01 水底のメロディ



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誰もいない水底(ばしょ)
一人奏でるメロディ

寂しさを紛らす
独りぼっちのメロディ


寂しがり屋の河童が恋に堕ちた相手は
声も届かないほどとても遠い人でした

水の底から見守るほどに―恋しくて。
姿をかいま見ては淡い思いを馳せる


ああ人魚姫のように
(おか)に上がれたとしても
その先には叶わない届かない世界
詮無き妄想はどこへ行く

宛ら人魚姫のように
傍に行けたとしても…嗚呼

溜息がわりに
呟く言葉は
河の流れに消えて

…それでも今はひとり。


誰もいない水底(ばしょ)
一人奏でるメロディ

胸の鍵弄ぶ
独り善がりのメロディ


恥ずかしがり屋の河童は想い寄せる相手に
声を掛けることすらずっと出来ずにいました

越えられぬ隔たりを思うほどに―悲しくて。
姿をかえり見ては叶わぬ夢を描く


夢は思いを留めることはなく
寂しさに手を伸ばすも

その目に映る
拒否と怯えの色

何て救われぬストーリー…


ああ人魚姫のように
陸に上がった先は
童話より残酷で無慈悲な世界
王子は何処かへ消えて行く

結局人魚姫ですらなく
傍に寄ることも出来ず…嗚呼

諦め胸に
たてる水音は
河の流れに消えて

ああ人魚姫になどなれず
傷痕抉るアイロニー

…ひとり水底のメロディ。
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最終更新:2021年12月26日 01:06
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