子の響きだけ。
けして喋らない貴女の言葉にするのよ。
それこそ呪いみたいに。


そうよしっているの。
あなたがそうするのは。
わたしのためなのね。
きょうもやむことなく。

ほらこんなにもね。
まもりたいのね。


うしなわれぬようにと。
どれほどこわがっても。
そんなことさえ。


「――なんて素敵なのね。貴女が愛してくれるのは・・・」

わたしがどこかで。
きずつけられぬように。

せまいせかいで。
かぎをかけたまま。


確かめられぬ感情。
止まぬ雨音 耳を塞いで。


「――そうよ素敵なのよ。貴女が愛してくれるのは・・・」

わたしがどこかへ。
いってしまわぬように。

「――だから素敵だから。私はずっと愛されて・・・」

あなたのあまおとと。
ずっとここにいるのね。


せまいせかいで。
くずれおちるまで。

ひざをかかえて。
くさりおちるまで。
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最終更新:2019年06月09日 15:40
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