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カルラは一人の少女を見つめていた。
燃え盛る故郷の前でただ途方にくれて泣き崩れていた少女は声も嗄れ果て、涙も渇き尽きたころ
おもむろに顔あげると蹂躙された故郷を凝視すると、唐突に笑いだした。
「くっくくっ、あっははは、あっはっはははは」
紅く染まる故郷の前で狂ったように笑う少女をカルラじっと見つめていた。
『これは昔の私か……、たくっなんて夢みてるんだか』
やれやれといった感じで頭を掻き、復讐心を胸に笑い続ける過去の自分を見て、カルラはふと思った。
ペウダの首を飛ばしたとき、ロティの娘であるクリュセイスを処刑した時、どんな顔をしていたのだろう
この時のように笑っていただろうか、不意にジラークの言葉が脳裏に蘇る。
「貴様は表面は笑っているがその笑いは偽りものではないか!」


「おい……、おい!カルラ!!」
頬をはたかれうっすらと目を開けるカルラはさっきまでの事を思い出し、目の前にいるルースに問いかけた。
「イシュバアルは?」
「跡形もなく消し飛んだよ」
ルースはそう言うと、バツが悪そうな顔をして付け加えた。
「ついでに言うとな今俺達、閉じ込められてんるんだ。カルラ、魔法使えそうか」
「ムリムリ、さっきのやつでもうすっからかんよ」
手をひらひらと振り答えるカルラ見てルースは溜息をついた。
「道具も全部どこかに飛ばされたみたいだし、しばらくここに釘づけだな、
こんなことなら、途中でナッジと一緒に仲間を帰すんじゃなかったな」
「ま、なんとかなるっしょ。ゆっくりと回復するの待ちましょ」
そう言うとカルラはルースを自分の隣へ座るよう手招きする。ルースは苦笑するとカルラの隣に腰を下ろした。


聖光石の光が辺りを照らす中、カルラは隣に座ったルースの顔を見て、初めてロセンで会った時
のことを思い出した。
いきなり、話しかけられ面食らっていたルースだったが、カルラの目的を聞いて真剣な顔して
協力を申し出てくれた。結局、当初の目的は達成したが今、隣に座っている協力者に妨害されてカルラは復讐を果たすことはできなかった。
「なんか、俺の顔についてるのか?」
視線に気づき問いかけるとカルラは間髪いれず答えを返した。
「目と鼻と口」
いつも通りの人を食った答えに苦笑を浮かべる。初めのうちは戸惑いもしたが、最近では慣れてきた。
真面目な性格のアイリーンはまだ慣れないのかよくからかわれているが。
ルースの薄い反応に口を尖らせたが、しばらくして真剣な表情をすると口を開いた。
「ルースさ、なんであの時ペウダ庇ったわけ?」
「あん?あぁ、初めてロセンで会った時のことか、別にたいした理由じゃないよ。アイツを殺ろされたら俺とカルラの手配書
そこらじゅうに回るわけだろ、お尋ねものにはなりたくなかったんだよ」
『甘ちゃんのルースにしては珍しく自分のためにあのペウダを庇ったわけか、まぁそういう理由でもなけりゃ
悪名高い暗愚王を庇う分けないか……」


「それにあいつはエリスやアンティノ達の傀儡だったとはいえ東方諸国の盟主だ。殺したら、後釜を狙った奴等のせいで
最悪、戦争って事になってたかもしれないしな」
そう言ったルースにカルラは感心した様に言った。
「へぇ、なんだ結構考えて行動してるんじゃん」
「その言い方だと、まるで俺が考えなしに行動してるみたいだな」
ムッとした顔をカルラに向けるが、全く気にした様子もカルラはクスクスと笑い言葉を続けた。
「だって、普通考えてたら、胡散臭い爺さんやインチキ救世主なんか助けたりしないっしょ、しかも結構、仲良くしてるみたいだし」
「ぐっ……!あ、あれは……だな、その……」
言葉につまりしどろもどろになる、ルースを見てカルラは笑う。
そんなカルラを見て憮然としていたルースだったがふっと表情を緩めた。
「なに?人の顔を見て急に笑い出して」
「いや、べつに深い意味はないよ。しかし、なかなか魔力って回復しないもんだな」
「ふーん、まっ、別にいいっか……」
話を逸らし、魔力を集中させるルースをさして追求することもなくカルラは後ろの岩壁に背を預けると上を見上げて、
聖光石の光を見つめた。


「なんでさ……」
「えっ?」
カルラの言葉にルースは振り返るが、カルラは青白く輝く光を見つめながら先を続けた。
「なんで、こんなイカレた女と心中しようと思ったわけ」
そう言ってカルラはルースに顔を向ける。そこには普段のおちゃらけた雰囲気はなく、真摯な瞳でルースをみつめていた。
魔力を集中するのをやめ、ルースはカルラにみつめられ照れているのか顔を背けると口を開いた。
「ほっとけなかったんだよ、いつもアンタらしくなかったからな」
いつものような、ふてぶてしさがなくなり自身が言ったように唯の田舎娘にしか見えないカルラをほおっておくことはできなかったと答える。
そして、ルースは顔を赤くして、カルラの目を見据えると先を続けた。
「それに俺はイカレたカルラにずいぶんと前からイカレてるんだよ。だからあの時、カルラと死ぬのも悪くないと思ったんだ」
顔を真っ赤にして喋っていたルースの言葉を聞いて、カルラは俯きくぐもった声を漏らした。
「クッ…クッゥ…」
「カルラ……」
カルラの肩に手を置こうとすると……
「クッ…クックックク……ハッハハハハ、アッハッハッハッハッ」
カルラは爆笑し始めた。あまりのことにルースは呆然とするが、カルラは構う事無く笑い続ける。
「ヒィーヒッヒッヒッ、そんな真っ赤な顔してあんなこと言うんだもん、ハッーハッハハ」
足をバタつかせ、転がりカルラは笑い続ける。しばらく呆然していたルースだったが照れから赤くなっていた顔を怒りの感情で真っ赤に染め、
肩に置こうとした手を握り締め、おこりのように震えていた。
「クソッ!」
飛び掛りたい衝動をこらえ、後ろを向く。
『人が真面目に告白してるのにあそこまで爆笑するか?一体、なに考えてんだ』
とりあえず火照った頭を落ち着かせるため、軽く息を吸い吐き出す。すると、いきなり肩を後ろから掴まれ引きずり倒され、
馬乗りにされた。


「いい加減に……っ?!」
流石に頭に来たルースは怒鳴りつけようと、口を開くがカルラに唇を押しあてられ途中で遮られた。
突然の事に目を白黒させていると、舌が入りこんでくる。
「んっ…ちゅ…んんっん」
ルースも自らの舌を絡め、しばらくの間お互いの口を侵す行為に没頭しどちらからともなく唇を離した。
「ごめん、かの竜殺しがあんな可愛い顔するとは思ってなくてさ、つい笑っちゃった」
そしてカルラは耳元に口を寄せる。熱い吐息が耳にかかり鼓動が早くなっていくのが自分でも感じられた。
「でも……正直、嬉しかった…」
そう言って屈託のない笑顔を向けるカルラに溜息をつくと、ルースはカルラを抱きかかえ体を起こした。
「おまえだけは竜殺しの俺でも読めないよ」
苦笑と共にそう言うと、今度はルースから口付けを交わした。

お互いの唾液を交換し合っている内にルースはカルラの胸に手を当て揉んでいく。
「んっ……ふぅ…」
顔を上気させ、貪り合う口の合間から声をもらすカルラを見て、興奮してきたルースは直にふれようとして隙間に手を滑り込ませると
軽く舌を噛まれ、動きを止められた。
「慌てないの、とりあえずお互い着ているもの脱いじゃおうよ」
そう言ってルースから離れるとカルラは近くの暗がりに歩いて行く。
ルースはあんなハダカ同然の格好をしていても脱ぐ所を見られるのは恥ずかしいのかと、
詮もない事を考えながら離れていくカルラ見送った。
律儀にも後ろを向いて着ているものを脱いでいくルース、ひととおり脱ぎ終わりあぐらをかいて座っていると、後ろから声をかけられた。
後ろを振り向むけば髪を下ろしたカルラが生まれたままの姿で立っていた。
髪を下ろし、普段の姿と違うせいもあってか、青白い光に照らし出されカルラの裸体はどこか現実離れした雰囲気を纏っていた。
カルラ自身が惜しげもなく晒すその裸体に目を奪われていると、いきなり抱きつかれ我に返った。
「なになに、ぼっーとしちゃってもしかして惚れ直した」
目の前で、カルラがニヤニヤと笑い、照れているルースにからかい半分でカルラは聞いてくる。
いい加減、いいようにからかわれるのも飽きてきたルースはカルラの目を見て口を開いた。
「ああ、惚れ直した。ついでに言うと目が離せなかった」
ルースのらしくない反応にキョトンとしたカルラだったが、口元に笑いを浮かべるといきなり耳に噛み付きこう囁いた。
「ルースの好きにしていいよ……」


カルラを支えるために左手を腰に回すと、右手を胸に置き、柔らかさを確かめる様に握り揉んでいく。
「ん……、はぁ……、あぁ……」
空いている方の胸に顔を近づけると舌を這わして乳首を唇で挟み、舌で転がしていく。
右手の方でも、乳首を摘み、こねるようにいじり起たせていく。
「ふんぅ……、はぁ、ん……、ぁ……」
カルラが自分の愛撫に感じているのを見て、ルースは口に含んでいた乳首に歯を立てた。
「ひぃんぅ?!」
不意の刺激に、背筋に痺れの様な感覚が走り、カルラは背をのけ反る。
軽く達してしまったのか荒く息を吐くカルラを見て、ルースは秘所を探ろうと手を伸ばした。
しかし、股間のモノから痛みが走り、思わず手を引っ込める。視線を自分の股間に移すと、自身のモノがカルラの手に握り締められていた。
「フフッ……、噛みついたお返し、それに私ばかり気持ちよくなるのも悪いしね」
ルースの前にひざまづくと、握っているモノに熱い息をふきかける。


「はぁ……」
「くっ……」
反応が鋭くなっているのか、かすかな刺激でルースは声を漏らす。
カルラはそんなルースの反応を見て薄く笑うと、舌をだしてルースのモノをレロリと、舐めた。
モノを握っていた手を上下に動かし、舌で刺激し責め立てる。
「ん……、ふ、んん……」
唾液を乗せた舌がぴちゃぴちゃと音たてる。舌全体を使い、ルースのモノを舐めあげるカルラから発せられる
その音はひどく淫猥にルースの頭に響いた。
「んくっ……んん、ふぅ……、んふぅ」
上目遣いでチラリとルースに目を向けて、髪をかきあげ口を開きルースのモノをくわえこんだ。
暖かな感触と、柔らか濡れた感触がルースのモノを這い回る。
舌で先端をこすり、舐めていき唾液が全体にまんべんなく拡がっていく。
「んふ……、む、んっく、んぅぅ……」
ルースの呼吸が荒くなり耐えるような表情が顔に浮かぶ。それ見てカルラはルースの限界が近い事をさとり
更に刺激を与えようと、手と舌の動きが激しくなる。
「んっん……、ん、んっ、ふぅっ……、んぅん、んぅ―」
「カルラ、もう―っあ!」
唾液と先ばしった汁の溢れる先端をカルラが音を立てて吸った瞬間、ルースは達した。
白濁とした精液がいきおいよく吐き出され、カルラの顔や口を汚していく。
「うわぁ、いっぱい出したね」
そう言ってカルラはルースにいたずらっぽく笑いかけると、舌を出して口の周りや手についた精液を舐め取っていった。
自分の出したものをためらう事無く口に含むカルラを見て、ルースは気恥ずかしさと共にいいようのない興奮を感じた。


「どうしたの?」
小首を傾げて、そう問いかけるカルラの腕を掴むと一気に自分の方へ引き寄せる。
されるがままに抱きしめられると、カルラは口を開いた。
「もしかして、私に欲情した?」
「ああ……」
素直に答えるルースを見て微笑むと、ルースの手を取り自分の秘所に押し当てた。
カルラの秘所はぐっしょりと滲んでいて、溢れてくる愛液が指に絡みつき手を濡らしていった。
「私も、ルースの感じてる姿みてたら濡れちゃった……」
照れたように笑いカルラは身をすりよせる。カルラの頭を抱くと、指を動かし秘所の間をなぞった。
「はぁん……」
指を滑らせなぞる度に指先から愛液を分泌し、ひくひくと震えているのが伝わってきた。
柔らかくなった秘所の間に指を入れてえぐるように動かすと、
出し入れする度にいやらしい音が周りに響く。
「ふぅ……、う、はぁ、ん、ぅん……」
目の前のカルラが顔を上気させ蕩けた目をしているのを見て、指を引き抜くと、ルースは名前を呼んだ。
「カルラ……」
「いいよ、きて……」
そう頷くと、ルースの上に乗ったカルラは腕を巻きつけ体を密着させた。
硬さを取り戻したモノを秘所にあてがうと、ルースは腰を動かし一気に挿入した


「んっくぅ……はぁ……」
指で弄られて敏感になっているのか挿入した衝撃で達してしまいそうになる。
それをなんとか堪えて息を吐くと、ルースが気遣わしげに聞いてきた。
「大丈夫か?」
「ちょっと……感じ過ぎちゃって、大丈夫だから動いて……」
カルラの言葉を聞き、ルースは徐々に腰を動かしていく。
尻を弾ませる様に上下させる度に、カルラの膣内はルースのモノをきつく締め上げ、摺り上げてくる。
繋がった部分から愛液が溢れ出し、ルースの上を濡らしていく。
「あっ、あん……、ふぅ、はぁ……んぁ」
目の前で乳房を揺らしたカルラが身をよじり、甘くかすれた声をあげる。
カルラの口の端から唾液がこぼれるルースはそれを舐めとると、そのまま口を付けて、舌を差し入れ
唾液を送り込む。カルラは舌に吸い付き、たっぷりの唾液を喉を鳴らして飲んだ。
「んっん……、はぁ……、んぅ……」
ルースはカルラの尻を鷲掴みにすると更に激しく腰を振り動かしていき、そのつど乾いた音が響く。
カルラはその激しい動きに堪えようと巻きつけた腕に力をこめ体を更に密着させた。
「ぁあんっ、あんっ……、ふぁ……、あぁっ」
快感が高まっていき、カルラの体が小刻みに痙攣する。
絶頂に達しようとする自分を抑制するためなのか、カルラはルースの背中に爪を立てた。
その痛みでおもわず達してしまいそうになるを耐え、尻を掴んでいた手に力をこめると、
出来るだけ奥深くに挿しいれる。
「んんっ、あんっ!、わ、私、もう……んっ!」
ルースは更に速く激しく動き、カルラの膣内を壊さんばかりに責め立てた。
「ぁあっ、ん、ぁんっ……、ふぅ、あぁあんー!!」
「くっ!!」
カルラの体が弓のようにしなり体が仰け反ると、ルースのモノを喰いちぎらんばかりに締め付ける。
それと同時に限界に達したルースのものは大量の精液を吐き出した。


お互い口も聞かず荒く息を吐いていると、ばったりと後ろに倒れこんだ。
火照った身体に石の冷たさが心地よく染み渡る。
ルースは自分の胸に顔を寄せるカルラ見て何気なく髪を梳くと、カルラはくすぐったそうに顔をしかめてルースを見た。
「なに?突然……」
「いや、なんとなくな……、嫌だったか?」
カルラは首を横に振り猫の様に身をを寄せ目を閉じた。
しばらく、そうして髪を梳いていると、寝息が聞こえてきた。
カルラの寝顔を微笑みながらみた後、ルースも目を閉じ眠りにおちていった。

久しぶりに見た日の光の眩しさに眼を細める。
光に慣れて前を見ると、一足先にでていたカルラが身体を伸ばしのびをしていた。
「んっん~、いい天気」
後ろを振り向きルースに駆け寄ると、二人はアルノートゥンに向かって歩き出した。
「ねぇ、ルース」
「なんだ?」
道の途中、カルラは急に立ち止まるとルースを呼び止めた。


「アンタさぁ、今、起こってる色々なことが片付いたらどうするの」
「どうするねぇ……、別に今まで通りに旅を続けるつもりだけど」
予想していた答えに笑うと、カルラはルースに抱きついた。
「じゃあさ、私もそれについて行っていい?」
いきなりのことに呆然としていると、カルラは不満げ顔をみせた。
「思いっきり、中に出したくせに逃げるつもり。ううっ、あれは遊びだったのね」
「い、いや、いいけど。おまえ一応ディンガルの将軍だろ?」
「ああ、私は戦専門の将軍みたいなもんだから、平和になればお払い箱。
それにノーブル伯のあんたにそれをいわれたくないなぁ」
痛いところを突かれて言葉に詰まっているルースを笑って見ていたカルラだったが、
急に真剣な表情を浮かべると口を開いた。
「ルースと一緒にいればさ、笑えるような気がするんだ。力とかに頼らなくても」
「カルラ……」
真摯な瞳で本音を漏らしたカルラをルース引き寄せようと手を伸ばす。
しかし、カルラは既に腕から離れてしまっていて、差し出した手は空を切った。
「じゃあ、私たちの未来のためにととっとこのバイアシオンを平和にしますか!」
大声でそう言うとカルラは街道を駆け出して行った。
「お、おい、まだ一言も付いて来いて言ってないだろ!はぁ~、やっぱアイツだけは読めないわ」
溜息をつきながらも、笑いを浮かべるとルースはカルラを追って走り出した。