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  • 183(2-23)様: 『ぷれぜんとふぉーゆー』

 朝起きたらまだ夢の中だった。

「目を開けたまま何を言ってるんだお前は。現実を見ろ、現実を」
 どう見ても現実とは思えないような光景が腕組みをしながら偉そうに言う。
 いや、だって、お前。
「……つか、冬の朝だってのに寒くねえのか……?」
 布団から上体だけ起こした俺の目の前には赤と白と金色の三色。
 いや白といってもそれは言葉の綾ってもんで実際には色素が薄めな肌色なわけだが。
 その色白い肌の上を鮮やかな赤が何条も走って――というか巻きついて、白い地を細かく
分断している。更に、肩や背へ流れ落ちて体の線に纏わり付く金の髪がその赤にひときわ映えて
目が覚めるようなコントラストに。

 平たく言うと、素っ裸に真っ赤なリボンをぐるぐる巻いて肩の辺りで蝶々結びにした女が
目の前に、布団に寝ていた俺に半ばのし掛かるような格好で。
 幅5センチくらいのリボンで股間や胸の頂点は上手いこと隠されていたが、逆を言えば
それ以外の部分がチラリどころではなく見え放題だ。今しも丁度こう、体勢的な事情から
俺の顔の真正面にはリボンでくびられる事で余計に強調された胸の谷間がおはようございます。

「今日は親しい相手へ朝一番で贈り物をする日だと聞いている。しかし、お前はいつ訪ねてくるか
解らないので準備のし様が無かったし、そもそも一箇所に腰を落ち着けずフラフラ旅を続けている
お前に余計な荷物を持たせても却って迷惑だろうと思って」
 消去法で考えて私をくれてやろうというわけだ、と何故か胸を張って自信満々な彼女。
 確かに今日は(言われて今気が付いたけど)そんなような行事のある日だった気がするし
その心遣いは実際ありがたい。でもなんでそこで裸にリボン巻いて私をプレゼント☆という
結論に至ったのか俺にはサッパリ解らねえ。
「部下がこそこそ読んでいた本にそういった話が載っていてだな……つまり、男というものは
一般的にこういったものを喜ぶのだろうかと……」

 女上司にエロ本読んでるところを目撃された上、余計な誤解まで受けた部下の人にちょっと同情する。
 ていうかいい年こいて――俺よりよっぽど年上なのに――エロ本なんかの誇張表現を真に受ける
軍人のしかも管理職ってのはどんなもんだろう。
 単に真に受けたのみならず、ソレを実行に移すだけの行動力があるってところも更に厄介だし。

「……もしかして…あまり、気に食わなかったか……?」
 俺の沈黙と、ものすごく表に出てた気のする頭の痛そうな表情をどう受け取ったのか、
彼女は目に見えて消沈する。そうだな、冷静に考えたら馬鹿みたいだし、とぽつり呟く声。
 うん、とりあえずその格好をする前に冷静に考えるべきだったろうとは実際思うけど。
「…まあ、確かにかなり驚きはしたんだが、それは置いといて」
「え?」
 中途半端に浮かせかけただけだった上体を勢いよく起こし、伸ばした腕で目の前の相手を
引っ掴んで抱き寄せれば、我ながら呆れるほどの早業で俺の腕の中に抱きしめられる形となった
彼女は今更ながら慌てたように身を捩る。
 こんな感想も勿論今更なのだが、リボンしか身に着けてない、などとはしたないにも程がある姿では
どんな仕草をされても煽情的過ぎて、俺の起き抜けの下半身はとうにのっぴきならない状態なのだ。
「プレゼントなら、もらってもいいんだろう?」
 囁いた言葉の意味を呑み込んだ顔が、巻かれたリボンに肩を並べるほど赤く染まって、しかし
やにわに観念したよう、こくりと頷く。
 その承諾を目にするよりも早く、赤い布地の下へ両手の指を滑り込ませれば蚊の鳴くような声が
受け取ったのならリボンを解けと言ってきた。
「……プレゼントなんて久しぶりだから、もう少しくらいは堪能したいな」

 ばか、と小さく罵った声が朝の空気に溶けて、しかしプレゼントは大人しく俺のものになった。



  • 生殺し様(2-45): 『スク水』

ヴィラ子の昔話とか

士官候補生の訓練のひとつに水泳がある。
絶え間無い全身運動による心肺機能と持久力の強化がその主たる目的だ。
必修教科であるため全ての士官候補生がプールサイドに集まる。
教官が点呼を取り最後に自分の名が呼ばれた。
その視線は好奇か、嘲笑か。同期生が皆振り向く。

(そんなにメスの候補生が珍しいのか。)
濃紺で胸までの水着を着ているのは一人だけだった。

訓練終了後、数人に呼び止められた。
貧弱なメスに好タイムを出されたのが悔しかった腹いせだろうか。
「お前は海パンじゃないのかよ、ヴィラル?」
がたいの良い同期が水着を引っ張る。

(省略されました。あとは煮るなり焼くなり御自由に。)



  • 183様(2-100): 『身長ネタ・年下の男の子』

「お前なんか、昔はこの辺りまでしかなかったくせに」
 不機嫌そうな声で彼女はそう言って、自分のバストの下辺りをとん、と叩いた。
 なにも「そういえば俺たち、身長同じくらいだな」とか言っただけでそんなに機嫌悪くならなくてもいいのに。

 まあ確かに、最初に遭遇した時点じゃ俺は相当チビだったし向こうは随分と大きく見えてた。
 何せ、獣人とはいえ兄貴より背の高い女の人を見たのは初めてだったから驚いたし――
それ以上に、すごく怖かった。
 人間と似てるのによく見れば全然違うその姿、大きな手と鋭い爪とか、ずらりと並んだ尖った牙とか
ぎらぎらした目とか、肉食獣そのものみたいな身のこなしとかが気味悪くて、
そして振り回す刃物が、駆るガンメンが容赦も躊躇いも無く人間の命を刈り取ろうとするのがとにかく恐ろしくて。
 すっかりビビって逃げ出しかけて、兄貴やヨーコに気合入れられた事もあったっけ。

 だけど、何度も戦いを重ねるうちに力が追いついて。
 七年の歳月を重ねた頃には背も追いついて。

 今こうして、すぐ側に立って不機嫌そうな顔をしている彼女はほとんど等身大の存在だ。
だいたい同じくらいの位置に肩が並び、顔を見合わせればいとも簡単に視線が合う。
 お互い強いところも弱いところも沢山見たし、見せた。背中を預けても安心できる。もう怖くはない。

「たかだか7年かそこらでやたらと縦に伸びたからと言っていい気になるな。
背の高さが並んだ程度で対等になったと勘違いされては困る」
「身長が並んだだけでそんなにムキになられても困るよ。別にいいじゃないか、
同じくらいだと話したり顔見たりするのに楽だしそれに」
「それに、何だ」
 まだまだ不機嫌そうにギロリと睨んでくるヴィラルに、中途半端な笑い顔で誤魔化して残りの言葉を濁す。

 だって「キスとかしやすそうだよね」とか言ったら絶対、半殺しにされるに違いないし。

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年上のお姉さんを身長で追い越すのは男のロマンだと思うわけで。



  • 2-114様: 『ぷちSM★クリスマス』

「いい恰好だな、ヴィラル」
朝起たら裸に青いリボンをかけた獣が届けられていた。
どうやって結んだのかは謎だが手首は後ろ手にぐるぐる巻きにされ、胸と恥部は隠しつつ肉感を保っていた。
リボンは左の太腿にも巻き付き、ボンレスハムのように束縛と弛緩のストライプを描き出す。
それらの巻きすぎず足りなすぎず、白い地肌とリボンの絶妙な配分に感心する。
「ん~~むぅ~~!」
そのいやらしい意思を持ったリボンは抗議する獣の口元も縛っていた。
いつもなら心をえぐる暴言とともに放たれるメガトンパンチに邪魔されてじっくり見れない肢体をしばし鑑賞。

暴れるほどにリボンが擦れて肌の露出が増えているのにヴィラルは気付いていないらしい。
下乳はあらわになって今にも乳首が見えそうだし、ミニスカートくらい覆われていた下半身はめくられるように範囲を狭めている。
口元の端はだらしなくよだれで濡れて、手首解こうと俯せに腰を浮かせて身をよじる様は誘ってるようにしかみえない。
……黙ってみていたけど、もう我慢ならない。

背後に移動して半分以上現れた尻肉を掴む。
逃げる腰を手首のリボンで引き止め、少し乱暴に頭を押し付け腰を突き出させる。
抗議の声も無視して健康的に締まった臀部を平手で叩くと艶めいたうめき声がした。
手加減しながらのスパンキングは、揺れる肉が劣情を煽りヴィラル自身の性感を高めているようだった。
流血沙汰の被虐嗜好は持ち合わせていないが、このくらいならスパイスが利いて良い。

たかぶる一物を取り出し、尻に擦りつけた。
宛がわれた熱が欲しくて堪らない、と言わんばかりに腰をくねらせる。
先走りの汁で尻を薄く濡らしながらその谷間、菊門を意地悪くくすぐるとそこは本当に嫌らしく、悲鳴じみた声。
(さすがにクリスマスにスカトロはな……)
と考え直して、秘芯に宛てて一気に貫く。
「うん゙ん゙?!」
獣がその姿勢で自分に犯されている様は支配欲に似た高揚と満足感をもたらした。
思うように揺さ振れば尻が波打ち、くぐもった嬌声とともに吸い上げられる。
「んッ……んんっ……んっ!」
菊門を指でなぞると欲望をくわえ込んだ場所がきゅうと締まりいますぐ持って行かれそうだ。
肉のぶつかり合う音と互いの乱れた息がより早まる。
「っ……ヴィラル……!」
どくんと意識が白くなると同時に熱い液を中に叩き入れた。

「はぁ、はぁ……」
モノを引き抜いて息を整える。
獣人ではあるのをいいことに、また中に出してしまった。
しかもキスも愛の言葉も前戯すらもなくただ欲の赴くままに愛する人を犯してしまった。
(これじゃあどっちがケダモノかわかんねぇな……)
頭をぽりぽりかきながら縛られたままの女を見る。
乱れた金髪と白肌に食い込んだ細い青。
目の回りは紅く染まり、リボンからついにこぼれ落ちた乳首はかたくたっている。
あそこからは白い精液がとろけるように零れて、節操なく溢れるのを恥じるかのように内股を擦る。
そんな色香漂う光景に年甲斐なく股間が再び元気になるのを苦々しく押さえる。

服を着る途中にふと考え直す。
(……まあ、今日はクリスマスだしな)

さっきひどいことした分だけ次は甘やかしてやるか。
そうとくれば。
とりあえず仲直りに抱き寄せて、あのまぶたにキスをしよう。

(たまには省略されませんでした。)

ネタバレ:リボン結んだのは昨日酒に酔ったおやっさん本人



  • 2-120様: 『↑に勝手に続き妄想』

「悪かったな、ヴィラル」
「……もういい、思い出させるな馬鹿」
相変わらず目線は合わせてくれないが、なんとかお許しがもらえて安堵する。
リボンを解いたときはそれはもう、怒鳴るわパンチが飛ぶわキックが降るわのひどい有様だったが
冷えた体を温めるように抱き込んで、特別甘いキス(ヴィラルの好きな、唇を啄むような可愛いやつだ)を
何度もしてやれば、すっかり力は抜けて大人しくなってくれた。

可愛いなぁと内心ニヤニヤしつつ頭を撫でてやってやっていると、ふいにヴィラルが顔を上げた。
「……そういえば、私はまだ何もシモンからプレゼントを貰ってないぞ」
聞きたくなかったセリフにぴた、と愛撫の手が止まる。

「…あー、そうだな。じゃあ俺のオゴリで何かヴィラルの好きなものでも食べに
「いいや。私がプレゼントをしたのだから、貴様からの返礼もプレゼントであるべきだろう」
「それじゃ今からひとっ走りして、良さそうなものを見繕って
「まだ朝だから店が開いてないだろう……なぁに、そんな面倒な真似はしなくていい。」
床に落ちたままだった青いリボンを手に取ると、にたりとヴィラルが笑う…ああ、本気モードの悪い顔だ。

「ちょっとばかり貴様の愛情とやらをプレゼントしてくれれば満足だぁぁぁっっ!!!」
「ごめんなさい本気でそればっかりは勘弁してくださいっっ!!」
必死で逃げ回ったものの狭い屋内で「趣味は狩り」と自称する生粋のハンターに適うはずもなく、その後は……

オワタ




  • 2-265様: 『新年会』

倉庫の裏手で仁王立ちしている人影。後ろ姿だが唯ならぬ怒気を孕んでいる。
無理もない、呼び出しておいて30分も遅刻した自分が悪い。恐る恐る呼んでみた。

「遅い!人を呼び出しておいて遅れるとは何事だっ!」
「わりぃわりぃ!ちょっと所用が…」
「それで一体何の用だ!」
「ちょっと頼みがあるんだ」
「…頼みだと?また変なことじゃないだろうな」
「違うよ!前みたくバニーの格好なんてさせないから大丈夫!新年会の出し物の事なんだけど…」
「ちょっーーーーーーと待ったぁ!!!!!」
「なに!?俺まだ何も」
「貴様、それでまた私に何か着せるつもりだな?」

ちっ、バレたか。

「きっとヴィラルに似合う(嘘)と思うんだ」

そう言って差し出されたものをヴィラルは爪の先で摘んで広げた。

「こ、こ、こんなチャラチャラした恥ずかしいもの着れるかぁぁああ!いい笑い者だ!」
「ああ!投げないでよ、レンタルなんだから!」
「こんな個人的なものがレンタル?!」
「そうだよ、コスプレって言っても何もナースやメイドだけじゃないんだ。俺らも有名になって、カミナとかヨーコとか色々出てるんだよ」
「一体誰が着るんだそんなもの…、そんなことより!色々あるならなんで女物をよこさない!」

よこさないって…意外とやる気じゃないか。

「品切れで3着しか用意出来なかったんだ。女物、ある事はあるけど…露出が多過ぎると絶対下品だとかいうでしょ」
「まぁな…でもこれはないぞ!シトマンドラ様の衣装なんて死んでも着ないっ!(死ねないけど)」
「かつての上司にずいぶんな言い方だな(でも俺もこれは着たくない)」
「後はヨーコとニアなんだけど、もうニアコスはしてるし(コラで)。だからヨーコやってくれたら大歓迎なんだけど…」
「…」
「着てくれたら俺なんでもするよ」
「……紅白を一緒にみ、見てくれるか」
「もちろん!」

紅白かよ(笑)一緒に年越ししたいってはっきり言えばいいのに。
ならば元旦には俺のために振り袖を着てもらおう。

「契約成立って事で」


ーーー当日、忘年会ステージ袖
金髪のポニーテールに、分け目び髑髏の髪飾り。普段見慣れない格好に素直に感動する。
やはり露出が多くて困っていたが、ヨーコが黒いジャケットを着ていた事を思い出し勝手に追加したらしい。
スタイルの良さはヨーコに引けをとらないだけあって…予想以上です、ヴィラルさん!

「わぁ!凄いよヴィラル!似合う!…欲を言えばそのジャケット脱いッドへッ(ヴィラ子の猫パンチ)!」
「これで限界だ!…というかシモン貴様、ニア様の格好なのか」
「うん、やっぱやめときゃよかったかなぁ、気持ち悪がられるのも狙いだけど」
「いや…か、かわっ…き、気色悪いな(可愛いぃ)」
「だよねー」

二人で空色デイズを歌うも、ガッチガチに緊張したヴィラルの音痴っぷりが露呈したそうだ。



  • 2-274様: 『新年会に便乗』

「ふふふ、大人しくしていれば手荒な真似はしないと言っただろう」
「ちょ、何そのセリフ、悪役丸出しだよ! しかも既に充分手荒だし…あっ、痛、痛いよ腕放せって!」

 何故か人気の無い宴会用大広間の舞台裏、備品や舞台装置類が雑然と突っ込まれた小汚いスペースに人影が二つ。
 片や金髪をポニーテールにした、ビキニトップとホットパンツから覗く白い素肌も大胆な獣人の女性。
 片や藍色の短い髪に、淡いピンクの丈が短いワンピースを今やそれほど小柄でも華奢でも無い図体につんつるてんと纏った人間の成人男性。
 何がどうしてこうなったのか、ビキニスタイルの腕の中に抱きしめられた……もとい、向かい合った相手に両腕を後ろ手にねじ上げられ動きを拘束されているピンクのワンピース。
「やっ、やだからな! 絶っっ対見せねー!!」
「ならば力ずくで見せてもらうまでだ……なに、普段私で色々と面白おかしく遊んでくれている分を返すと思えば安いものだろう?」
「ううっ、それを言われると……」
 痛いところを突かれたせいか、若干抵抗の力を弛めた腕を解放してその体を壁に寄りかからせるよう押し付けた獣人は床に膝をつき、丁度目の前に来る高さとなった相手の脚……ピンクのミニ丈スカートからにょきっと伸びた太腿を両側からするりと撫で上げる。
 大人の男にしては体毛の薄い、筋肉がきっちり付いてはいるもののすらりと細い脚を這い登った両掌はあっという間にひらひらとした布地の下へ。
「や、ややや、止め……っ」
 慌てて制止しようと身を屈めてくるのを、掴んだ下肢をぐいと引いてバランスを崩す事で押し留めた獣人の手は、無情にもその勢いのままに淡いピンクの覆いを遠慮なく捲り上げた。
「……なんだ、男物か」
 スカートの下の秘密の花園には、はみ出さないよう丈は短めなものの何の変哲も無いボクサーブリーフがぴったりと股間を覆っている。
 仮装を徹底して女物のショーツでも穿いてたらいっそ見上げた芸人根性だと褒めてやろうと思っていたのに、これではさっぱり面白みが無い。
「わあああああ、じっくり見んな! ていうか確認したんならもう放せよ!」
「…おや、今まで何度も裸を見せた間柄だと言うのに、下着一枚を見られるのがそんなに恥ずかしいのか?」
 揶揄うように言われ、俄かに男の顔は真っ赤になる。
 宴会用の一発芸とはいえ女の子の服を着た姿で、あられもなくスカートをたくし上げられ下着一枚の下半身が丸出し、加えてその股間の真正面に顔が来るくらいのところにこれまた露出度の高い格好の女性が屈み込んでいるときては――
(いや待てこの状況でそれはダメだって俺のドリル、こんな異常すぎるシチュエーションでそんな事になったりしたら)
「なんだ、随分と元気だなシモン……もしかして、こんな状況で興奮したのか?」
 下から見上げてくる獣人女の口元が、三日月形に裂けそうなくらい吊り上がる。肉食獣が追い詰めた獲物に見せるような笑い顔。
 鋭い爪の生えた大きな手が腰から太腿に滑らされ、そして布地の上から肝心なところをむぎゅっと触れてくる。
「大グレン団のリーダーともあろう男が、」
 コットン地の上からゆるゆると擦り上げられる感触はひどく中途半端でもどかしい。が、情けなくもソレは刺激に応じて完全に起き上がってしまった。
「こんな場所で、女の服を着て少しばかり弄られたくらいでここまで硬くするだなどとは……」
 尖った爪の先が、布越しに先端部の窪みをくりくりといたぶる。腰の奥までを痛みにも似た妖しい感覚が貫いて、膝が震えて上手く立っていられない。
「……また随分と変態的だな」

(省略されました。これはどう見ても百合と違う)



  • 2-405様: 『総司令×公務女王』

ちゃり・・と、鎖の金属音が、薄暗い室内に響く。
その部屋に窓は無く、外に繋がる出入り口は分厚くて重い扉だけだった。
鎖同士が触れ合う音は極、稀に聞こえるようなものだったが、ついさっきから忙しなく続くようになった。
そして暫くした後、鎖が床に叩きつけられたかの様な音が聞こえたかと思うと、その部屋からは音が失われた。
かと思うと、今度は唸り声や喘ぎが聞こえるようになった。
しかしそれは次第に弱弱しくなっていき、小さく荒れた呼吸の音だけが聞こえるだけになった。
か細い息も途切れてしまいそうな、その時だった。
「ヴィラルー?今、帰ったよー。」
重々しい扉が擦れながらぎぎぎ、と嫌な音を立てながら、開かれた。
入って来たのは童顔をした、若い男だった。
男は大きく開かれた襟首のシャツを着て、青い上着を肘の辺りまでたくし上げている。
「し・・・も、」
ヴィラルと呼ばれた人物は、外を拒絶するようなこの部屋の中で、自らの全てを預けて壁に凭れていた。
ファーのついた、彼女の身体にぴっちりと張り付く様な赤い服を身に纏い、腰には鉈を提げていた。
首には犬につけるものに良く似た首輪がつけられており、其処から繋がった鎖は大きな鉛に繋がっていた。
そして先程、人物と申したが、あれは間違いだ。
彼女の手は肥大しており、色も違う。爪も伸びており、とても危険なものだと分かる。
それだけではない。彼女が今、息をしている、その口には、鋭く尖った歯が生えている。


(えろい雰囲気にするの簡単だから敢えてお前らの螺旋力に託してみる。
 ヴィラ子で妄想しながら新年を明けるがいい!同士達よ!)



  • 茶主。様(2-712): 『おやっさん×公務女王』

「おいおい、大丈夫か?」
酒に顔を真っ赤にしている彼女の肩を後から軽く叩くと、言葉になっていない返事が返ってきた。
彼女の事だ、きっと「大丈夫だ。」とでも答えたのだろう。
もうその時点で大丈夫じゃないですよー。と言えば、勿論反論してくるのだろう。
そっとしておこう、と思ったのだが、
「あんまり無理するなよ?」
やっぱり放って置くのは自分には無理な訳で、
俺は茶化す様に言いながら隣に座り込んだ。
するとそれに反応したのか、彼女の瞳が俺へと向いた。
「むりらんれひてなひ!」
無理なんてしてない、と主張したようだ。
あー、言うと思った。分かってて言う俺もなんだけど。
説得力の無い台詞と言葉に、思わず苦笑いが零れる。
彼女はぷいっと顔を反らすと、そのまま顔を合わせてくれなかった。
やれやれと、口に出さずに心で思いながら、空を見上げた。
「綺麗だなあ。」
これは、思わず口に出して言ってしまった。
もう何十年も生きているはずなのに、こんな空なんて何度も見てきたはずなのに、
今日は心の底から、綺麗だと思った。
そうだ、初めて地上に出てきたときのような・・・・
「私だってな。」
人が思いに耽っている時に、と思いながらも、そっぽを向いたままの背中に目先が反れる。
あーあー、三角座りなんてしちゃって可愛い奴。じゃなくて、何だ?
少し落ち着いたのか、言葉も聞き取りやすいな。
それにしても後から抱きつきてえなあ。じゃなくて、我慢我慢。
「私だって、大人なんだぞ。」
何だやっぱりそっちの話か。
また茶化してやろうと口を開くと、
「子供扱いするな。」
そう言われて、少し驚いて、静かに口を閉じた。
彼女が自ら意見を発することは珍しい。
自分の事は何も話そうとしない彼女が、(まあ知ってるけど。)自分の事を主張しているのだ。
だから、聞いてやろうと
其の後に聞こえた、「ばか。あほ。」は無視するとして。
「酒だって飲める・・・」
飲まれてるけどな。
「お前より年上だし、長生きしてるし、年上だし・・・・」
「同じ事言ってるぞ。」
此処でつい、言ってしまった。
しまった、と思いながら口を手で抑える。
うるさい!とか、黙れ!とか言われるんだろうなあ、と思ったその時だった。
「私はお前に大人として見て欲しい。」
くるっと振り向かれて、何時もはしない表情で見られて。
さっきよりも少し驚いて、少しだけ目を見開きながらせめて彼女と目を合わせる。
「私はお前にとって女ではないのか?」
えーっと、まあ、とりあえず顔近い・・・かなー、なんて。
胸も当たってるし、何だ?誘ってるのか?こいつ。
そうとくれば、まあ、
「・・・いただきます。」
「ん?」
男としていかせてもらおうかな。



  • 生殺し様(2-738): 『お医者さんごっこ』

「ほら、座んな。」
治りかけの傷が煩わしくて掻いているところを見つかり、半ば強引に医務室に連れていかれた。
誰もいない部屋には西日が射し、消毒液の刺激臭が僅かに漂う。照明も付けぬまま肩を押し込むように腰掛けさせられた。
「包帯は外してもいい頃合いだな。」
男は薄く苦笑して、掻いたせいでずれた頭の包帯と跳ねた髪を撫でる。
そのまま大きな手は包帯の留め金を外し、するすると布を外していく。
その度に太く引き締まった腕が熱を感じるほど近い場所、触れるか触れないかの距離で往復した。
血の滲んだ包帯が手際よく外される。
「背中の傷も見よう。上着も脱いで。」
頭の傷をあらためると、男はそう言っておもむろに軍服のファスナーに手をかけた。
包帯で巻かれているとは言え、服を脱がされることに羞恥を感じ慌ててその手を押さえる。
「自分で脱げます……」
椅子を回し背後に視線を感じながら首元まで下ろされたファスナーを下ろして服を脱いだ。
胸元の留め金を外すために後ろから腋の下を通って腕が延びる。
手元が見えないせいか外すのに少し手間取ったようだが、再び流れる手つきで包帯が外された。
なにもかもが取り払われた上半身に外気が触れて身震いする。椅子を寄せて男はかさついた手を肌から治りかけの傷に這わせた。
「……っ……。」
くすぐったいような妙な感覚がぞくぞくと込み上げて僅かに身体がはねる。
「痛むか?」
「……いえ、大丈夫です。」
脇腹をくすぐられて、正体不明の沸きだす焦躁を押さえながら返す。息が肩に当たるほどのすぐ背後で、男の笑う気配がした。
「腹の傷はどうだ?」
言うより早く椅子が回された。前面の傷は腹というより胸に近く、慌てて両腕で覆い隠した。
真正面からの視線が恥ずかしくて、自然と自身を抱く腕に力がこもった。
「はは隊長殿、これじゃあ診れませんぞ。」
冗談めいて笑う男。期せずして顔に血が上る。

一方男はと言うと、まだ少女の面影を残す半裸の獣人に変態的背徳を感じながらも、彼は自身の押さえがたい欲求に(中略)



  • 183様(2-743): 『おやっさん×拾われ公務女王』

「いいのか、本当に?」
 問う声に、こくりと小さく、無言で頷いた彼女は身をすり寄せるようにして俺の胸にもたれ掛かってきた。
 布地は厚く丈夫だが、ぴったりと体の線に貼り付くようなデザインの軍服はその向こうにある
彼女の肌の下に、とくとくと忙しない速度で刻まれている鼓動を包み隠さず伝えてくる。
「無理はしなくてもいいんだぞ? 礼なんて、本調子になってからの後回しでも全然構わないんだからな」
「……ち、がう……」
 蚊の鳴くような音量だが割合にしっかりとした意志の通されている声。
 ぼそぼそと目元に掛かった金髪の間から、挑み掛かるような視線がじっと見上げて来ている。
「れ、礼とかじゃなくて、私が、お前を、その………欲しい、んだ……」
 顔どころか、耳の先まで真っ赤に染めて微かに震える声を絞り出し、最後の方では恥ずかしさに
耐えきれないとでもいうように顔全体を伏せてしまう。
「こんなくたびれたおっさんが欲しいだなんて、王都のお嬢さんは物好きだな」
 わざと冗談めかして受け答えれば更に頭は俯いてしまい、金髪の間から覗いている耳はいっそう赤く、
肩が小刻みに震え出した。
「わ…私とでは、いや、獣人とは嫌なのだったら、そう、言うといい………」
 隠しようもなく水気を含んだ声。顔は角度的にちらりとも見えないが、眼に涙を溜めているだろうことは想像に難くない。
「…嫌じゃないから困ってるんだがなあ、お前はまだ怪我人だから無理はさせたくないし」
 ぼそりと正直なところを呟くと、目の前の項垂れ頭ががばっと跳ね上がり、いっぱいに開かれた
金色の眼で正面から真っ直ぐに射抜かれた。やっぱり目尻の縁は少し赤い。
「本当か……? 本当なら、触れてくれ…きっと、体が治ったらお前とは一緒にいられなくなるような気がするんだ…だから」
 ぎゅっ、と獣人の大きく強い腕が首に回って抱きつかれる。途切れた言葉の最後は、吐息に変わるか
変わらないかほどの小さく掠れた声で耳元に囁かれた。
「…だから…わたしを、奪ってくれ」
 ゆっくりと押し付けるように重ね合わされた唇を、角度を変えながら軽く啄む。
 ぎこちなくその動きに応えてくる不慣れさが、何とも微笑ましくて、罪悪感すら覚えそうになる。
 ずっと先のこいつとは何度も交わした行為だが、今ここにいる彼女にとっては初めてのことなのだ。
人間とここまで深く触れ合う事も、下手をしたらこういった男と女の行為自体も。
「んん…っ、ウ……!」
 舌を出してそろりと唇を舐めれば、口を固く閉じているせいでくぐもった声が驚いたように跳ねた。
 決して性急にならないよう気を付けながら、引き結ばれた唇を開かせるべく舌先で合わせ目を
じっくりとなぞり、優しくノックするように突付き、時折下唇を咥えるようにして軽く吸い立てる。
 そうこうするうちに段々と呼吸が乱れ始め、すっかりと唾液に濡れて鮮やかな赤味を濃くした唇は
誘うように薄く開いて、はぁ、と熱っぽい吐息をこぼした。
 自分も短く息を継ぎ、その隙間が閉じない内にぐいと舌をねじ込めば、腕の中に収まった体が
びくりと身じろぐのが伝わってくる。が、しかしそれには気付かない振りで口腔内への侵略は続行。
唇の内側と上下の歯茎をゆっくりと舌先で愛撫すればきつく食いしばられていた歯列もじきに解け、
とうとう鋭い牙の奥まで侵入を果たす。
「んぅ! っ……ふぁ…」
 温かく柔らかい舌を絡め取るようにして捕まえ、吸い上げると彼女の全身がぞくぞくと震えた。
 薄く目を開ければ、近すぎてピントが合わないほどの距離でぎゅっと閉じられた瞼がひくつき、
淡く金色にけぶる睫毛の端からそこに溜まっていた水滴がころりと落ちる。
 気が付くと、性急にならないようという己への戒めはどこへやら、あまりにもしつこく咥内を貪ったせいで
彼女は少しぐったりとしてしまっているようだった。おもむろに口を離せば彼女が呑み込みきれなかった
唾液が口の端から顎まで腺を描いて垂れ落ち、やや焦点の合っていない金色の目が茫洋と見上げてくる。
「…ああ、大丈夫か?」
 激しく間の抜けた質問に呆然と頷いて彼女はまた小さく口を開いた。
 赤く腫れたような唇がてらりと濡れた艶を帯び、その隙間から白い牙と桃色の舌が覗くのがひどく扇情的に映る。
 まだ息が整わないのか声は無く、唇の動きだけが俺の問いに応えて言葉の形を作って見せた。
(もっと、ほしい)
___________________________________________

(時間切れです。初合体まで行けなかったよこのヘタレ)



  • 2-798様: 『シトマンドラ×ヴィラ子』

「上官には相応の態度で臨むものであろう、ヴィラル?」
「……!」
神速の四天王の納まる豪華なソファーの前にひざまずくと同時に、髪を掴まれそのまま股間にそそり立つものに顔を押し付けられた。
排泄する場所に口を付けることへの嫌悪感と、慣れない臭いに驚いて大腿を腕で押しのける。
あまりに横暴で汚らわしい行為にその顔を睨まずにはいられなかった。
「口でするのは初めてか?そう怖い顔で凄むな。」
抗うこともままならず再び顔を押さえ込まれる。
ぐりぐりと熱を保った一物を頬や口に擦り付けられ、臭いにおもわず吐き気をもよおした。
「……シトマンドラ様っ、これ以上は……おやめください!」
もはや腕に力を込めても離れられず、口への侵入を狙うそれから必死に首を降って拒むしかなかった。
しかし最後の抵抗も頭を両手で固く捕えられ、たやすく押さえ込まれた。逃げ場のない絶望。
「何を言うか、往生際の悪いメスよ。」
そう言って鳥の獣人は鼻孔を押さえ息苦しくて無意識に開けた口に一物を捩込む。
「んん……!」
喉の奥まで犯され、嘔吐感と耐え難い辱めに自然と涙が溢れる。
そのまま掴まれた頭を前後に揺すられ、その度にぐちゅぐちゅと淫らな音が響く。

しかし時折ぽたぽたと胸元に落ちる冷たい飛沫を肌に感じながらも、次第に身体の中で熱くなるものを抱え、ついに自らの手を熱いそれに這わ(中略)



  • 2-816様: 『皆の嗜好まとめシトヴィラ』

一人掛けの革張りの高級ソファーに、足組みをしながら頬杖をついているド派手な鳥男。
その男の前には、同じくド派手な白い扇型の羽根を背負ったビキニ姿の獣人女が恥ずかしそうに内股で立っていた。
「その格好のまま外に放り出してやろうかヴィラル?」
「お止め下さい!それだけは!」
「ならば自らその上に股がって踊ってみせろ」
指差された先に用意されていたもの…それを見て目眩がした。そのまま卒倒出来たらどんなに良かった事か。
腰より高い位置に固定された木製の三角柱の台。その脇には踏み台が用意されており、天井からは縄のロープが垂れ下がっている。
しかし、普通と違う点が一つ、丁度ロープの真下辺りに黒い突起が台から突き出ているのだ。
男が「特別に作ったのものだ」となんだか得意そうに付け加えた。

これはっ!三角木馬とかいうものではないか!?水着の股間に切り込みが入っていたのはこの為だったのか。
この方の趣味は常軌を逸している…縛り上げて折檻なさる貴女の方が、まだまともな気すら致しますよ、アディーネ様…。

「やるのか、やらないのか?」
そう催促されてすごすごと木馬の前まで来てしまったが、よく見るとその黒い突起は男根を模したような形をしており、ゴムのような弾力性のある素材で、ズラリと周りを覆うようにイボ状の細工がしてあった。
三角の先端面から唐突にそれが生えているのだ。ついでに中々の長さと太さである。これが自分の中に入るのだと思うとヴィラルは背筋が凍った。
この上で「踊れ」とは…あまりに無体な仕打ちだ。だが、この方が外へ放り出すと言えば本当にそうするだろう。
こんな馬鹿みたいなカーニバル衣装姿を部下や同僚、チミルフ様に万が一見られたら、恥ずかしくてこの先きっと生きていけない。
この場で全て収まるなら、その方が自分の名誉は保たれるのではないか…やるしかない。
ヴィラルは腹を括って踏み台に上がると、つま先立って木馬の上に垂れ下がったロープのなるべく上の方を掴んだ。
「見ていて下さいシトマンドラ様、このヴィラル見事踊りを披露してみせますゆえ」
開き直って小気味よく答えると、勢いよく股がった。
足が踏み台から離れ、ロープだけを掴んだまま宙に浮いた状態になる。直下に例の突起が堂々と待ち構えていた。
ごくりと唾を一つ飲み込んで、なるべく体がずれないように静かに、ゆっくりと、少しずつロープを掴む手を緩めていった。
「あっ…」
早速先端が飲み込まれ始める。しかし、不快な摩擦感に思わず体の降下を止めてしまった。
迂闊な事に、自分のそこはまだ全然濡れていなかったのだ。流石にそのまま入れる勇気はヴィラルにはない。
ロープを掴む腕の力があるうちに十分に濡らさなくてはいけなくなった。
それを見ていた男がいやらしく笑いを浮かべながら言葉で追いつめる。
「どうした?早く踊るなり舞うなりを見せてくれ」
ふざけた格好をさせられただけで、前戯もなく始めからこれを強要したのもまさか…しかしそんな推測も今更意味のないことである。
「舞曲とは、まず序章から入るものではありませんか、シトマンドラ様…?」
フッと鼻で笑った男の「さもあらん」という言葉を受け、「では」と一言告げると、腰を軽く動かし始めた。
ロープを微かに揺らしながら突起の先端を何度も秘部に擦り付…(この変態はインフルにかかりました、しばらく寝込みます)