●宇宙空母の開発
○要点・一般性能要求等
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 一般性能要求
 宇宙空母は宇宙でI=D、もしくは航空機を運用する超大型の艦艇である。
多くの宇宙空母はコストを考え、単に輸送艦に指揮能力を持たせたものが多かったが、本
艦型は完全に新型で、完全な装甲防御を備え、長大な電磁カタパルトを装備していた。
自らに攻撃力はないが大小のI=Dをマウントして必要な攻撃機能を確保している。



○元帥からのコメント
一般性能要求を満たしてある事が要求スペックになります。
#頑丈である事が望ましいです。


設定案

宇宙空母


宇宙空母。その役割は文字通り宇宙空間において航空機、I=Dを運用する母艦となることである。そして本艦は従来の宇宙空母と違い、海上に於ける空母と同じように、戦域の中にその身をおき、艦載機を運用するものであった。この運用を完遂する為に、本艦には強固な装甲を装備することも求められた。


CVS-X  基本スペック

基準排水量 200000t
搭載機数 120機
全長 3500m
全幅 250m
全高 200m 

搭載機


本艦には航空機、I=D合わせて最高で120機を搭載できる。このうち直接戦闘をする機体は8割ほどで残りを給油機、電子戦機、早期警戒管制機、偵察機、輸送機、連絡機が占める。本艦は防空火器が充実している為、防空専門機はすくなく、搭載する戦闘関係機体の多くを攻撃能力を重視した機体が占める。
本艦には3基の電磁カタパルトが搭載されており、これらをフル稼働させることで全機体を15分程で射出することが出来る。電磁カタパルトと発射台でひとつの発射口セットを構成しているため、発射口は三つ存在する。発射口は通常は隔壁で覆われており、小型の敵工作船の侵入を防いでいる。また、このようにすることで隔壁閉鎖時は発射口内は空気で満たされており、整備員が生身で作業することが出来、作業効率を上げることに成功している。また、射出口とは別に着艦口を設けることで乱戦時にもスムーズに艦載機の運用を行うことが出来るようになっている。



防御力

本艦には武装は搭載していない。しかし、搭載I=D用砲架を装備しており、そこからのI=Dによる砲撃で艦を守るようになっている。この砲架は、I=Dを固定するバンドと装甲板で構成されていて、艦の内部からも入ることができるようになっている。また、固定バンドの着脱はI=D内からも操作できるようになっており、I=Dは自由に艦外へと出て、戦闘機として活動できるようになっている。
本艦には防御火力を持たないことは前に述べたとおりだが、多様なソフトキル装備を持っている。これはミサイルや敵機を銃弾などで撃ち落すのではなく、電子妨害などで正常な動作を出来なくさせる、という設備だ。本艦には、まずECM(Electric Counter Measure)機能を持つ。本艦は巨大な船体を持つ分、発電機のエネルギーも大きい。そのため、通常の電子戦機とは比べ物にならないほどのパワーでECMを行うことができる。また、射出型チャフミサイルを搭載している。チャフとは、繊維状の金属片で、これを大量に撒くことでレーダーをかく乱することが出来る。このミサイルは艦の表と裏に装備されているVLSに搭載されており、チャフを必要な所に正確にうち込むことが出来る。
また、デコイを多数搭載している。これはレーダーを反射しやすいような外面と、大きな熱源を持つように設計された小型無人機で、敵ミサイルを欺瞞するのに使われる。
また、本艦は強固な装甲を持つ。特にエンジンまわりと艦橋の装甲は強化されており、大型対艦ミサイルを最大で10発程度なら耐えられるようになっている。装甲を開発するに当たって重視されたことは対レーザー能力であり、そのため装甲は高い耐熱能力を付与されている。これに加え、本艦独特の防御方法が装備されている。これは装甲板のすぐ外側に装備されている目に見えないほど細いワイヤー状の装甲で、ミサイルをまず此処にあてさせ、装甲に届く衝撃を減衰させるようになっている。


指揮能力

本艦は宇宙機を運用する空母であると同時に、それらの機体を含めた艦隊全体の指揮、管制を行う。そのため、高度な通信能力が求められた。
データリンクは本艦を中心に構築される。これは、本艦に巨体を生かして搭載された大型コンピューターの演算能力を用いて各艦からデータリンクに乗せられた情報を処理する為である、この大型コンピューターの情報処理とデータリンクにより火力の適切な配分が可能になった。このデータリンクを維持するために本艦には高度なECCM(Electric Counter Counter Measure)能力をもっている。また、妨害が困難なレーザー通信設備も搭載されており、データリンクの冗長性を強化している。


レーダー

本艦には長距離レーダーは搭載されていない。これは「指揮能力」の項で述べたように本艦には高度な情報処理能力と他艦との通信能力があるため、他の艦のレーダーにより得た情報を簡単に、そして正確に得られるからである。長距離レーダーを持たないために敵にレーダーを探知されることもなく、本艦の被発見性を低下させている。
しかし、航空管制にはレーダーは必要である為、小型対空レーダーを装備しており、チャフミサイル発射時にはこの小型レーダーが索敵を行う。



推進力

本艦は強力なロケットエンジンを艦尾に3基搭載しており、本艦の重量のうち、大きな割合を占める。なぜ、エンジンが重視されているかというと、本艦は戦域内での行動を想定しているため、敵機に狙われやすい。つまり敵機を振り切れる、少なくとも追いつかれないだけの速度を持つ必要がある。そのために巨大なエンジンが必要となった。方向転換用には側面に装備された小型ロケットエンジンが用いられる。しかし機動性は悪い。これらのエンジンには赤外線放出抑制機構が備え付けられている。これは、ガスを噴出する際に冷却された水を同時に噴出することで赤外線を抑制する、というものである。しかしながら宇宙艦に搭載できる水の量はそう多くはないのでこの機能は短時間しか使用することは出来ない。


指揮系統

本艦の指揮を執るのは、艦長である。しかし本艦は高度な指揮・通信能力を持っているため多くの場合艦隊司令も本艦に搭乗する。この司令は本艦の操作については直接指揮権は持たず、艦隊全体の運用のみ行う。また、本艦の艦載機のうち、本艦内の砲架において防御を行う機体以外は飛行長により指揮され、飛行長自身は艦隊司令の指揮を受ける。本艦の防御をになうI=Dは砲術長の指揮をうけ、砲術長は艦長の指揮を受ける。これは機体をより広い視野で運用しつつ本艦の防御をより柔軟性を持って行うためである。また、艦長戦死の場合には副艦長が指揮をとるようになっており、艦長と副艦長は原則として別の場所にいることが定められている。



                                                 written by seji otoari