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鈍足に引き摺られ 夜を迷走する
退屈が極まれば 猫も哲学する
「まだ 答えを出すには早過ぎる」
五月雨空を見上げ ふと呟く
踊れ 躍れ 時を越え
過ぎし日々を忘却して
得体の知れない魔法で
千歳に永遠に鮮やか
笑え 嗤え 人の憂い
現の傍の幸福
異次元の夢を追い求め
咲かせた花火 艶やか
福得を限られた 自我が衝突する
背徳に穢されて 愛が欠落する
また 弱きを強きが弄ぶ
仮初模様仕立て 黒く染まる
踊れ 躍れ 時を越え
在りし日々を回想して
期待を託した魔法で
千歳に永遠に軽やか
笑え 嗤え 人の憂い
卑屈の咎を際立て
静電の揺れを携えて
散らせた火花 甘やか
月が降り注ぐ野辺を刳り貫く雷撃音
相克の現実は 袂分かつ懐疑論
外圧に晒されて 乱れ飛ぶは罵詈雑言
冷徹な殲滅だ 総当たりで超技巧
踊れ 躍れ 時を越え
過ぎし日々を忘却して
得体の知れない魔法で
千歳に永遠に鮮やか
笑え 嗤え 人の憂い
現の傍の幸福
異次元の夢を追い求め
咲かせた花火 艶やか
静電の揺れを携えて
散らせた火花 甘やか
最終更新：2019年06月23日 12:11
