今日からしばらくの間、街に滞在することになり旅の仲間達は久々に自由な時を過ごしていた。チャカはといえば、大人数での移動ばかりなので溜まりに溜まった欲望を解放するために宿の部屋に篭っていた。
「ふぅっ……あ、あと少しでっ……」自身の肉棒を手で慰めているチャカの声が漏れる。竿の部分を手で擦るたびに激しい射精感が募っていく。すぐに出しては快感が終わってしまうので、できるだけ長く射精するのを留めながら擦り続ける。先端からは我慢できずに溢れ出した先走りが垂れていた。「チャカー?いるー?」聞きなれた声と共に扉が開き姉であるエレが自慰を行っていたチャカの部屋へ入ってきた。「うっ…!うわぁぁっ!!」予想外の姉の出現にチャカは慌てて充血した肉棒を手で覆い隠す。もちろん勃起したそれが手で隠れるわけがなく隙間から顔を覗かせていた。「あっ………!」エレは弟の痴態を見てしまった事に驚き固まっている。「いっ、いきなり入ってくるなよ!姉ちゃんっ!!」「だっ…だって、こんなことしてるって思ってなかったから……」チャカは恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になり、全身の血流が激しく体中を駆け巡るのを感じた。
「姉ちゃんの馬鹿っ!!」「……誰が馬鹿よっ!」いつもは姉に逆らうことのない弟の乱暴な言葉にカッとくる。いつもの癖でついつい右腕を振り上げてしまう。「うわっー!なんだよ!殴ることないだろっ!!」「まだ、殴ってないっ!!」同じく条件反射で頭上を守ろうとするチャカ。隠していた分身がピンと跳ね上がり、二人の間に姿を現した。「………」「わっ!」またも気まずい空気が流れる。「お、大人になったね……」「なんのフォローだよ!それっ!!」いい加減、チャカは泣きそうになっていた。「もう、何の用なんだよ!」「あっ…、どうせだから一緒にご飯でも食べに行こうかと思って…」エレは空中に視線を泳がせ、人差し指で顔を掻きながら言う。チャカはエレの姿を直視できるわけなく、ただじっと黙る。
なんて姉ちゃんは気が利かないんだっ!普通、人のこういう所を見たらさっさと出て行くってのが優しさってもんだろ!?
姉の気の利かなさをチャカは心の中で嘆いていた。
「ねぇ、チャカ…」ギシッとベットが鳴ったかと思うと、エレはチャカの隣に座った。「……手伝ってあげよっか?」「…へぁ?」姉の言っている意味がわからず間抜けな声を出す。「だって、チャカこんなに大きくして……辛そう」そう言うと、チャカの怒張した肉棒に触れてきた。「ねっ、姉ちゃんっ!!」チャカは驚き、眼を見開きエレを見る。エレは構わずチャカの肉棒に触れる手を上下に動かし始める。優しく、強く、時には指を絡ませ竿に当てる部分を変化させる。「っあ……姉ちゃん…止めっ…」「…嫌なの?」「い…やっていうか…。俺たち…姉弟だし…」「でも、ここはこんなになってるよ?」頭をことんとチャカの肩に預け囁きながら話す。エレとチャカの体はさらに密着する。その間も手の動きは止めず、チャカの肉棒を慰める。「姉ちゃんっ……」姉の大胆な言動にチャカの思考は混乱する。今までずっと一緒に育ってきたが、エレがチャカに対してこういう事を行ったのは当たり前だが一度もない。「ねぇ、チャカ。何を考えてココをこういう風にしたの?」エレの声が耳元で囁かれる。「それは…っ」チャカは言葉を詰まらせる。「教えてよ」なおもエレは囁く。チャカは耳まで赤く染め、全身から熱気を出していた。「うぁっ…」答えなさいと言わんばかりに肉棒を掴む手に力を込める。急に加えられた圧力にチャカは呻く。
「ね、姉ちゃんのことを…考えてた!」ギュッとズボンを握り締め答える。実際、チャカはエレに姉以上の感情を抱いていた。度々、姉の姿を欲情をかきたてる道具にすることがあった。「私ね、知ってたの」チャカの肉棒を掴む力を緩め、再び優しく動かし始める。「チャカが私のことをいやらし目で見てたってこと」
知っていた…?
心臓がドクンと高鳴る。知られてはいけない感情を知られていた事実にチャカの心の中は切り刻まれた。「チャカ…そんな顔しないで。私、ちっとも嫌じゃないのよ」「え…?」「私、チャカのこと大好きよ。 チャカも私のこと好きでしょう?」エレはとろんとした目つきでチャカに顔を近づける。ツンと唇を尖らせた仕草をする。チャカの鼓動はさらに激しくなり今にも心臓が飛び出しそうだった。大好きな姉がすぐ隣に…、しかも今まさに自分の肉棒を手でしごいてくれている。そう意識するだけでチャカの理性は簡単に飛んでしまった。「っ…!!」チャカはエレを抱き寄せると唇に貪りつく。勢いのままにエレの口内に舌を入れ乱暴に掻き回す。「んっ…ふっ」そのまま舌でエレの舌を引き寄せ絡めとる。
姉ちゃんの口の中熱い…それに柔らかい。
上へ、下へと舌で口内を舐めまわす。「ふぁっ…チャカ!」繋がっていた唇を無理やり剥がされる。エレとチャカの唇には一筋の糸が引きすぐに切れた。
「ね、姉ちゃん…?」自分は何か悪いことをしてしまったのだろうかと戸惑う。「もう…キスはこんなに乱暴にしちゃダメよ。こうやって優しくするのよ…」そう言うとエレは上下の唇で優しくチャカの唇を引っ張り刺激した。引っ張ったり、吸い付いたり、何度も何度もそれを繰り返す。その度にチュッという音がたちそそられる。焦らされチャカはすぐに唇を繋げようとするがその度に上手くかわされる。「もう、ダメだって。そんなに激しくしちゃ…」「だ、だってどうやっていいかわかんないし…」情けない表情で言うチャカはとても可愛くエレの母性を刺激した。「チャカったら…」「なぁ……姉ちゃん…俺…入れたい」チャカは充血し天を仰ぐ分身を握り締めた。「うん…いいよ」エレは少し顔を赤らめながら言う。「じゃあ、チャカが服を脱がしてよ」「…わかった」チャカはエレと向き合うと、エレの身を覆う服に手をかける。まずはベルトを外し床に落とす。次にクロース裾を掴む。
この下には姉ちゃんの裸が…。
今までは隠れて覗き見するしかなかった姉の裸だったがこの布を剥がせばすぐに見られるのだ。心臓の鼓動は早くなり興奮が増していく。ごくりと生唾を飲み込むと、手を震えさせながら下から上へとゆっくりとクロースを捲った。まずはエレのむっちりとした太股が現れた。次に引き締まった腰。徐々に上へと捲っていく。
もう少しで姉ちゃんの……。
そして二つの柔らかそうな丸みが現れた。シュルシュルと衣擦れの音がし、クロースも床に投げつけた。エレは下着だけを身に着けた格好でチャカの前に座っている。「な…なんか恥ずかしいな」ぎゅっと腕で露になった胸を隠す。その圧力で乳房は形を変え、隙間からぷるんと溢れていた。チャカはすぐにその胸を触りたくてたまらなかった。「ねぇ、チャカも脱いでよ」「わ、わかった…!」チャカは姉の催促に焦りながら服を脱ぎ捨てる。「……恥ずかしいね」そう言うとチャカも剥き出しになった自分の分身を手で覆いかくした。「チャカ…」”おいで”と示すようにエレは腕を広げチャカの体を抱き寄せる。「姉ちゃん…」そのまま二人は後ろへと倒れこんだ。チャカの胸板にはエレの柔らかな胸の感触が伝わってきた。チャカの腕の下になったエレは少し恥ずかしそうにチャカを見つめ返す。「好きにしていいよ」エレの呟いた言葉を皮切りにチャカは体にむしゃぶりつく。まずは、吸い付きたくて堪らなかった乳房に唇を立てる。「ひあっ…」チュパチュパと音をたてながらチャカは先端にある突起に吸い付く。「ふぁっ…ん」舌でそれを嘗め回したり転がしたり弄ぶ。その度にエレは身をよじらせたり、甘い声を漏らす。「チャ…カぁ…」二人の体は密着しているので、エレの太股に何度も硬いチャカの肉棒が当たる。その度に足を浮かせつんと刺激する。「ね…姉ちゃん……」エレの太股はチャカから溢れる先走りでヌルヌルになっていた。チャカはようやく胸に吸い付くのを止めると、体を起こし下の方へと視線を移した。
豊かな毛で覆われている姉のそこを見てみようと、チャカはエレの膝を押し上げ秘所がよく見える格好にさせた。そこは濃い紅色をしており、淫らなにおいが漂ってきた。鼻から性を刺激されたチャカは性急に挿入したい衝動に駆られる。「ね、姉ちゃん入れるよっ…」チャカは自身を掴みエレの挿入口を探す。こ、この穴かな…?
前部にぽつりとある小さな穴に亀頭を押し付ける。「んあっ…」穴を突く刺激にエレは腰をくねらせる。「チャ…チャカ、そこじゃない。もっと…下」「下…?」言われて自分が違う穴を刺激したことに気がつく。「こっ…ここかな…」独り言を呟きながら膣口と蕾の間にぐいぐいと棒を押し付ける。当然、入るわけがなく柔らかな肉に押し返される。「くあっ…そ、そこじゃないわ…」エレは指で挿入口を指し示してやる。「ご、ごめん姉ちゃん。俺…初めてで…」「ううんっ…いいのよ、そんなの。ね、ここに入れるの」身を少し起こすと指で挿入口をチャカに指し示してやる。
ここだったのか…。
エレの示した場所にはぱっくりと口を開きひきつく淫らな肉の穴があった。「入れるよ…姉ちゃん…」「うん…きて」チャカは確かめるように膣口に先端を押し付けると勢いをつけて挿入した。「あんっ…!!」奥まで入れた自身を引き抜こうとするとカリの部分が肉のヒダに引っ張られもの凄い勢いで射精感が昇りつめてくる。「くぅぅ……」チャカは射精するのを我慢しようと動きをとめ呼吸を整える。「ふぁぁ…チャカぁ……」姉は腰を動かして欲しいと腰をくねらせ結合部を刺激する。「ねっ…姉ちゃん、そんなに動いたらでちゃうよっ!」「んぁっ…で、でも…もっと欲しいんだもん」「まっ…待って…もうちょっと」荒く乱れる呼吸を整えると自身を抑制しながらゆっくりと腰を動かす。「あああぁぁっ……」ずちゅっ、ずちゅっと動く度に音がする。「姉ちゃんの膣中っ…熱くてぬるぬるしてるっ………」「チャ…チャカのもおっきくて気持ちいいよぉ…」ゆっくりとした動きをやめ次第に腰をふる速さをあげていく。穏やかだった水音も激しさを増し、さらに派手で淫らな音をたてる。「ふぁっ…んんっ…いっ、いいよぉー!チャカっ…もっとっ…あんっ!」チャカは夢中で腰を振るう。頭の中はまっしろで次々と溢れる快感を受け止めるのに精一杯だった。「だっ…だめだっ……もっ、いきそう……」「っぁ…いっ、いいよっ…イっていいよっ!」エレはチャカの頬に手を優しく当てると愛しそうな目で見つめる。「ねっ、姉ちゃん…姉ちゃんっ!姉ちゃんっ!!」「うぁぁぁぁんあんっ」絶頂への激しい突きに一層大きな喘ぎ声を上げる。
「ふっ…くぅぅっ……」チャカのエレの足を掴む手に力が入る。それまで規則的に動いていた腰をめちゃくちゃに振りはじめる。肉棒をより深くエレの膣中へと打ち付けるとドクドクと己の精を解き放った。「うあぁっ……チャカのが出てる……」ドクン。ドクン。ドクン。肉棒がエレの中で脈打っているのがはっきりと伝わってくる。チャカは止まらず溢れてくる精を全て注ぎ込もうと何度も体をゆすり肉棒を突きたてた。
「ねぇ…ちゃん……」エレはチャカの下ではぁはぁと息を荒くしぐったりとしていた。衝動が収まるとチャカはエレから肉棒を引き出す。それと同時にエレの膣中に大量に撒き散らされた白濁液もドロドロと出てきた。「んぁっ……ねぇ…見て…チャカのがこんなに……。 いっぱい溜まってたのね」秘所に指をあてがいチャカに見えるようにと膣口を広げる。姉のその淫乱な光景を見て、今しがた縮みかけていたチャカの肉棒にまた血流が駆け巡り硬さを増していった。
やべぇ…今出したばっかりだっていうのに。
自分の若すぎる分身を見て情けなくなる。「わぁ…!また硬くなってる」「ごめん…。姉ちゃん…もう一回いい?」「うふふ。チャカは元気ね。うん、いいよ。もっともっと出してね」チャカはもう一度、姉へと体を重ねた。
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