06 パラレルスカイ



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ほらここがパラレルな空
踏み越えた私だけが、
こんな世界(きせき)と、歩んでゆける。

心が響く、あの鐘の音のように…!


銀色の風が吹きあげたなら
みあげればそこにはほら、見慣れない空

七色の星の海が輝いて降り注ぐ
あの子たちのままなら、知らないでいた空

心には帆を立て自称は航海者
そしたら卵だってね立ててみせるの

銀色の風が吹く
まぼろし色の風が吹く
かつてのすべてを吹き飛ばしてしまうように

…胸を弾ませて、(すそ)(ひるがえ)しながら、
幻想をこの手に、ぎゅっと握りしめて。

―そしてその手に輝く、
客星(ほし)の、光を、今、ああ!


どんな教科書にも
載ってなかった、
いつか叶えられたらなって描いてた夢

その全てがみんな
ここでは現実に変わっていくから…

―ここは何て素敵な…ワンダーランド?

ほら、ここがパラレルな空
踏み越えた私だけが、
こんな奇跡と、歩んでゆける。
心の鐘を、鳴らせ、ウェストミンスター!


その背中の羽は、神秘の象徴?
意を決して問いますは「ええと、アナタは…?」

 妖精の「ような」アナタ。
 (妖精でいいのかな…?)

 ―目の当たりにしたリアルは、
  割とコケティッシュ。


作り物などではないおとぎ話が
常識を破壊する、そんな毎日。

宝物が溢れてる
エキセントリックに舞い踊る
ついにはアコガレ続けた、未知との遭遇?!


()を輝かせて、息を吸い込んだなら、
幻想をこの手に、ぎゅっと掴み取って。

―かつて朽ち果てたはずの、
古い、秘術(まほう)を、今、ああ!


どんな言葉だって
信じられない、
全ては伝説の作り物だったはずで

でも全てがみんな
当たり前のように息づいているから…

―いつかロボットにだって出逢えるかもね?


遠くを
見つめてみて
映る空は
みんなと
違うのだけれど

私はこれがいいんだって
揺るがない想いを胸に


…息を吸い込み、勇気振り絞ったなら、
幻想をこの身に、ぎゅっと溢れさせて。

―越えて、何にも囚われず、
自由を、体現する、空へ!!


ついには神様へ!
ほかの人にはできないことでも、
私ならできるよ、全部!

その全てがみんな
私に力を与えてくれる…

―そんな気持ちをそのままに歩いていこう!


ほら、ここがパラレルな空
踏み越えた私だけが、
こんな奇跡と、歩んでゆける。

この音と共に、踏み出そう、この一歩を…!
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最終更新:2020年07月22日 00:17
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