淡い金髪の美しい少女が、寝台ですやすやと静かな寝息をたてている。両の腕は細く、この少女が身の丈ほどの大剣を手足のように扱う『竜殺し』であるとは、誰が想像できよう。傍らに伏していた赤毛の少女は、丈の短い草色のチュニックから無防備になげだされた白い太股の感触を満喫している。17歳とは思えない、熟達した何かを秘めた手つきである。「ん……むぅ……」 太股をいやらしい指使いで弄りまわされ、少女は鼻にかかった声をあげる。「……あ……、あれ……? カルラ……?」「ようやくお目覚めね? 睡魔の牙入りのエイジア茶は美味しかったかしら」 人の悪い笑みを浮かべ、カルラは事情を飲み込んでいない少女の頬を撫で回す。「随分とまぁお見限りだったじゃないの。これは挨拶代わりよ」 奪うように唇を重ねる。ぬらつく舌を滑り込ませ、少女の舌を絡め取り、唾液を流し込む。抗う手足を器用に押さえ込み、口腔を蹂躙し尽くすと、ようやくカルラは顔を離した。「どうして……こんなことを、するの……?」
「あれ、言わなかったっけ? アタシは可愛い女の子が大好きなの」 体を起こそうとするが、何故か呪われたように体が重い。「大声を出すわ……。青竜将軍が女のコを襲う変態だって噂になりたくないでしょ?」「好きにすれば? でも、そうしたらアタシも言うわよ。このコはノーブル伯よ、捕らえなさいって。フフ、この部屋にはロクシャの墨とキッカネの香草を焚きこめてあるわ。自慢の魔法で何人倒せるかしらねぇ。女の捕虜は辛いわよ~。兵士どもの精液便所になりたい? 体中隅々まで犯しぬかれて、精液まみれでお兄さまと再会したくはないでしょ?」 自由にならない躰を必死に起こし、睨み殺さんばかりの目をして少女は吐き捨てる。「最低……! それじゃペウダと同じじゃない」 暗愚王並という、人として最下級の侮辱だが、カルラはあっけらかんと笑ってみせた。「昔から言うじゃない。『美少女は世界の宝だー』って。富の独占はダメだと思わない?」「だからって……! ひッ!!」 みなまで言わせず、カルラは少女のうなじに舌を這わせる。チュニックの裾をまくりあげ、下着の上から秘部をまさぐる。「や……だめぇ……!」 弱々しい悲鳴には無視を決め込み、豊かな乳房の感触を楽しむ。「ん~、思ってた通り、イイ感触だわぁ♪」
香の煙が幽かにたゆたうロセン王宮の寝室に、甘やかな嬌声が籠もる。「やだよぉ……もぉ……許してぇ……ぁああっ」 無骨な大鎌を振るうには、あまりに繊細な指先が少女の躰を奏でる。「何が嫌なの? その割には、ここは『もっとして』って言ってるわよ?」「……!」 ぬめる指を頬になすりつけられ、少女は赤く染まった頬を更に紅くして顔を背ける。「絶対感じないから! って言ってたクセに、全然脆いじゃない?」「やぁ……、言わないでぇ……」 妖しく蠢くその指で、淫らを体現したようなその舌で、幾度と無く絶頂を極めさせられた少女には、揶揄の言葉も快楽を高めるエッセンスでしかない。 秘唇にねじこまれた指が、一番弱いところをこする度に、少女は切れ切れに悲鳴をあげる。蜜にまみれた指先が、後ろのすぼまりをえぐる。「ふん、イっちゃえ淫乱!」「ち、ちが……ひぁああっ!」
力無く崩れ落ちた少女の、虚ろな目から零れた涙を舐めとり、カルラは耳元に囁いた。「次はザギヴおねーさまに可愛がってもらおっか。おねーさまの責めはもっとスゴいけど、壊れないでよね。アタシの……」h
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