バロ様へ、突然このような手紙を送る無礼をお許し下さい。

羅幻王国で初めてあなた様を見た時から私の心からあなた様のお姿が離れません。
司令部に一人たたずむあなた様。
優しげな御表情でありながらその威風堂々となされたたたずまいを思い出すたび、思慕の想いで胸がいっぱいです。

あなた様はいま何をしておられますか?
ご自分の武具のお手入れでしょうか?仲間と共にお酒を酌み交わしてらっしゃるのでしょうか?それとも一人静かに書に耽ってらっしゃるのでしょうか?
この遠く離れたよんたの地ではあなた様に何もして差し上げられませんが、せめてあなた様が大事無くいつものようにお優しい御顔をなさっていられますようにと、あなた様と同じこの空の下で日々祈っております。

いまだに声すらおかけしたことの無いあなた様ですが、もしあなた様にお会いでき言葉を交わす機会がありましたら、この胸の内の想いをあなた様にお伝えしたいです。
それまではあなた様が日々、優しい笑顔でいられることをこの空の下で願い続けております。