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*部品構造 -大部品: 雷の郷(騎士領) RD:25 評価値:7 --大部品: 土地の下賜と騎士の任命(雷羅来の場合) RD:3 評価値:2 ---部品: 雷の郷誕生 ---部品: 領地命名(雷の郷) ---部品: 雷の郷の地理 --大部品: 行政 RD:5 評価値:3 ---部品: 役場(雷の郷区役所) ---部品: 法律と税制(雷の郷) ---部品: 公共施設(雷の郷) ---部品: でぃ~グル号路線:雷の郷駅 ---部品: 職人たちへの援助 --大部品: 実験農園 RD:13 評価値:6 ---部品: 設置理由(実験農園) ---部品: 実験農園で働く人々 ---部品: 農園の場所と移動手段 ---部品: 種子の譲渡及び販売について ---大部品: 隔離された農場 RD:4 評価値:3 ----部品: 新品種の作成 ----部品: 試験用ビニールハウス ----部品: 四方を丘で囲まれた農地 ----部品: 肥料と施肥技術の改良 ---大部品: 種子保管庫 RD:2 評価値:1 ----部品: 保管庫(雷の郷実験農園) ----部品: 保管される種子 ---大部品: 研究目的以外の施設 RD:3 評価値:2 ----部品: 事務棟(実験農場) ----部品: 宿泊施設(雷の郷実験農園) ----部品: 食堂(雷の郷実験農園) --大部品: 農具の改良 RD:4 評価値:3 ---部品: 新しい農具の設計と従来の農具の改良 ---部品: 改良農具の試作品 ---部品: 生産ラインの確保(雷の郷) ---部品: 改良データの蓄積(雷の郷) *部品定義 **部品: 雷の郷誕生 雷の郷は、騎士となった雷羅来が所有を認められた土地である。 藩王よんたから直々に下賜されたものであり、これの変更はよんた以外は行うことができない。 よんた藩国は農業を主体とする食糧生産国である。 農業技術の進歩は、藩国を繁栄させるのに直接的にかかわる大事なことである。 その研究のため実験農園を作りたい、という提案をしたのが運の尽き。 気が付いたら騎士として任命され、土地をもらっていた。 貰った以上はやらねばならんため、とりあえず働くことになる。 **部品: 領地命名(雷の郷) 領地名である「雷の郷(かみなりのさと)」はこの土地の故事よりつけられている。 かなり昔の話だが、春先にこの土地に大きな落雷があり、その年は驚くほどの大豊作だった。 それからも規模の差こそあれ、何年かに一度くらいに落雷があり、ほぼ毎度豊作になったという。 そんなことから、縁起のいい雷を土地の名前に使うことになった。 **部品: 雷の郷の地理 実験農場を作る都合上、雷の郷にはそこそこのまとまった土地が必要であった。 そのため、市街地から離れた藩国の東端、海岸からも数km離れた位置に作られた。 **部品: 役場(雷の郷区役所) 雷の郷の役場。場所は雷の郷中心部、という名の領内の西よりの場所。 雷の郷自体がよんた藩国の端にあるが、それでもよんた藩国の市街地に出来るだけ近い場所に作られている。 基本的な届け出等の区役所で受けられるレベルの行政サービスを受けられる。 建物は、ちょっと大きめの一軒家、集会所くらいの大きさ。 1階にはさして大きくない窓口と、40人程度は入る会議室、軽食程度が用意できる給湯室がある。 地下に非常用の食糧等の物資の保管庫があり、2階には資料室と応接室、こじんまりとした執務室が用意されている。 **部品: 法律と税制(雷の郷) 雷の郷内の法律はすべてよんた藩国と同じものが使われている。 これは税率なども同じで、ターン20開始時点で基本的によんた藩国の他の地域と変わっている部分はない。 ただし、領主となる雷羅来及び藩王よんたの同意の下で雷の郷内のみの法や税率の変更は行えるものとする。 これは今後雷の郷を特区として使用する可能性を考えてのことである。 **部品: 公共施設(雷の郷) 領内には規模は大きくないにせよ、一通りの公共施設が揃っている。 上下水道や道路と街灯などのインフラ設備のほか、交番や消防署といった治安維持設備、広場や公園といった娯楽施設など、よんた藩国の持つ施設の縮小版が領内各所に設置されている。 **部品: でぃ~グル号路線:雷の郷駅 よんた藩国長距離輸送システム「でぃ~グル号」の駅が雷の郷内に一つだけだが存在する。 駅前には雷の郷区役所がある。 これにより、藩国内の他の地域や帝國環状線への移動が非常に楽になっている。 **部品: 職人たちへの援助 領内が景気よく回っている時はいいが、不景気になると小規模の町工場程度では存続すら危うくなることがよくある。 しかし、小規模とはいえ町工場で働く職人は貴重な技術を持った人材である。 その考えのもと、彼らが困窮することのないよう、時折藩国から仕事を振るときがある。 当然ながら小規模であるためあまり大量生産はできないが、多品種少量生産にはこの程度の規模のほうが向いているため、そういった仕事は彼らに回すことで援助としている。 **部品: 設置理由(実験農園) よんた藩国の主産業である農業は、天候をはじめとした環境の影響が非常に大きい。 急な環境変化にさらされたときに同一品種ばかりを育てていた場合、全滅する恐れがある。 同系の品種でも異なった特徴を持った品種を複数育てることで、そのリスクを軽減させることができる。 しかし、品種改良は非常に時間と手間がかかるうえ、結果が出るかどうかも不明である。 もし国民の持つ農場などを利用するとその国民にリスクを背負わせることになる。 そのため、短期的には利益が出なくても、藩国からの援助を受けることが可能な雷の郷に研究用の実験農場が設置される運びとなった。 **部品: 実験農園で働く人々 ほとんどが試験的な栽培とはいえ、当然ながら相応の人手がいる。 ある程度農業に関する知識や経験のある人を中心に、様々な発想が出るように経験の浅い人も加えている。 給料はお金での支払いが基本である。 **部品: 農園の場所と移動手段 雷の郷内には民間の工場が設置されている。 工場の影響は農業には非常によくないため、実験農場は雷の郷の中心部からは離れた場所に作られている。 そのままではあまりに不便なため、中心部から街道が設置されており、本数は少ないが定期的に乗り合い馬車が運行している。 乗り合い馬車は雷の郷中心部から、実験農場の事務棟までをつないでいる。 **部品: 種子の譲渡及び販売について この農場にある種子は研究目的に保管されているもので、基本的には譲渡も販売も行っていない。 ただし、改良された品種が有用で危険性の低いものであると藩国が確認した場合、希望する農家に販売を行っている。 また、天候不良などにより翌年分の種を確保できなかった場合は藩国が一旦買い上げる形で保管している種子の一部が譲渡されることもある。 **部品: 新品種の作成 新品種の作成方法は、旧来のものである同系の品種を受粉させることで交配させる方法が用いられている。 様々な特徴を持った品種を交配させ、できた種子を育て、特徴の定着度を観察し、さらに育成に適した条件を絞り込む。 一世代ずつ少しずつ前進するため、結果が出るためには数十年単位での時間が必要となる。 **部品: 試験用ビニールハウス 交配された試験用品種を育てるためのビニールハウス。 外からの影響をなくすことはもちろん、万が一にも試験品種が外に広がらないよう出入り口には消毒液が常備されている。 **部品: 四方を丘で囲まれた農地 一つの品種として特徴が定着し始めた品種のうち、外に出して問題ないと判断された品種は、小高い丘に囲まれた農地で試験栽培されることになる。 丘により花粉などが外から入る可能性が低くなるうえ、逆に外へ広がる可能性も低くなる。 この手順によりビニールハウス外の環境での育成状況や病原体への抵抗力などを観察することができる。 **部品: 肥料と施肥技術の改良 肥料には伝統的なものも含めて様々な種類がある。 成分的には窒素やリン酸、カリウムなどであり、種類としては油粕に草木灰、魚粕や糞尿といった具合である。 それらの品質の高め方や組み合わせ方、施肥のタイミングについても、この農場で研究されている。 この研究結果は定期的に藩国へ報告され、有用性が認められれば藩国内の農家へ情報が公開される。 **部品: 保管庫(雷の郷実験農園) 様々な種子を保管するための保管庫。基本的に低温で暗所で低湿度を保っている。 種子にはすべて番号が振られており、どの番号がどういう特徴を持ったどの品種かというのをまとめたリストが作られている。 **部品: 保管される種子 実験農場で改良された品種はもちろん、品種改良される前の原種となる種子も保管されている。 これらは必要に応じて隔離栽培し、数が減らないよう管理されている。 **部品: 事務棟(実験農場) 実験農場に関わる事務を行う建物。 農場の入り口に一番近い建物であり、警備員が来訪者に対してセキュリティチェックを行う場所でもある。 また、外部からの種子の販売依頼や各種申請もここで受け付けている。 事務系職業の人を雇っている。 **部品: 宿泊施設(雷の郷実験農園) 実験農場は交通的には不便なところにある。 もしも、うっかり乗合馬車に乗り遅れたりすると、帰るのに非常に時間がかかることになったりする。 そんな職員及び来客のために、宿泊施設が事務棟に併設する形で準備されている。 あくまで簡易的な宿泊施設であり、ホテルのようなルームサービスはない。 ベッドと毛布(必要に応じて数枚)に鍵のかかるタンス、トイレ、シャワールーム、洗面所など、最低限の生活が行える施設が整えられている。 ただし、業務上必要に駆られて職員が長期にわたり泊まり込むこともありうるため、長期宿泊用の施設はそれなりにいい設備を整えている。 基本的に関係者は簡単な申請することで無料利用が可能。 **部品: 食堂(雷の郷実験農園) 事務棟、宿泊施設に並んで建てられている広めの食堂。 食の国であるよんた藩国として、食堂に関しては一切手抜きはない。 料理の腕のあるメードを数人雇い、朝昼晩の3回食事を用意してもらっている。 メニューはそこそこあるが、その一部はこの農場内で作られた創作メニューである。 この食堂内には2つ厨房がある。 一つ目は食堂で出す料理を作るメード達が働く厨房である。 基本的に彼女(彼)らが衛生状態を含め徹底的に管理しており、非常に安心感のある厨房となっている。 二つ目は職員たちが使う厨房である。こちらも清掃はメードたちに依頼しており衛生状態は良い。 休憩用のお茶を入れたり、メード達が帰った後の夜食を用意したりする目的で使用される。 なお創作メニューの開発現場になることもある。 ちなみに、どちらの厨房も、かなり大きな業務用冷蔵庫、調味料などの常温保管用の食糧庫、コンロ、換気扇、調理台、包丁などの調理器具一式、食器類など、一通りの設備が揃っている。 **部品: 新しい農具の設計と従来の農具の改良 少しでも効率よく農作業ができることは、農家の負担を減らすとともに収穫量や品質の向上に至る可能性を持っている。 そのため、新しい農具の開発や従来の農具の改良点の洗い出しを定期的に行っている。 例えば特定の作物の収穫に適した形の刃物や、持ち手の太さを変えることで重心を移動させ使いやすくする、といったようなことが行われている。 農家に直接聞き込みをして不便な点を割り出したり、作業を観察して改良点を探し出しているため、一つ作るだけでも結構な時間がかかることになる。 **部品: 改良農具の試作品 改良すべき点を洗い出したあと、設計を行い、実際に使える試作品を作ることになる。 ただしこの段階では本当に成功するかわからないため、ごく少数のみ製作する。 また、一度作った後、すぐに更なる改良点を盛り込んで作り直すことがほとんどのため、そういう小回りの利く小さめの工場へ依頼することが多い。 特に、相応の腕を持った職人は改善に意見を出してくれたりするため、非常に心強い。 **部品: 生産ラインの確保(雷の郷) 試作品がある程度形になったら、実験農園にて実際に使用していくことになる。 使い勝手が良ければそこから周辺へ広げていくため、ある程度実使用のデータが取れた段階で工場のラインをいくらか確保しておく必要がある。 **部品: 改良データの蓄積(雷の郷) 実際に試作をせずに検討だけで没となったものも含め、基本的にすべてのデータは保存することになっている。 今はできなくてもいつか実用できたり、まったく別の使い道が出てくる可能性もあるためである。 これらの資料は実験農園の資料室に保管されている。 *提出書式 大部品: 雷の郷(騎士領) RD:25 評価値:7 -大部品: 土地の下賜と騎士の任命(雷羅来の場合) RD:3 評価値:2 --部品: 雷の郷誕生 --部品: 領地命名(雷の郷) --部品: 雷の郷の地理 -大部品: 行政 RD:5 評価値:3 --部品: 役場(雷の郷区役所) --部品: 法律と税制(雷の郷) --部品: 公共施設(雷の郷) --部品: でぃ~グル号路線:雷の郷駅 --部品: 職人たちへの援助 -大部品: 実験農園 RD:13 評価値:6 --部品: 設置理由(実験農園) --部品: 実験農園で働く人々 --部品: 農園の場所と移動手段 --部品: 種子の譲渡及び販売について --大部品: 隔離された農場 RD:4 評価値:3 ---部品: 新品種の作成 ---部品: 試験用ビニールハウス ---部品: 四方を丘で囲まれた農地 ---部品: 肥料と施肥技術の改良 --大部品: 種子保管庫 RD:2 評価値:1 ---部品: 保管庫(雷の郷実験農園) ---部品: 保管される種子 --大部品: 研究目的以外の施設 RD:3 評価値:2 ---部品: 事務棟(実験農場) ---部品: 宿泊施設(雷の郷実験農園) ---部品: 食堂(雷の郷実験農園) -大部品: 農具の改良 RD:4 評価値:3 --部品: 新しい農具の設計と従来の農具の改良 --部品: 改良農具の試作品 --部品: 生産ラインの確保(雷の郷) --部品: 改良データの蓄積(雷の郷) 部品: 雷の郷誕生 雷の郷は、騎士となった雷羅来が所有を認められた土地である。 藩王よんたから直々に下賜されたものであり、これの変更はよんた以外は行うことができない。 よんた藩国は農業を主体とする食糧生産国である。 農業技術の進歩は、藩国を繁栄させるのに直接的にかかわる大事なことである。 その研究のため実験農園を作りたい、という提案をしたのが運の尽き。 気が付いたら騎士として任命され、土地をもらっていた。 貰った以上はやらねばならんため、とりあえず働くことになる。 部品: 領地命名(雷の郷) 領地名である「雷の郷(かみなりのさと)」はこの土地の故事よりつけられている。 かなり昔の話だが、春先にこの土地に大きな落雷があり、その年は驚くほどの大豊作だった。 それからも規模の差こそあれ、何年かに一度くらいに落雷があり、ほぼ毎度豊作になったという。 そんなことから、縁起のいい雷を土地の名前に使うことになった。 部品: 雷の郷の地理 実験農場を作る都合上、雷の郷にはそこそこのまとまった土地が必要であった。 そのため、市街地から離れた藩国の東端、海岸からも数km離れた位置に作られた。 部品: 役場(雷の郷区役所) 雷の郷の役場。場所は雷の郷中心部、という名の領内の西よりの場所。 雷の郷自体がよんた藩国の端にあるが、それでもよんた藩国の市街地に出来るだけ近い場所に作られている。 基本的な届け出等の区役所で受けられるレベルの行政サービスを受けられる。 建物は、ちょっと大きめの一軒家、集会所くらいの大きさ。 1階にはさして大きくない窓口と、40人程度は入る会議室、軽食程度が用意できる給湯室がある。 地下に非常用の食糧等の物資の保管庫があり、2階には資料室と応接室、こじんまりとした執務室が用意されている。 部品: 法律と税制(雷の郷) 雷の郷内の法律はすべてよんた藩国と同じものが使われている。 これは税率なども同じで、ターン20開始時点で基本的によんた藩国の他の地域と変わっている部分はない。 ただし、領主となる雷羅来及び藩王よんたの同意の下で雷の郷内のみの法や税率の変更は行えるものとする。 これは今後雷の郷を特区として使用する可能性を考えてのことである。 部品: 公共施設(雷の郷) 領内には規模は大きくないにせよ、一通りの公共施設が揃っている。 上下水道や道路と街灯などのインフラ設備のほか、交番や消防署といった治安維持設備、広場や公園といった娯楽施設など、よんた藩国の持つ施設の縮小版が領内各所に設置されている。 部品: でぃ~グル号路線:雷の郷駅 よんた藩国長距離輸送システム「でぃ~グル号」の駅が雷の郷内に一つだけだが存在する。 駅前には雷の郷区役所がある。 これにより、藩国内の他の地域や帝國環状線への移動が非常に楽になっている。 部品: 職人たちへの援助 領内が景気よく回っている時はいいが、不景気になると小規模の町工場程度では存続すら危うくなることがよくある。 しかし、小規模とはいえ町工場で働く職人は貴重な技術を持った人材である。 その考えのもと、彼らが困窮することのないよう、時折藩国から仕事を振るときがある。 当然ながら小規模であるためあまり大量生産はできないが、多品種少量生産にはこの程度の規模のほうが向いているため、そういった仕事は彼らに回すことで援助としている。 部品: 設置理由(実験農園) よんた藩国の主産業である農業は、天候をはじめとした環境の影響が非常に大きい。 急な環境変化にさらされたときに同一品種ばかりを育てていた場合、全滅する恐れがある。 同系の品種でも異なった特徴を持った品種を複数育てることで、そのリスクを軽減させることができる。 しかし、品種改良は非常に時間と手間がかかるうえ、結果が出るかどうかも不明である。 もし国民の持つ農場などを利用するとその国民にリスクを背負わせることになる。 そのため、短期的には利益が出なくても、藩国からの援助を受けることが可能な雷の郷に研究用の実験農場が設置される運びとなった。 部品: 実験農園で働く人々 ほとんどが試験的な栽培とはいえ、当然ながら相応の人手がいる。 ある程度農業に関する知識や経験のある人を中心に、様々な発想が出るように経験の浅い人も加えている。 給料はお金での支払いが基本である。 部品: 農園の場所と移動手段 雷の郷内には民間の工場が設置されている。 工場の影響は農業には非常によくないため、実験農場は雷の郷の中心部からは離れた場所に作られている。 そのままではあまりに不便なため、中心部から街道が設置されており、本数は少ないが定期的に乗り合い馬車が運行している。 乗り合い馬車は雷の郷中心部から、実験農場の事務棟までをつないでいる。 部品: 種子の譲渡及び販売について この農場にある種子は研究目的に保管されているもので、基本的には譲渡も販売も行っていない。 ただし、改良された品種が有用で危険性の低いものであると藩国が確認した場合、希望する農家に販売を行っている。 また、天候不良などにより翌年分の種を確保できなかった場合は藩国が一旦買い上げる形で保管している種子の一部が譲渡されることもある。 部品: 新品種の作成 新品種の作成方法は、旧来のものである同系の品種を受粉させることで交配させる方法が用いられている。 様々な特徴を持った品種を交配させ、できた種子を育て、特徴の定着度を観察し、さらに育成に適した条件を絞り込む。 一世代ずつ少しずつ前進するため、結果が出るためには数十年単位での時間が必要となる。 部品: 試験用ビニールハウス 交配された試験用品種を育てるためのビニールハウス。 外からの影響をなくすことはもちろん、万が一にも試験品種が外に広がらないよう出入り口には消毒液が常備されている。 部品: 四方を丘で囲まれた農地 一つの品種として特徴が定着し始めた品種のうち、外に出して問題ないと判断された品種は、小高い丘に囲まれた農地で試験栽培されることになる。 丘により花粉などが外から入る可能性が低くなるうえ、逆に外へ広がる可能性も低くなる。 この手順によりビニールハウス外の環境での育成状況や病原体への抵抗力などを観察することができる。 部品: 肥料と施肥技術の改良 肥料には伝統的なものも含めて様々な種類がある。 成分的には窒素やリン酸、カリウムなどであり、種類としては油粕に草木灰、魚粕や糞尿といった具合である。 それらの品質の高め方や組み合わせ方、施肥のタイミングについても、この農場で研究されている。 この研究結果は定期的に藩国へ報告され、有用性が認められれば藩国内の農家へ情報が公開される。 部品: 保管庫(雷の郷実験農園) 様々な種子を保管するための保管庫。基本的に低温で暗所で低湿度を保っている。 種子にはすべて番号が振られており、どの番号がどういう特徴を持ったどの品種かというのをまとめたリストが作られている。 部品: 保管される種子 実験農場で改良された品種はもちろん、品種改良される前の原種となる種子も保管されている。 これらは必要に応じて隔離栽培し、数が減らないよう管理されている。 部品: 事務棟(実験農場) 実験農場に関わる事務を行う建物。 農場の入り口に一番近い建物であり、警備員が来訪者に対してセキュリティチェックを行う場所でもある。 また、外部からの種子の販売依頼や各種申請もここで受け付けている。 事務系職業の人を雇っている。 部品: 宿泊施設(雷の郷実験農園) 実験農場は交通的には不便なところにある。 もしも、うっかり乗合馬車に乗り遅れたりすると、帰るのに非常に時間がかかることになったりする。 そんな職員及び来客のために、宿泊施設が事務棟に併設する形で準備されている。 あくまで簡易的な宿泊施設であり、ホテルのようなルームサービスはない。 ベッドと毛布(必要に応じて数枚)に鍵のかかるタンス、トイレ、シャワールーム、洗面所など、最低限の生活が行える施設が整えられている。 ただし、業務上必要に駆られて職員が長期にわたり泊まり込むこともありうるため、長期宿泊用の施設はそれなりにいい設備を整えている。 基本的に関係者は簡単な申請することで無料利用が可能。 部品: 食堂(雷の郷実験農園) 事務棟、宿泊施設に並んで建てられている広めの食堂。 食の国であるよんた藩国として、食堂に関しては一切手抜きはない。 料理の腕のあるメードを数人雇い、朝昼晩の3回食事を用意してもらっている。 メニューはそこそこあるが、その一部はこの農場内で作られた創作メニューである。 この食堂内には2つ厨房がある。 一つ目は食堂で出す料理を作るメード達が働く厨房である。 基本的に彼女(彼)らが衛生状態を含め徹底的に管理しており、非常に安心感のある厨房となっている。 二つ目は職員たちが使う厨房である。こちらも清掃はメードたちに依頼しており衛生状態は良い。 休憩用のお茶を入れたり、メード達が帰った後の夜食を用意したりする目的で使用される。 なお創作メニューの開発現場になることもある。 ちなみに、どちらの厨房も、かなり大きな業務用冷蔵庫、調味料などの常温保管用の食糧庫、コンロ、換気扇、調理台、包丁などの調理器具一式、食器類など、一通りの設備が揃っている。 部品: 新しい農具の設計と従来の農具の改良 少しでも効率よく農作業ができることは、農家の負担を減らすとともに収穫量や品質の向上に至る可能性を持っている。 そのため、新しい農具の開発や従来の農具の改良点の洗い出しを定期的に行っている。 例えば特定の作物の収穫に適した形の刃物や、持ち手の太さを変えることで重心を移動させ使いやすくする、といったようなことが行われている。 農家に直接聞き込みをして不便な点を割り出したり、作業を観察して改良点を探し出しているため、一つ作るだけでも結構な時間がかかることになる。 部品: 改良農具の試作品 改良すべき点を洗い出したあと、設計を行い、実際に使える試作品を作ることになる。 ただしこの段階では本当に成功するかわからないため、ごく少数のみ製作する。 また、一度作った後、すぐに更なる改良点を盛り込んで作り直すことがほとんどのため、そういう小回りの利く小さめの工場へ依頼することが多い。 特に、相応の腕を持った職人は改善に意見を出してくれたりするため、非常に心強い。 部品: 生産ラインの確保(雷の郷) 試作品がある程度形になったら、実験農園にて実際に使用していくことになる。 使い勝手が良ければそこから周辺へ広げていくため、ある程度実使用のデータが取れた段階で工場のラインをいくらか確保しておく必要がある。 部品: 改良データの蓄積(雷の郷) 実際に試作をせずに検討だけで没となったものも含め、基本的にすべてのデータは保存することになっている。 今はできなくてもいつか実用できたり、まったく別の使い道が出てくる可能性もあるためである。 これらの資料は実験農園の資料室に保管されている。 *インポート用定義データ [ { "title": "雷の郷(騎士領)", "part_type": "group", "children": [ { "title": "土地の下賜と騎士の任命(雷羅来の場合)", "part_type": "group", "children": [ { "title": "雷の郷誕生", "description": 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"事務棟、宿泊施設に並んで建てられている広めの食堂。\n食の国であるよんた藩国として、食堂に関しては一切手抜きはない。\n料理の腕のあるメードを数人雇い、朝昼晩の3回食事を用意してもらっている。\nメニューはそこそこあるが、その一部はこの農場内で作られた創作メニューである。\nこの食堂内には2つ厨房がある。\n一つ目は食堂で出す料理を作るメード達が働く厨房である。\n基本的に彼女(彼)らが衛生状態を含め徹底的に管理しており、非常に安心感のある厨房となっている。\n二つ目は職員たちが使う厨房である。こちらも清掃はメードたちに依頼しており衛生状態は良い。\n休憩用のお茶を入れたり、メード達が帰った後の夜食を用意したりする目的で使用される。\nなお創作メニューの開発現場になることもある。\nちなみに、どちらの厨房も、かなり大きな業務用冷蔵庫、調味料などの常温保管用の食糧庫、コンロ、換気扇、調理台、包丁などの調理器具一式、食器類など、一通りの設備が揃っている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "農具の改良", "part_type": "group", "children": [ { "title": "新しい農具の設計と従来の農具の改良", "description": "少しでも効率よく農作業ができることは、農家の負担を減らすとともに収穫量や品質の向上に至る可能性を持っている。\nそのため、新しい農具の開発や従来の農具の改良点の洗い出しを定期的に行っている。\n例えば特定の作物の収穫に適した形の刃物や、持ち手の太さを変えることで重心を移動させ使いやすくする、といったようなことが行われている。\n農家に直接聞き込みをして不便な点を割り出したり、作業を観察して改良点を探し出しているため、一つ作るだけでも結構な時間がかかることになる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "改良農具の試作品", "description": "改良すべき点を洗い出したあと、設計を行い、実際に使える試作品を作ることになる。\nただしこの段階では本当に成功するかわからないため、ごく少数のみ製作する。\nまた、一度作った後、すぐに更なる改良点を盛り込んで作り直すことがほとんどのため、そういう小回りの利く小さめの工場へ依頼することが多い。\n特に、相応の腕を持った職人は改善に意見を出してくれたりするため、非常に心強い。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "生産ラインの確保(雷の郷)", "description": "試作品がある程度形になったら、実験農園にて実際に使用していくことになる。\n使い勝手が良ければそこから周辺へ広げていくため、ある程度実使用のデータが取れた段階で工場のラインをいくらか確保しておく必要がある。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "改良データの蓄積(雷の郷)", "description": "実際に試作をせずに検討だけで没となったものも含め、基本的にすべてのデータは保存することになっている。\n今はできなくてもいつか実用できたり、まったく別の使い道が出てくる可能性もあるためである。\nこれらの資料は実験農園の資料室に保管されている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ]
*部品構造 -大部品: 雷の郷(騎士領) RD:25 評価値:7 --大部品: 土地の下賜と騎士の任命(雷羅来の場合) RD:3 評価値:2 ---部品: 雷の郷誕生 ---部品: 領地命名(雷の郷) ---部品: 雷の郷の地理 --大部品: 行政 RD:5 評価値:3 ---部品: 役場(雷の郷区役所) ---部品: 法律と税制(雷の郷) ---部品: 公共施設(雷の郷) ---部品: でぃ~グル号路線:雷の郷駅 ---部品: 職人たちへの援助 --大部品: 実験農園 RD:13 評価値:6 ---部品: 設置理由(実験農園) ---部品: 実験農園で働く人々 ---部品: 農園の場所と移動手段 ---部品: 種子の譲渡及び販売について ---大部品: 隔離された農場 RD:4 評価値:3 ----部品: 新品種の作成 ----部品: 試験用ビニールハウス ----部品: 四方を丘で囲まれた農地 ----部品: 肥料と施肥技術の改良 ---大部品: 種子保管庫 RD:2 評価値:1 ----部品: 保管庫(雷の郷実験農園) ----部品: 保管される種子 ---大部品: 研究目的以外の施設 RD:3 評価値:2 ----部品: 事務棟(実験農場) ----部品: 宿泊施設(雷の郷実験農園) ----部品: 食堂(雷の郷実験農園) --大部品: 農具の改良 RD:4 評価値:3 ---部品: 新しい農具の設計と従来の農具の改良 ---部品: 改良農具の試作品 ---部品: 生産ラインの確保(雷の郷) ---部品: 改良データの蓄積(雷の郷) *部品定義 **部品: 雷の郷誕生 雷の郷は、騎士となった雷羅来が所有を認められた土地である。 藩王よんたから直々に下賜されたものであり、これの変更はよんた以外は行うことができない。 よんた藩国は農業を主体とする食糧生産国である。 農業技術の進歩は、藩国を繁栄させるのに直接的にかかわる大事なことである。 その研究のため実験農園を作りたい、という提案をしたのが運の尽き。 気が付いたら騎士として任命され、土地をもらっていた。 貰った以上はやらねばならんため、とりあえず働くことになる。 **部品: 領地命名(雷の郷) 領地名である「雷の郷(かみなりのさと)」はこの土地の故事よりつけられている。 かなり昔の話だが、春先にこの土地に大きな落雷があり、その年は驚くほどの大豊作だった。 それからも規模の差こそあれ、何年かに一度くらいに落雷があり、ほぼ毎度豊作になったという。 そんなことから、縁起のいい雷を土地の名前に使うことになった。 **部品: 雷の郷の地理 実験農場を作る都合上、雷の郷にはそこそこのまとまった土地が必要であった。 必然的に中心部からは少し離れた場所になり、よんた藩国西側の南端、ちょうど工業地区の近くに設定された。 **部品: 役場(雷の郷区役所) 雷の郷の役場。場所は雷の郷中心部、という名の領内の西よりの場所。 雷の郷自体がよんた藩国の端にあるが、それでもよんた藩国の市街地に出来るだけ近い場所に作られている。 基本的な届け出等の区役所で受けられるレベルの行政サービスを受けられる。 建物は、ちょっと大きめの一軒家、集会所くらいの大きさ。 1階にはさして大きくない窓口と、40人程度は入る会議室、軽食程度が用意できる給湯室がある。 地下に非常用の食糧等の物資の保管庫があり、2階には資料室と応接室、こじんまりとした執務室が用意されている。 **部品: 法律と税制(雷の郷) 雷の郷内の法律はすべてよんた藩国と同じものが使われている。 これは税率なども同じで、ターン20開始時点で基本的によんた藩国の他の地域と変わっている部分はない。 ただし、領主となる雷羅来及び藩王よんたの同意の下で雷の郷内のみの法や税率の変更は行えるものとする。 これは今後雷の郷を特区として使用する可能性を考えてのことである。 **部品: 公共施設(雷の郷) 領内には規模は大きくないにせよ、一通りの公共施設が揃っている。 上下水道や道路と街灯などのインフラ設備のほか、交番や消防署といった治安維持設備、広場や公園といった娯楽施設など、よんた藩国の持つ施設の縮小版が領内各所に設置されている。 **部品: でぃ~グル号路線:雷の郷駅 よんた藩国長距離輸送システム「でぃ~グル号」の駅が雷の郷内に一つだけだが存在する。 駅前には雷の郷区役所がある。 これにより、藩国内の他の地域や帝國環状線への移動が非常に楽になっている。 **部品: 職人たちへの援助 領内が景気よく回っている時はいいが、不景気になると小規模の町工場程度では存続すら危うくなることがよくある。 しかし、小規模とはいえ町工場で働く職人は貴重な技術を持った人材である。 その考えのもと、彼らが困窮することのないよう、時折藩国から仕事を振るときがある。 当然ながら小規模であるためあまり大量生産はできないが、多品種少量生産にはこの程度の規模のほうが向いているため、そういった仕事は彼らに回すことで援助としている。 **部品: 設置理由(実験農園) よんた藩国の主産業である農業は、天候をはじめとした環境の影響が非常に大きい。 急な環境変化にさらされたときに同一品種ばかりを育てていた場合、全滅する恐れがある。 同系の品種でも異なった特徴を持った品種を複数育てることで、そのリスクを軽減させることができる。 しかし、品種改良は非常に時間と手間がかかるうえ、結果が出るかどうかも不明である。 もし国民の持つ農場などを利用するとその国民にリスクを背負わせることになる。 そのため、短期的には利益が出なくても、藩国からの援助を受けることが可能な雷の郷に研究用の実験農場が設置される運びとなった。 **部品: 実験農園で働く人々 ほとんどが試験的な栽培とはいえ、当然ながら相応の人手がいる。 ある程度農業に関する知識や経験のある人を中心に、様々な発想が出るように経験の浅い人も加えている。 給料はお金での支払いが基本である。 **部品: 農園の場所と移動手段 雷の郷内には民間の工場が設置されている。 工場の影響は農業には非常によくないため、実験農場は雷の郷の中心部からは離れた場所に作られている。 そのままではあまりに不便なため、中心部から街道が設置されており、本数は少ないが定期的に乗り合い馬車が運行している。 乗り合い馬車は雷の郷中心部から、実験農場の事務棟までをつないでいる。 **部品: 種子の譲渡及び販売について この農場にある種子は研究目的に保管されているもので、基本的には譲渡も販売も行っていない。 ただし、改良された品種が有用で危険性の低いものであると藩国が確認した場合、希望する農家に販売を行っている。 また、天候不良などにより翌年分の種を確保できなかった場合は藩国が一旦買い上げる形で保管している種子の一部が譲渡されることもある。 **部品: 新品種の作成 新品種の作成方法は、旧来のものである同系の品種を受粉させることで交配させる方法が用いられている。 様々な特徴を持った品種を交配させ、できた種子を育て、特徴の定着度を観察し、さらに育成に適した条件を絞り込む。 一世代ずつ少しずつ前進するため、結果が出るためには数十年単位での時間が必要となる。 **部品: 試験用ビニールハウス 交配された試験用品種を育てるためのビニールハウス。 外からの影響をなくすことはもちろん、万が一にも試験品種が外に広がらないよう出入り口には消毒液が常備されている。 **部品: 四方を丘で囲まれた農地 一つの品種として特徴が定着し始めた品種のうち、外に出して問題ないと判断された品種は、小高い丘に囲まれた農地で試験栽培されることになる。 丘により花粉などが外から入る可能性が低くなるうえ、逆に外へ広がる可能性も低くなる。 この手順によりビニールハウス外の環境での育成状況や病原体への抵抗力などを観察することができる。 **部品: 肥料と施肥技術の改良 肥料には伝統的なものも含めて様々な種類がある。 成分的には窒素やリン酸、カリウムなどであり、種類としては油粕に草木灰、魚粕や糞尿といった具合である。 それらの品質の高め方や組み合わせ方、施肥のタイミングについても、この農場で研究されている。 この研究結果は定期的に藩国へ報告され、有用性が認められれば藩国内の農家へ情報が公開される。 **部品: 保管庫(雷の郷実験農園) 様々な種子を保管するための保管庫。基本的に低温で暗所で低湿度を保っている。 種子にはすべて番号が振られており、どの番号がどういう特徴を持ったどの品種かというのをまとめたリストが作られている。 **部品: 保管される種子 実験農場で改良された品種はもちろん、品種改良される前の原種となる種子も保管されている。 これらは必要に応じて隔離栽培し、数が減らないよう管理されている。 **部品: 事務棟(実験農場) 実験農場に関わる事務を行う建物。 農場の入り口に一番近い建物であり、警備員が来訪者に対してセキュリティチェックを行う場所でもある。 また、外部からの種子の販売依頼や各種申請もここで受け付けている。 事務系職業の人を雇っている。 **部品: 宿泊施設(雷の郷実験農園) 実験農場は交通的には不便なところにある。 もしも、うっかり乗合馬車に乗り遅れたりすると、帰るのに非常に時間がかかることになったりする。 そんな職員及び来客のために、宿泊施設が事務棟に併設する形で準備されている。 あくまで簡易的な宿泊施設であり、ホテルのようなルームサービスはない。 ベッドと毛布(必要に応じて数枚)に鍵のかかるタンス、トイレ、シャワールーム、洗面所など、最低限の生活が行える施設が整えられている。 ただし、業務上必要に駆られて職員が長期にわたり泊まり込むこともありうるため、長期宿泊用の施設はそれなりにいい設備を整えている。 基本的に関係者は簡単な申請することで無料利用が可能。 **部品: 食堂(雷の郷実験農園) 事務棟、宿泊施設に並んで建てられている広めの食堂。 食の国であるよんた藩国として、食堂に関しては一切手抜きはない。 料理の腕のあるメードを数人雇い、朝昼晩の3回食事を用意してもらっている。 メニューはそこそこあるが、その一部はこの農場内で作られた創作メニューである。 この食堂内には2つ厨房がある。 一つ目は食堂で出す料理を作るメード達が働く厨房である。 基本的に彼女(彼)らが衛生状態を含め徹底的に管理しており、非常に安心感のある厨房となっている。 二つ目は職員たちが使う厨房である。こちらも清掃はメードたちに依頼しており衛生状態は良い。 休憩用のお茶を入れたり、メード達が帰った後の夜食を用意したりする目的で使用される。 なお創作メニューの開発現場になることもある。 ちなみに、どちらの厨房も、かなり大きな業務用冷蔵庫、調味料などの常温保管用の食糧庫、コンロ、換気扇、調理台、包丁などの調理器具一式、食器類など、一通りの設備が揃っている。 **部品: 新しい農具の設計と従来の農具の改良 少しでも効率よく農作業ができることは、農家の負担を減らすとともに収穫量や品質の向上に至る可能性を持っている。 そのため、新しい農具の開発や従来の農具の改良点の洗い出しを定期的に行っている。 例えば特定の作物の収穫に適した形の刃物や、持ち手の太さを変えることで重心を移動させ使いやすくする、といったようなことが行われている。 農家に直接聞き込みをして不便な点を割り出したり、作業を観察して改良点を探し出しているため、一つ作るだけでも結構な時間がかかることになる。 **部品: 改良農具の試作品 改良すべき点を洗い出したあと、設計を行い、実際に使える試作品を作ることになる。 ただしこの段階では本当に成功するかわからないため、ごく少数のみ製作する。 また、一度作った後、すぐに更なる改良点を盛り込んで作り直すことがほとんどのため、そういう小回りの利く小さめの工場へ依頼することが多い。 特に、相応の腕を持った職人は改善に意見を出してくれたりするため、非常に心強い。 **部品: 生産ラインの確保(雷の郷) 試作品がある程度形になったら、実験農園にて実際に使用していくことになる。 使い勝手が良ければそこから周辺へ広げていくため、ある程度実使用のデータが取れた段階で工場のラインをいくらか確保しておく必要がある。 **部品: 改良データの蓄積(雷の郷) 実際に試作をせずに検討だけで没となったものも含め、基本的にすべてのデータは保存することになっている。 今はできなくてもいつか実用できたり、まったく別の使い道が出てくる可能性もあるためである。 これらの資料は実験農園の資料室に保管されている。 *提出書式 大部品: 雷の郷(騎士領) RD:25 評価値:7 -大部品: 土地の下賜と騎士の任命(雷羅来の場合) RD:3 評価値:2 --部品: 雷の郷誕生 --部品: 領地命名(雷の郷) --部品: 雷の郷の地理 -大部品: 行政 RD:5 評価値:3 --部品: 役場(雷の郷区役所) --部品: 法律と税制(雷の郷) --部品: 公共施設(雷の郷) --部品: でぃ~グル号路線:雷の郷駅 --部品: 職人たちへの援助 -大部品: 実験農園 RD:13 評価値:6 --部品: 設置理由(実験農園) --部品: 実験農園で働く人々 --部品: 農園の場所と移動手段 --部品: 種子の譲渡及び販売について --大部品: 隔離された農場 RD:4 評価値:3 ---部品: 新品種の作成 ---部品: 試験用ビニールハウス ---部品: 四方を丘で囲まれた農地 ---部品: 肥料と施肥技術の改良 --大部品: 種子保管庫 RD:2 評価値:1 ---部品: 保管庫(雷の郷実験農園) ---部品: 保管される種子 --大部品: 研究目的以外の施設 RD:3 評価値:2 ---部品: 事務棟(実験農場) ---部品: 宿泊施設(雷の郷実験農園) ---部品: 食堂(雷の郷実験農園) -大部品: 農具の改良 RD:4 評価値:3 --部品: 新しい農具の設計と従来の農具の改良 --部品: 改良農具の試作品 --部品: 生産ラインの確保(雷の郷) --部品: 改良データの蓄積(雷の郷) 部品: 雷の郷誕生 雷の郷は、騎士となった雷羅来が所有を認められた土地である。 藩王よんたから直々に下賜されたものであり、これの変更はよんた以外は行うことができない。 よんた藩国は農業を主体とする食糧生産国である。 農業技術の進歩は、藩国を繁栄させるのに直接的にかかわる大事なことである。 その研究のため実験農園を作りたい、という提案をしたのが運の尽き。 気が付いたら騎士として任命され、土地をもらっていた。 貰った以上はやらねばならんため、とりあえず働くことになる。 部品: 領地命名(雷の郷) 領地名である「雷の郷(かみなりのさと)」はこの土地の故事よりつけられている。 かなり昔の話だが、春先にこの土地に大きな落雷があり、その年は驚くほどの大豊作だった。 それからも規模の差こそあれ、何年かに一度くらいに落雷があり、ほぼ毎度豊作になったという。 そんなことから、縁起のいい雷を土地の名前に使うことになった。 部品: 雷の郷の地理 実験農場を作る都合上、雷の郷にはそこそこのまとまった土地が必要であった。 必然的に中心部からは少し離れた場所になり、よんた藩国西側の南端、ちょうど工業地区の近くに設定された。 部品: 役場(雷の郷区役所) 雷の郷の役場。場所は雷の郷中心部、という名の領内の西よりの場所。 雷の郷自体がよんた藩国の端にあるが、それでもよんた藩国の市街地に出来るだけ近い場所に作られている。 基本的な届け出等の区役所で受けられるレベルの行政サービスを受けられる。 建物は、ちょっと大きめの一軒家、集会所くらいの大きさ。 1階にはさして大きくない窓口と、40人程度は入る会議室、軽食程度が用意できる給湯室がある。 地下に非常用の食糧等の物資の保管庫があり、2階には資料室と応接室、こじんまりとした執務室が用意されている。 部品: 法律と税制(雷の郷) 雷の郷内の法律はすべてよんた藩国と同じものが使われている。 これは税率なども同じで、ターン20開始時点で基本的によんた藩国の他の地域と変わっている部分はない。 ただし、領主となる雷羅来及び藩王よんたの同意の下で雷の郷内のみの法や税率の変更は行えるものとする。 これは今後雷の郷を特区として使用する可能性を考えてのことである。 部品: 公共施設(雷の郷) 領内には規模は大きくないにせよ、一通りの公共施設が揃っている。 上下水道や道路と街灯などのインフラ設備のほか、交番や消防署といった治安維持設備、広場や公園といった娯楽施設など、よんた藩国の持つ施設の縮小版が領内各所に設置されている。 部品: でぃ~グル号路線:雷の郷駅 よんた藩国長距離輸送システム「でぃ~グル号」の駅が雷の郷内に一つだけだが存在する。 駅前には雷の郷区役所がある。 これにより、藩国内の他の地域や帝國環状線への移動が非常に楽になっている。 部品: 職人たちへの援助 領内が景気よく回っている時はいいが、不景気になると小規模の町工場程度では存続すら危うくなることがよくある。 しかし、小規模とはいえ町工場で働く職人は貴重な技術を持った人材である。 その考えのもと、彼らが困窮することのないよう、時折藩国から仕事を振るときがある。 当然ながら小規模であるためあまり大量生産はできないが、多品種少量生産にはこの程度の規模のほうが向いているため、そういった仕事は彼らに回すことで援助としている。 部品: 設置理由(実験農園) よんた藩国の主産業である農業は、天候をはじめとした環境の影響が非常に大きい。 急な環境変化にさらされたときに同一品種ばかりを育てていた場合、全滅する恐れがある。 同系の品種でも異なった特徴を持った品種を複数育てることで、そのリスクを軽減させることができる。 しかし、品種改良は非常に時間と手間がかかるうえ、結果が出るかどうかも不明である。 もし国民の持つ農場などを利用するとその国民にリスクを背負わせることになる。 そのため、短期的には利益が出なくても、藩国からの援助を受けることが可能な雷の郷に研究用の実験農場が設置される運びとなった。 部品: 実験農園で働く人々 ほとんどが試験的な栽培とはいえ、当然ながら相応の人手がいる。 ある程度農業に関する知識や経験のある人を中心に、様々な発想が出るように経験の浅い人も加えている。 給料はお金での支払いが基本である。 部品: 農園の場所と移動手段 雷の郷内には民間の工場が設置されている。 工場の影響は農業には非常によくないため、実験農場は雷の郷の中心部からは離れた場所に作られている。 そのままではあまりに不便なため、中心部から街道が設置されており、本数は少ないが定期的に乗り合い馬車が運行している。 乗り合い馬車は雷の郷中心部から、実験農場の事務棟までをつないでいる。 部品: 種子の譲渡及び販売について この農場にある種子は研究目的に保管されているもので、基本的には譲渡も販売も行っていない。 ただし、改良された品種が有用で危険性の低いものであると藩国が確認した場合、希望する農家に販売を行っている。 また、天候不良などにより翌年分の種を確保できなかった場合は藩国が一旦買い上げる形で保管している種子の一部が譲渡されることもある。 部品: 新品種の作成 新品種の作成方法は、旧来のものである同系の品種を受粉させることで交配させる方法が用いられている。 様々な特徴を持った品種を交配させ、できた種子を育て、特徴の定着度を観察し、さらに育成に適した条件を絞り込む。 一世代ずつ少しずつ前進するため、結果が出るためには数十年単位での時間が必要となる。 部品: 試験用ビニールハウス 交配された試験用品種を育てるためのビニールハウス。 外からの影響をなくすことはもちろん、万が一にも試験品種が外に広がらないよう出入り口には消毒液が常備されている。 部品: 四方を丘で囲まれた農地 一つの品種として特徴が定着し始めた品種のうち、外に出して問題ないと判断された品種は、小高い丘に囲まれた農地で試験栽培されることになる。 丘により花粉などが外から入る可能性が低くなるうえ、逆に外へ広がる可能性も低くなる。 この手順によりビニールハウス外の環境での育成状況や病原体への抵抗力などを観察することができる。 部品: 肥料と施肥技術の改良 肥料には伝統的なものも含めて様々な種類がある。 成分的には窒素やリン酸、カリウムなどであり、種類としては油粕に草木灰、魚粕や糞尿といった具合である。 それらの品質の高め方や組み合わせ方、施肥のタイミングについても、この農場で研究されている。 この研究結果は定期的に藩国へ報告され、有用性が認められれば藩国内の農家へ情報が公開される。 部品: 保管庫(雷の郷実験農園) 様々な種子を保管するための保管庫。基本的に低温で暗所で低湿度を保っている。 種子にはすべて番号が振られており、どの番号がどういう特徴を持ったどの品種かというのをまとめたリストが作られている。 部品: 保管される種子 実験農場で改良された品種はもちろん、品種改良される前の原種となる種子も保管されている。 これらは必要に応じて隔離栽培し、数が減らないよう管理されている。 部品: 事務棟(実験農場) 実験農場に関わる事務を行う建物。 農場の入り口に一番近い建物であり、警備員が来訪者に対してセキュリティチェックを行う場所でもある。 また、外部からの種子の販売依頼や各種申請もここで受け付けている。 事務系職業の人を雇っている。 部品: 宿泊施設(雷の郷実験農園) 実験農場は交通的には不便なところにある。 もしも、うっかり乗合馬車に乗り遅れたりすると、帰るのに非常に時間がかかることになったりする。 そんな職員及び来客のために、宿泊施設が事務棟に併設する形で準備されている。 あくまで簡易的な宿泊施設であり、ホテルのようなルームサービスはない。 ベッドと毛布(必要に応じて数枚)に鍵のかかるタンス、トイレ、シャワールーム、洗面所など、最低限の生活が行える施設が整えられている。 ただし、業務上必要に駆られて職員が長期にわたり泊まり込むこともありうるため、長期宿泊用の施設はそれなりにいい設備を整えている。 基本的に関係者は簡単な申請することで無料利用が可能。 部品: 食堂(雷の郷実験農園) 事務棟、宿泊施設に並んで建てられている広めの食堂。 食の国であるよんた藩国として、食堂に関しては一切手抜きはない。 料理の腕のあるメードを数人雇い、朝昼晩の3回食事を用意してもらっている。 メニューはそこそこあるが、その一部はこの農場内で作られた創作メニューである。 この食堂内には2つ厨房がある。 一つ目は食堂で出す料理を作るメード達が働く厨房である。 基本的に彼女(彼)らが衛生状態を含め徹底的に管理しており、非常に安心感のある厨房となっている。 二つ目は職員たちが使う厨房である。こちらも清掃はメードたちに依頼しており衛生状態は良い。 休憩用のお茶を入れたり、メード達が帰った後の夜食を用意したりする目的で使用される。 なお創作メニューの開発現場になることもある。 ちなみに、どちらの厨房も、かなり大きな業務用冷蔵庫、調味料などの常温保管用の食糧庫、コンロ、換気扇、調理台、包丁などの調理器具一式、食器類など、一通りの設備が揃っている。 部品: 新しい農具の設計と従来の農具の改良 少しでも効率よく農作業ができることは、農家の負担を減らすとともに収穫量や品質の向上に至る可能性を持っている。 そのため、新しい農具の開発や従来の農具の改良点の洗い出しを定期的に行っている。 例えば特定の作物の収穫に適した形の刃物や、持ち手の太さを変えることで重心を移動させ使いやすくする、といったようなことが行われている。 農家に直接聞き込みをして不便な点を割り出したり、作業を観察して改良点を探し出しているため、一つ作るだけでも結構な時間がかかることになる。 部品: 改良農具の試作品 改良すべき点を洗い出したあと、設計を行い、実際に使える試作品を作ることになる。 ただしこの段階では本当に成功するかわからないため、ごく少数のみ製作する。 また、一度作った後、すぐに更なる改良点を盛り込んで作り直すことがほとんどのため、そういう小回りの利く小さめの工場へ依頼することが多い。 特に、相応の腕を持った職人は改善に意見を出してくれたりするため、非常に心強い。 部品: 生産ラインの確保(雷の郷) 試作品がある程度形になったら、実験農園にて実際に使用していくことになる。 使い勝手が良ければそこから周辺へ広げていくため、ある程度実使用のデータが取れた段階で工場のラインをいくらか確保しておく必要がある。 部品: 改良データの蓄積(雷の郷) 実際に試作をせずに検討だけで没となったものも含め、基本的にすべてのデータは保存することになっている。 今はできなくてもいつか実用できたり、まったく別の使い道が出てくる可能性もあるためである。 これらの資料は実験農園の資料室に保管されている。 *インポート用定義データ [ { "title": "雷の郷(騎士領)", "part_type": "group", "children": [ { "title": "土地の下賜と騎士の任命(雷羅来の場合)", "part_type": "group", "children": [ { "title": "雷の郷誕生", "description": "雷の郷は、騎士となった雷羅来が所有を認められた土地である。\n藩王よんたから直々に下賜されたものであり、これの変更はよんた以外は行うことができない。\nよんた藩国は農業を主体とする食糧生産国である。\n農業技術の進歩は、藩国を繁栄させるのに直接的にかかわる大事なことである。\nその研究のため実験農園を作りたい、という提案をしたのが運の尽き。\n気が付いたら騎士として任命され、土地をもらっていた。\n貰った以上はやらねばならんため、とりあえず働くことになる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "領地命名(雷の郷)", "description": "領地名である「雷の郷(かみなりのさと)」はこの土地の故事よりつけられている。\nかなり昔の話だが、春先にこの土地に大きな落雷があり、その年は驚くほどの大豊作だった。\nそれからも規模の差こそあれ、何年かに一度くらいに落雷があり、ほぼ毎度豊作になったという。\nそんなことから、縁起のいい雷を土地の名前に使うことになった。", "part_type": "part" }, { "title": "雷の郷の地理", "description": "実験農場を作る都合上、雷の郷にはそこそこのまとまった土地が必要であった。\n必然的に中心部からは少し離れた場所になり、よんた藩国西側の南端、ちょうど工業地区の近くに設定された。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "行政", "part_type": "group", "children": [ { "title": "役場(雷の郷区役所)", "description": "雷の郷の役場。場所は雷の郷中心部、という名の領内の西よりの場所。\n雷の郷自体がよんた藩国の端にあるが、それでもよんた藩国の市街地に出来るだけ近い場所に作られている。\n基本的な届け出等の区役所で受けられるレベルの行政サービスを受けられる。\n建物は、ちょっと大きめの一軒家、集会所くらいの大きさ。\n1階にはさして大きくない窓口と、40人程度は入る会議室、軽食程度が用意できる給湯室がある。\n地下に非常用の食糧等の物資の保管庫があり、2階には資料室と応接室、こじんまりとした執務室が用意されている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "法律と税制(雷の郷)", "description": "雷の郷内の法律はすべてよんた藩国と同じものが使われている。\nこれは税率なども同じで、ターン20開始時点で基本的によんた藩国の他の地域と変わっている部分はない。\nただし、領主となる雷羅来及び藩王よんたの同意の下で雷の郷内のみの法や税率の変更は行えるものとする。\nこれは今後雷の郷を特区として使用する可能性を考えてのことである。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "公共施設(雷の郷)", "description": "領内には規模は大きくないにせよ、一通りの公共施設が揃っている。\n上下水道や道路と街灯などのインフラ設備のほか、交番や消防署といった治安維持設備、広場や公園といった娯楽施設など、よんた藩国の持つ施設の縮小版が領内各所に設置されている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "でぃ~グル号路線:雷の郷駅", "description": "よんた藩国長距離輸送システム「でぃ~グル号」の駅が雷の郷内に一つだけだが存在する。\n駅前には雷の郷区役所がある。\nこれにより、藩国内の他の地域や帝國環状線への移動が非常に楽になっている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "職人たちへの援助", "description": "領内が景気よく回っている時はいいが、不景気になると小規模の町工場程度では存続すら危うくなることがよくある。\nしかし、小規模とはいえ町工場で働く職人は貴重な技術を持った人材である。\nその考えのもと、彼らが困窮することのないよう、時折藩国から仕事を振るときがある。\n当然ながら小規模であるためあまり大量生産はできないが、多品種少量生産にはこの程度の規模のほうが向いているため、そういった仕事は彼らに回すことで援助としている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "実験農園", "part_type": "group", "children": [ { "title": "設置理由(実験農園)", "description": "よんた藩国の主産業である農業は、天候をはじめとした環境の影響が非常に大きい。\n急な環境変化にさらされたときに同一品種ばかりを育てていた場合、全滅する恐れがある。\n同系の品種でも異なった特徴を持った品種を複数育てることで、そのリスクを軽減させることができる。\nしかし、品種改良は非常に時間と手間がかかるうえ、結果が出るかどうかも不明である。\nもし国民の持つ農場などを利用するとその国民にリスクを背負わせることになる。\nそのため、短期的には利益が出なくても、藩国からの援助を受けることが可能な雷の郷に研究用の実験農場が設置される運びとなった。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "実験農園で働く人々", "description": "ほとんどが試験的な栽培とはいえ、当然ながら相応の人手がいる。\nある程度農業に関する知識や経験のある人を中心に、様々な発想が出るように経験の浅い人も加えている。\n給料はお金での支払いが基本である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "農園の場所と移動手段", "description": "雷の郷内には民間の工場が設置されている。\n工場の影響は農業には非常によくないため、実験農場は雷の郷の中心部からは離れた場所に作られている。\nそのままではあまりに不便なため、中心部から街道が設置されており、本数は少ないが定期的に乗り合い馬車が運行している。\n乗り合い馬車は雷の郷中心部から、実験農場の事務棟までをつないでいる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "種子の譲渡及び販売について", "description": "この農場にある種子は研究目的に保管されているもので、基本的には譲渡も販売も行っていない。\nただし、改良された品種が有用で危険性の低いものであると藩国が確認した場合、希望する農家に販売を行っている。\nまた、天候不良などにより翌年分の種を確保できなかった場合は藩国が一旦買い上げる形で保管している種子の一部が譲渡されることもある。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "隔離された農場", "part_type": "group", "children": [ { "title": "新品種の作成", "description": "新品種の作成方法は、旧来のものである同系の品種を受粉させることで交配させる方法が用いられている。\n様々な特徴を持った品種を交配させ、できた種子を育て、特徴の定着度を観察し、さらに育成に適した条件を絞り込む。\n一世代ずつ少しずつ前進するため、結果が出るためには数十年単位での時間が必要となる。", "part_type": "part" }, { "title": "試験用ビニールハウス", "description": "交配された試験用品種を育てるためのビニールハウス。\n外からの影響をなくすことはもちろん、万が一にも試験品種が外に広がらないよう出入り口には消毒液が常備されている。", "part_type": "part" }, { "title": "四方を丘で囲まれた農地", "description": "一つの品種として特徴が定着し始めた品種のうち、外に出して問題ないと判断された品種は、小高い丘に囲まれた農地で試験栽培されることになる。\n丘により花粉などが外から入る可能性が低くなるうえ、逆に外へ広がる可能性も低くなる。\nこの手順によりビニールハウス外の環境での育成状況や病原体への抵抗力などを観察することができる。", "part_type": "part" }, { "title": "肥料と施肥技術の改良", "description": "肥料には伝統的なものも含めて様々な種類がある。\n成分的には窒素やリン酸、カリウムなどであり、種類としては油粕に草木灰、魚粕や糞尿といった具合である。\nそれらの品質の高め方や組み合わせ方、施肥のタイミングについても、この農場で研究されている。\nこの研究結果は定期的に藩国へ報告され、有用性が認められれば藩国内の農家へ情報が公開される。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "種子保管庫", "part_type": "group", "children": [ { "title": "保管庫(雷の郷実験農園)", "description": "様々な種子を保管するための保管庫。基本的に低温で暗所で低湿度を保っている。\n種子にはすべて番号が振られており、どの番号がどういう特徴を持ったどの品種かというのをまとめたリストが作られている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "保管される種子", "description": "実験農場で改良された品種はもちろん、品種改良される前の原種となる種子も保管されている。\nこれらは必要に応じて隔離栽培し、数が減らないよう管理されている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "研究目的以外の施設", "part_type": "group", "children": [ { "title": "事務棟(実験農場)", "description": "実験農場に関わる事務を行う建物。\n農場の入り口に一番近い建物であり、警備員が来訪者に対してセキュリティチェックを行う場所でもある。\nまた、外部からの種子の販売依頼や各種申請もここで受け付けている。\n事務系職業の人を雇っている。", "part_type": "part" }, { "title": "宿泊施設(雷の郷実験農園)", "description": "実験農場は交通的には不便なところにある。\nもしも、うっかり乗合馬車に乗り遅れたりすると、帰るのに非常に時間がかかることになったりする。\nそんな職員及び来客のために、宿泊施設が事務棟に併設する形で準備されている。\nあくまで簡易的な宿泊施設であり、ホテルのようなルームサービスはない。\nベッドと毛布(必要に応じて数枚)に鍵のかかるタンス、トイレ、シャワールーム、洗面所など、最低限の生活が行える施設が整えられている。\nただし、業務上必要に駆られて職員が長期にわたり泊まり込むこともありうるため、長期宿泊用の施設はそれなりにいい設備を整えている。\n基本的に関係者は簡単な申請することで無料利用が可能。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "食堂(雷の郷実験農園)", "description": "事務棟、宿泊施設に並んで建てられている広めの食堂。\n食の国であるよんた藩国として、食堂に関しては一切手抜きはない。\n料理の腕のあるメードを数人雇い、朝昼晩の3回食事を用意してもらっている。\nメニューはそこそこあるが、その一部はこの農場内で作られた創作メニューである。\nこの食堂内には2つ厨房がある。\n一つ目は食堂で出す料理を作るメード達が働く厨房である。\n基本的に彼女(彼)らが衛生状態を含め徹底的に管理しており、非常に安心感のある厨房となっている。\n二つ目は職員たちが使う厨房である。こちらも清掃はメードたちに依頼しており衛生状態は良い。\n休憩用のお茶を入れたり、メード達が帰った後の夜食を用意したりする目的で使用される。\nなお創作メニューの開発現場になることもある。\nちなみに、どちらの厨房も、かなり大きな業務用冷蔵庫、調味料などの常温保管用の食糧庫、コンロ、換気扇、調理台、包丁などの調理器具一式、食器類など、一通りの設備が揃っている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "農具の改良", "part_type": "group", "children": [ { "title": "新しい農具の設計と従来の農具の改良", "description": "少しでも効率よく農作業ができることは、農家の負担を減らすとともに収穫量や品質の向上に至る可能性を持っている。\nそのため、新しい農具の開発や従来の農具の改良点の洗い出しを定期的に行っている。\n例えば特定の作物の収穫に適した形の刃物や、持ち手の太さを変えることで重心を移動させ使いやすくする、といったようなことが行われている。\n農家に直接聞き込みをして不便な点を割り出したり、作業を観察して改良点を探し出しているため、一つ作るだけでも結構な時間がかかることになる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "改良農具の試作品", "description": "改良すべき点を洗い出したあと、設計を行い、実際に使える試作品を作ることになる。\nただしこの段階では本当に成功するかわからないため、ごく少数のみ製作する。\nまた、一度作った後、すぐに更なる改良点を盛り込んで作り直すことがほとんどのため、そういう小回りの利く小さめの工場へ依頼することが多い。\n特に、相応の腕を持った職人は改善に意見を出してくれたりするため、非常に心強い。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "生産ラインの確保(雷の郷)", "description": "試作品がある程度形になったら、実験農園にて実際に使用していくことになる。\n使い勝手が良ければそこから周辺へ広げていくため、ある程度実使用のデータが取れた段階で工場のラインをいくらか確保しておく必要がある。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "改良データの蓄積(雷の郷)", "description": "実際に試作をせずに検討だけで没となったものも含め、基本的にすべてのデータは保存することになっている。\n今はできなくてもいつか実用できたり、まったく別の使い道が出てくる可能性もあるためである。\nこれらの資料は実験農園の資料室に保管されている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ]

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