無限の魂ユリアシュは、物音を聞きふと目を覚ました。砂をまいたような銀河の下、潮騒の音が遠く響き、潮の香りに満ちているワッシャー砦。ここはそのなかにある、お頭ヒルダリアの部屋である。下着一枚という自分の体を見ながら、新航路開拓の大冒険から夕日が沈む前に戻ったあと、簡単に体を洗って寝てしまったことを思い出した。「あら、起こしちゃった?」「ん、大丈夫…。」ちょうど隣の部屋から入ってきたヒルダリアが、「ごめんなさい。」というポーズをしながらベットの縁に腰をおろすと、ユリアシュも眠い目をこすりながら上半身を起こした。「やべ、僕だけ寝ちゃったのか。まだ手伝うことって残ってる?」「冒険の?何言ってんの、帰って来てから丸二日は寝てたのよ。」「マジっ?ごめん!」「今回は許してあげる。貴方がいなければ、しぶきの群島の向こうになんて、とてもじゃないけど行けなかったわけだし。」笑いながらそう言うとヒルダリアは窓を見つめた。その切れ長の瞳は窓の外の景色だけではなく、大陸の遥か外洋を見つめているようだった。「もう少し進めれば絶対なにかあるよ。」「うん。あの向こうに何があるのか絶対確かめてみせるわ。それが海洋冒険者集団ワッシャー海賊の意地ね。新航路を捧げて、天国の父さんを安心させてあげるの。」「へへへ。僕も頑張るよ。」「本当に頼りにしてるわ。」
不意にユリアシュはヒルダリアの背にぴたりと体を寄せた。そして彼女の長い黒髪に隠れていた耳たぶを甘く噛みながら、両手を彼女の肩から胸元へ絡ませていった。「だからさ、頑張った御褒美ちょうだい。」「あらあら。困った人ね。」ヒルダリアは勝気な顔にいたずらっぽい笑みを浮かべると、ユリアシュの金髪をしっとりと潤った手で撫で、頬に唇を這わせはじめた。ヒルダリアの吐息が、むせ返る様にユリアシュを包んでいく。頬に軽く触れる、美しい花びらのように濡れて柔らかい感触を感じながら、ユリアシュは右手を肌蹴た胸元へ潜り込ませ、手にあまる二つの乳房を丁寧に揉みあげた。「ん…うん…。」指で両方の乳首を丹念になぞり上げ、爪先でつつきまわしていると、普段子分の海賊たちを怒鳴り命令する唇から甘ったるい女の声が漏れていく。彼女の肌はきめこまかく、まるで手が滑るようで、触れるたびにユリアシュを魅了する。衣服に縛り上げられるように固められているにもかかわらず、ゆさゆさとゆれそうなバストを指が埋もれるほど掴みあげたユリアシュは、年上の女性の双球を嬲りながら至福の世界へと落ちていった。「ん…あんっ。こら、こっちも構ってよ。」「へへへ。ごめん。」ユリアシュはそういうと、ゆっくり口元まで唇を運んできたヒルダリアを、力強く抱き寄せた。肉厚の唇に猛烈に口づけ、溜まった唾液を注ぎ込む。歯の裏側を舐め歯茎を撫で、喉の上蓋を先でつつきまわしていると、ヒルダリアも甘い舌を使いユリアシュの口腔をトロトロに蕩けかす。「ヒルダリア、も…っと頂戴…」ユリアシュが喘ぐ様に囁くと、瞬く間に二人の唇の結合がより深くなっていく。舌で互いの口をまぐさり、唾液をしゃぶって飲み合っていくと、唇の端から混ざり合った唾液が流れだし、びちゃびちゃくちゅぐちゅと淫猥な音もに漏れ出していった。
「ねぇ、おっぱい!おっぱい!」ユリアシュは唾液にまみれた唇を、ヒルダリアに舐め取って綺麗にしてもらうと、もっと甘えるように柔らかい胸の丘に顔を埋めた。そのままヒルダリアの胸元をぐいっと引きさげ、男を狂わす果実のようなバストを露にする。普段から体をしっかりと締めつけた、ラインはっきりとわかるような活動的な服装なだけに、震えながら零れ落ちた豊かな乳房は否応なしに目を引く。ユリアシュは雪花石膏の彫刻のような、神々しいまでの胸をまず目で犯した。そして両手と両頬で、柔らかくも弾力のある心地よい手ごたえをたっぷり味わい、最後に熟れた茱萸の実のような乳首にしゃぶりついた。舌で螺旋を描くようにこねくり回し、頬をすぼめ吸い付いていく。「!!!っっ…はうぅ…あああぁああああ。」舌の柔らかな感触とともに、ヒルダリアの体に甘美な電流が流れ込んだ。まるで乳首と口内から二人の肌が溶け合い、直接体の中の神経に刺激されているかのような圧倒的な愉悦。ユリアシュが甘えながら勃起した乳首を吸い舌を絡め前歯で甘噛む。思うが侭に嬲っていくと、それがヒルダリアをただならぬ恍惚郷に落としていくのだ。彼女はユリアシュにあらぬ法悦の姿を見せて、身をよじらせてよがり狂いながら、快美の喘ぎを室内に存分に響き渡らせていった。「これは僕だけのもの…。誰にもあげない。」「私の体…あぁ…奥まで浸入して…ユリアシュあぁっ!」ユリアシュが巧みに乳房を吸い上げるたびに、ヒルダリアはその凛々しい美貌を仰ぐように上をむけると、ブルブルと体中を震わせていく。胸を露にしたほかは、なまじ普段の服装と同じだけに、ユリアシュの口から逃れようと汗ばんだ体を悶えさせている姿は、なんともいえぬ妖しい色香を醸しだしていた。
背筋をそらせて一際甲高い声を絞り上ると、ガクリと寝台の上に脱力したヒルダリアと一緒に、ユリアシュもばたりと倒れこみ、再び双球の谷間に顔を埋めた。昼は冒険や戦闘で誰よりも頼りになるユリアシュであり、ヒルダリアが父に頼る少女のような表情をみせる。だが夜となるとユリアシュがヒルダリアに母に甘える少年のような表情を見せる。「あんっ、もう。おいたが過ぎるわよ、本当に甘えんぼさんね。」そして顔を赤く上気させながら、黒い瞳でユリアシュを見つめた。「一体どこでこんな不思議な能力を身につけたの?」「ひ・み・つ。僕には無限の可能性があるから気にしないで。」「ふぅん。ソウルは限界なしでも、こっちは限界みたいね。」突如ヒルダリアがひんやりとした手を下着に差しいれると、ぎりぎりまで張り詰めていた怒張を指先で掴んだのだ。そして玉袋を握り上げて中で転がしはじめた。「やっ…うぅぅ!」限界が近かっただけに、突然の刺激を加えられたユリアシュは、悲鳴を上げてヒルダリアに縋りついた。「こんなに大きくしちゃって、まだ物足りないんでしょ。フフフ、はじめての時はあんなにうぶで何も出来なかったのに、胸の吸い方とか本当に助平になっちゃったのね。」「酷いよ、僕をこんなにしたのはヒルダリアでしょ!…僕は、うん…ヒルダリア以外の…あのその…女の人…知らないんだから。」いたずらっぽく笑うヒルダリアに対して、心底恥ずかしそうに、身を縮め上目でぼそぼそと呟いたユリアシュを、ヒルダリアはまるで子供をあやす様に頬を撫でた。「よく言えました。良い子にはご褒美あげなくっちゃね。」ヒルダリアは膝近くまであるロングブーツで履いたまま床に立ち、腰より上は寝台の上に肘をついて馬のように四つん這いなった。すらっとした腿や形のいい臀部は当然天井にむかって高々とあげられている。「ブーツとかつけたままって好きなんでしょう?」切れ長の瞳に淫蕩な光が宿り、口端から人を酔わせるような笑みがこぼれた。「はやくいらっしゃい、大きい坊や。」「…うん。」何人も抗えない魔力を秘めた声を前に、ユリアシュはゆっくりと頷くと、ふらふらとヒルダリアの後ろに立った。
ユリアシュは怒張をヒルダリアの美尻に押し付けながら、腰に手を回すとベルトを外しズボンとシンプルな下着を一気に引きおろした。ロングブーツに引っかかった下着を満足げに見つめると、彼はヒルダリアの膝裏に舌を這わせ、そのままゆっくりと秘所を目指していく。蛞蝓がはったような光を残しながら、既に愛液が滴る内腿を愛しそうに舐めあげ、その雪のように白い肌の上に舌を滑らせた。ついに付け根までたどり着くと、双丘を愛しそうに頬擦りして撫で掴んだ。肉付きがよく柔らかい。そして汗と淫液でたっぷりと濡れた切れ込みに一気に肉棒を突き入れた。「あっ、んんっ、もう強引なんだから。」ユリアシュはヒルダリアの声を右から左に聞き流すと、腰を激しく動かして奥を亀頭でこねくりまわす。ユリアシュの動きにあわせて腰を振るヒルダリアの肉壁が熱く締め上げ、ユリアシュ自身を溶かすように顫動する。激しく腰を振れば振るほど、更に締め上げてくる壷の前にユリアシュはあっという間に屈服寸前だった。「あぁっ、うおぉおぉ!出る!」溜りに溜まった白濁液をヒルダリアの中にぶちまけると、ユリアシュは力尽きたようにぐったりとヒルダリアの背に寄りかかった。ヒルダリアがユリアシュを抱き寄せると、ユリアシュは息を整えながら、またヒルダリアの乳房に飛び込み、なんともいえぬ満足そうな表情になる。「お疲れ様。気持ちよかったでしょ。」「うん。」しばらくそうしていると、ユリアシュの甘ったるい声が部屋に響いた。「ねぇ、もっとしようよ。ずっと船旅で我慢してたからさ、こんなんじゃまだまだ満足できないよ!朝までやりまくろうっ!」「まぁ、どこまで助平な人になっちゃったのかしら。フフフ、それじゃ楽しみにしていて良いのかしら?」「まかせといて。腰が立たなくなるまで善がらせてやるから。」「はいはい。期待してるわね。」ヒルダリアはユリアシュの額にキスをすると、優しくその頭を撫でた。
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