最近ではレムーリアとの窓口として名を知られるようになった、よんた藩国。
この国は元々、大量の食料産出に総力を注いでいたのだが、アイドレスシーズン1の途中から輸送にも力を入れだしている。
そういうわけで、帝國環状線が出来ると聞いて国の上層部は素直に喜んでいた。

なぜなら得意分野の産業が発展すれば、その分経済発展が見込める(=国が潤う)からで、環状線はまさにその好機である。
帝國全土で人や物を循環させ、利益が生まれる。
周辺産業も活発になり、観光収益も見込めるだろう。

そんな考えから、よんた藩国はまず自国の交通機関の帝國環状線への接続を計画した。

まず、よんた藩国の交通機関として有名な長距離輸送システム「でぃ~グル」の接続である。
レムーリア世界へと続いているこの列車は、主にかの地からの資源採掘に利用されており、よんた藩国内における「物」の流通の要である。
当然、人も乗っており足として利用している人々も多い。
よんた藩国の大動脈といっても過言ではないだろう。

この「でぃ~グル」の接続はどうしたものかと考えあぐねた結果、普通にでぃ~グルの線路を環状線の駅まで延長した。
環状線とでぃ~グルの駅を一体化し、出来る限り近い位置に並んで停車できるようにした。
物資を積み替えるときに距離が長いと大変だというだけの事情である。

次に、よんた藩国内を走る地下鉄「パグウェイ」との接続にかかった。
こちらは、もとより「人」の運搬を主とした目的で作られていたので、帝國環状線の最寄駅にパグウェイの駅を設置。
駅構内にエレベーター・エスカレーターを通し屋外に出ることなく行き来できるようにした。
これは北国以外からの旅行者が冬の厳しい寒さで入国を倦厭しないように配慮されたためである。
災害時の避難経路となるであろう階段は広めに作られ、適当な間隔で手すりが設けられた。
また一階にあたる場所では階段から通路への出入り口も広くとられた。
こうすることで、避難時に乗客たちが殺到したとしても詰まりにくくするためである。

地上・地下両構内ともに商業施設がテナントとして出店しており、列車の乗り換え待ちや待ち合わせの時間などの利用客が暇をもてあまさないようになっている。
駅の建物は景観保全などの目的で高層化しなかったため、地下フロアが充実している。
よんた藩国特産品中心のみやげ物、よんた藩国特製駅弁の数々、旅路をサポートするガイドブックなどが売られている。
食べ物にうるさいよんた藩国内でも随一と名高い食堂「北国食堂 すみっこ支店」、一万の種類以上のメニューを誇るよんた饅専門店「万饅亭 環状線駅中」などよんた藩国の有名店も競って出店しており、すでに激戦区の様相を呈している。
また、地下街の一区画を利用して短期宿泊用のホテルも作られた。
天候による列車の運行停止や終電を乗り過ごしたときに使えるようになっている。
ルームメイキングはメードが行っており、こまやかなサービスが受けられるという。
他にも、薄着で来ても大丈夫なように衣料品販売も充実しており、低価格なものからブランド品まで取り揃えている。
旅行に必要な生活雑貨販売店やサイボーグも安心な整備所、ミニシアターなど駅構内だけでも十分楽しめるようになっている。

24時間体制で警官が勤務する環状線駅派出所も設置されており、安全にも配慮は欠かさない。



【参考資料】
よんた藩国長距離輸送システム「でぃ~グル」
http://www31.atwiki.jp/yonta2/pages/137.html

よんた藩国地下鉄道「パグウェイ」
http://margo.secret.jp/idress/yggdrasill/yg_pugway.html