投機としての文学

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**紅野謙介『投機としての文学―活字・懸賞・メディア』(isbn4788508400) #amazon(4788508400) 某アーカイブでTRANSARTブックガイド第二版を見かけ、徳永直『[[光をかかぐる人々]]』の項目に本書が紹介されていたのに今頃気づき、あわてて眺めてみた。 紹介文には、かうあった。《紅野謙介『投機としての文学――活字・懸賞・メディア』(新曜社、2003年3月20日)の「はじめに――花田清輝と徳永直と」(pp.9-19)では、「三谷幸吉から徳永直へ、徳永直から花田清輝へ、歴史をめぐる問いのリレー」(p.18)を見ている。》 この紹介文を見て、ひょっとすると幻となっている三谷の“再販原稿”を花田が受け取ってゐたといふやうな驚くべきリレーが行はれていたのかと勝手に想像してしまった己なんだども、さうぢゃなくて、[[花田が3回も『光をかかぐる人々』に言及してゐたこと>http://d.hatena.ne.jp/uakira/20090619]]と、『小説平家』など随筆風論考小説を数編記したことを指して、「歴史をめぐる問いのリレー」と紅野が評したってことだった。 紅野先生は『[[本と活字の歴史事典]]』の小宮山論攷にも言及されてゐるんだども、その書きぶりから察すると、『[[世界文化]]』連載の『[[光をかかぐる人々]]』続編はご覧になってゐない模様。 ――以上、2009年10月17日記す。

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