元気ですかあーーーーーーーー!!んふふー、私は元気ですっ!このケツに突っ込めばどうなるものか?入れればわかるさ、迷わず逝けよ。それでは三人ともご唱和くださいっ!イーチ、ニーイ、サーン、ダアアアアーーーーーーーッッ!!!
バイアシオン一億二千万人のセックスファンの皆様、こんばんは。壁の向こうで、ネメアさんが三人の円卓の騎士を抑えている間に、注目の光と闇の戦いがついに行われようとしておりますっ。邪竜を破った無限のソウルと、死神皇帝ザギヴ・妖術宰相ゾフォルが対峙する、謁見の間は熱気ムンムン、フェロモンのサウナ状態。光の戦士は童貞歴二十年。しかし人間以外の邪竜や闇の怪物は何匹も堕とした、大陸屈指の猛者であります。まさに規格外!その天を見上げそそり立つ巨根は、ロストールの白亜の城か、それとも神に祈りを捧げんとする救世主エルファスか!この戦いは生をつなぐ終わりなき光の戦いであり、闇の勢力の全人類断罪への一つのアンチテーゼなのであります!
対する死神皇帝は二十代半ばの黒髪美人。黒づくめの制服の、絶対領域からのぞく白い艶はフェティシズムの極致といえましょう。美女を前に緊張する無限のソウルを、玉座から脚を組んで見下げるその視線は、美の女神リアルーンの冷たさであります。果たしてこの性欲のデスマッチを制するのは誰なのか、解説はいつもの通りゼネテス・ファーロスさんでお送りいたします。
さぁ、ゴングが鳴った、獣欲のミノタウロスが玉座へ迫る。さながら自らの精子の動きとでも申しましょうか、唸り声を上げてザギヴに踊り掛ります。無限のソウルに押し倒されながら、ザギヴは余裕の表情。
「最初のペアリングの体制確保は重要ですよ、突っ込み、押し倒しには注目したいですね。」
さあまずは無限のソウル、服をぬがそうと躍起になります、しかし、ああ、しかし、脱がせません!無限のソウル、必死に手の震えを抑えようとしています!しかしそんなことは問題ではなく、ディンガル帝国の制服の構造をまったくわかっておりません。初っ端から無限のソウル大苦戦ーーー!
「まったくなにやってんだよ……」
総司令も思わず失笑、ザギヴは闇落ち特有の冷めきった表情で、無限のソウルを見下ろしております。おっと無限のソウル、上を脱がすはやめにしたのか?ついに手が下に伸びました!一気に力に任せてスカートとパンツをずり下ろしていきます。これはさすがの無限のソウルも間違えるはずはない、あっ、ザギヴの三角地帯があらわになりました。無限のソウル、パンツを一気に膝下まで引き下げ……おぉーーーーっと!!く、黒い!真っ黒だーーーーーーー!!あたかも闇の門の島が現れたかのように、淡雪の肌の中に漆黒のクレバスがぱっくりと口を開いております!ザギヴの胎内にはマゴスが巣くっていると言われておりますが、一体マゴスはここでなにをやっていたんだーーーーー!?
「こりゃ……」
解説のゼネテスさんも思わず絶句!マゴスの巣の放つ闇の気配に無限のソウル、身も心も股間もすっかり折れてしまいました!無限のソウル完全敗北、世界の滅亡ーーーーーっ!
うん?あ、ああーーーーーーーーーーっ!!!な、舐めたーーーーー!なんということでありましょう、無限のソウルが一心不乱にマゴスの巣を舐めはじめました!!よだれを垂らし、むしゃぶりつかずにはいられないパブロフの犬状態。しかも、バター犬よろしく必死に舐めまわしております!海洋冒険者集団ワッシャー海賊のように、希代の考古学者エストのように、未知なる物へ臆する事もなく踏み出すその心意気!!無限のソウルの愛と勇気と性欲の前に、感動の嵐がまきおこっております。
さあ、がぜん戦いが面白くなってきました。一気に主導権を握った無限のソウル、弁慶の仁王立ちから駅弁ファックの体勢にもちこんだー!!これが若さか、すごいリカバリーだ。まさにインフィニティファックといった趣であります!子宮に強制送還不法入国罪、スタンディング・チン・パッドがヒット!快感Gスポットのストラックアウト!!圧倒的質量と精力で責めまくる、ザギヴの巨乳がゆっさゆっさと揺れております!あ、ああぁーーーーーーーーーー!!暴発だ。暴発だぁ。一瞬、男の表情が苦悩に満ち溢れたケスコの彫像に変わったかと思うと、次の瞬間、まさに解き放たれたキマイラのように、白濁の弾丸を女の中に撃ち放ってしまったぁ!
「バカな…。勝てる戦いだったはず。」おおーーっと!なんとここで、ゾフォルが、魔道士のローブを脱ぎ捨てて乱入だ!!ザギヴがふがいない内容を見るに見かねたのか!禿のゾフォルがやってきた!地獄の釜から禿が飛び出した!そしていきなり全てを脱ぎ去った!信じられません!
こ、これは、これは一体どうした事でありましょう!果たして彼の、いやこれは男と称していいのかどうか!それ以前に人間と呼称するのが許されるのでありましょうか!?まさにこれは人類が生んだ悪夢の魔人か、至聖神の創造物外か、闇の深淵からのぞくティラの娘といった趣の裸身であります!これにはさしもの無限のソウルも……ん!? こ、これは。猛っている!無限のソウルが猛っている!股間に構えたビッグマグナムは血に飢えた村正状態であります、むしろいっそう燃え上がっております!これは一体どういうことなんでしょうゼネテスさん!
「ゾフォルを見てませんね。」
た……確かに!確かに無限のソウルはゾフォルではなく、床にへたり込むザギヴだけを食い入るように見つめています!「あ…、ああ…。大丈夫…。私は…、闇には…、負けない…。」と息も絶え絶え、汗ばんだ半裸のザギヴは反則級の色っぽさ!しかし無限のソウルよ、それでいいのか!?お前は、お前は自らの世界のために、皺ばった老人と股間の38式歩兵銃で戦う気なのかーーーーー!?
「若いうちはいろんなタイプと戦って経験を積む必要があります。ゼイタク言ってちゃいけませんね。」
無限のソウルが後ろ手にゆっくりとドアを閉めてゆきます!まさに今の我々の心境は、ロセン兵5000に28騎で挑む勇者ネメアを見守る時のそれと同一でありましょう!願わくば、願わくば、彼が無事に戻り、世界を救うことを、ぼくレルラは願って止みません!
それではここで、いったん中継を終了させていただこうと思います。解説はゼネテス・ファーロスさん、そして実況はレルラ=ロントンでお送りしました。また来週!サヨナラ!
(つづく)
おぉーと!ネメアの乱入だーっ。
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