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眠れぬ夜は
そして日が暮れてゆく
そして里も眠りゆく
そして私はそっと紡ぎ出す
そしてまた暗い夜が来る
閉ざされた歴史でさえも
隠し得ぬ罪の形
朽ちる事のない火の鳳は
自らをも紅く染めていく
もはや人と呼ぶことのない身体でも
人として泣いているなら
せめてこの夜の間は
貴女とともに居たいと思うよ…
眠れぬ夜は
貴女のことを独りきり想い続けて
そしていつもの様に強がるのだろうかと
独り
人ならぬ身を持て余すこんな夜は
少しだけでいいからねぇ傍に居て欲しいよ…
きっと日は暮れてゆく
きっと里も眠りゆく
きっと貴女はそっと紡ぎ出す
きっとまた暗い夜が来る
人と伴に生きること
形を持たぬ何かを
与えることができるのならば
それを強さと呼んでみたい
もはや人と呼ぶことのない身体でも
人として泣く夜もある
せめてこの夜の間は
貴女に甘えて居たいと思うよ…
眠れぬ夜は
貴女の胸に顔を埋めて居られたら
きっと強がることも無く泣けるのだろうに
独り
人ならぬ身を持て余すこんな夜は
少しだけでいいからねぇ傍に居て欲しいよ…
知られざる歴史の向こうで泣いている
孤独に押し潰されそうに
せめてこの夜の間は
貴女を守っていたいと思うよ…
眠れぬ夜は
貴女も私と同じ様に孤独なの
そしてこれはきっと今夜だけの隠し事
二人
人ならぬ身を持て余すこんな夜は
少しだけでいいからねぇ繋がっていようよ…
最終更新:2022年12月28日 09:04