(小姓達は、死んだ白鳥を、若枝で作った担架にうやうやしく持ち上げると、それを持って湖の方へ遠ざかって行く。最後には、グルネマンツとパルジファル、舞台脇にはクンドリーだけが取り残される)
GURNEMANZ
(再びパルジファルの方を向いて)
さあ、わしが尋ねたことはまるで分からなくとも、
知っていることを教えておくれ。
何か知っていることはあるじゃろうから。
(再びパルジファルの方を向いて)
さあ、わしが尋ねたことはまるで分からなくとも、
知っていることを教えておくれ。
何か知っていることはあるじゃろうから。
PARSIFAL
おいらには母さんがいる。名はヘルツェライデ。
森と荒れ野が、おいら達の住処だったのさ。
おいらには母さんがいる。名はヘルツェライデ。
森と荒れ野が、おいら達の住処だったのさ。
GURNEMANZ
弓は誰がくれた?
弓は誰がくれた?
PARSIFAL
おいらが自分で作った。
林から荒鷲を追っぱらうためにね。
おいらが自分で作った。
林から荒鷲を追っぱらうためにね。
GURNEMANZ
だがお前こそ、鷲の如く高貴な生まれに見えるのだが・・・。
なにゆえ、お前のお母さんは、
もっと良い武器をお前に伝えなかったんじゃろう?
だがお前こそ、鷲の如く高貴な生まれに見えるのだが・・・。
なにゆえ、お前のお母さんは、
もっと良い武器をお前に伝えなかったんじゃろう?
(パルジファルは黙っている)
KUNDRY
(グルネマンツがアンフォルタスの運命を物語る間、落ち着きなく荒れ狂いながら何度も激しく振り返っていたクンドリーは、相変わらず森の隅のほうに横たわりながら、鋭い視線をパルジファルに向けていたが、今や、黙っているパルジファルに代わって、乱暴な声でこちらに叫び声を上げる)
(グルネマンツがアンフォルタスの運命を物語る間、落ち着きなく荒れ狂いながら何度も激しく振り返っていたクンドリーは、相変わらず森の隅のほうに横たわりながら、鋭い視線をパルジファルに向けていたが、今や、黙っているパルジファルに代わって、乱暴な声でこちらに叫び声を上げる)
お母さんは、父の無い子を産んだのさ・・・
夫のガムレットが戦で討死した時に。
若き身空の名誉の戦死・・・
息子が同じ目に遭うのを防ごうと、お母さんは武器を持たせず
人里離れ、バカな息子を育てあげた・・・
バカな女さ!
夫のガムレットが戦で討死した時に。
若き身空の名誉の戦死・・・
息子が同じ目に遭うのを防ごうと、お母さんは武器を持たせず
人里離れ、バカな息子を育てあげた・・・
バカな女さ!
(笑う)
PARSIFAL
(いきなり興味を持ったように耳を傾けながら)
そうさ!いつだか、森のはじっこを
立派な獣にまたがって、
きらびやかな男たちが通り過ぎた。
おいら「あんな風になりてえ」って言ったっけ。
だけどあの人たち笑ったまま駆けて行っちゃった。
おいら、すぐ追い掛けたけど、まるで追い付けなかった。
野を過ぎ、山越え、谷を越え、
何度も夜が来て、昼が来た。
何と言ってもこの弓は役立った、
獣や大男から身を守るためにさ・・・
(いきなり興味を持ったように耳を傾けながら)
そうさ!いつだか、森のはじっこを
立派な獣にまたがって、
きらびやかな男たちが通り過ぎた。
おいら「あんな風になりてえ」って言ったっけ。
だけどあの人たち笑ったまま駆けて行っちゃった。
おいら、すぐ追い掛けたけど、まるで追い付けなかった。
野を過ぎ、山越え、谷を越え、
何度も夜が来て、昼が来た。
何と言ってもこの弓は役立った、
獣や大男から身を守るためにさ・・・
KUNDRY
(身を起こし、男たちの方に進み寄っていたが、熱を込めて)
(身を起こし、男たちの方に進み寄っていたが、熱を込めて)
そうさ!盗賊も巨漢たちも力で成敗したんだ。
みんな、このまめな若造にびくついているのさ。
みんな、このまめな若造にびくついているのさ。
PARSIFAL
(いぶかしげに)
誰がびくついっているって?ねえ!
(いぶかしげに)
誰がびくついっているって?ねえ!
KUNDRY
悪い奴らだよ。
悪い奴らだよ。
PARSIFAL
おいらを脅した奴らは、ワルだったのかい?
(グルネマンツは笑う)
じゃあ、誰が、イイのさ?
おいらを脅した奴らは、ワルだったのかい?
(グルネマンツは笑う)
じゃあ、誰が、イイのさ?
GURNEMANZ
(真顔に戻って)
お前の母さんだ・・・お前、家出して来たんだろう。
お母さん、深く心を痛め、苦しんでいるぞ。
(真顔に戻って)
お前の母さんだ・・・お前、家出して来たんだろう。
お母さん、深く心を痛め、苦しんでいるぞ。
KUNDRY
そんな苦しみももう終わり・・・こいつの母さんは死んだのさ。
そんな苦しみももう終わり・・・こいつの母さんは死んだのさ。
PARSIFAL
(おそろしく驚愕して)
死んだ?おいらの母さんが?誰がそう言ったんだ?
(おそろしく驚愕して)
死んだ?おいらの母さんが?誰がそう言ったんだ?
KUNDRY
お母さんが死ぬのを見たのは、馬で通りかかったあたしさ。
バカなあんたによろしく伝えてくれとさ。
お母さんが死ぬのを見たのは、馬で通りかかったあたしさ。
バカなあんたによろしく伝えてくれとさ。
(パルジファルは憤怒のあまりクンドリーに跳びかかって喉首をつかむ。グルネマンツは彼を引き離す)
GURNEMANZ
若造、狂ったか!またも暴力とは?
(グルネマンツがクンドリーを自由の身にすると、パルジファルは長い間、固まったまま立ち尽くす)
この女がお前に何をした?真実を言ったまでだ。
クンドリーは嘘はつかぬ・・・それだけ多くのことを見たのだ。
若造、狂ったか!またも暴力とは?
(グルネマンツがクンドリーを自由の身にすると、パルジファルは長い間、固まったまま立ち尽くす)
この女がお前に何をした?真実を言ったまでだ。
クンドリーは嘘はつかぬ・・・それだけ多くのことを見たのだ。
PARSIFAL
(激しく震え出して)
おいら、焦がれ死にそうだ・・・!
(激しく震え出して)
おいら、焦がれ死にそうだ・・・!
(クンドリーはパルジファルの状態に気付くと、すぐに泉の湧き出る場所に飛んでいき、獣の角でできた容器に水を汲み入れて持って来る。
まずパルジファルに振りかけた後、差し出して飲ませる)
まずパルジファルに振りかけた後、差し出して飲ませる)
GURNEMANZ
まことに結構!聖杯の恩寵にかなう作法だ。
善もて悪に報ゆる者、すなわち悪を祓うなり。
まことに結構!聖杯の恩寵にかなう作法だ。
善もて悪に報ゆる者、すなわち悪を祓うなり。
KUNDRY
(陰鬱に)
善なんて行うものですか・・・
(クンドリーは悲しげに顔を背ける。グルネマンツが父親のようにパルジファルの面倒を見ている間に、彼女はこの二人に気づかれることなく、灌木の茂みに向かって、とぼとぼと歩いて行く。)
安らぎが欲しいだけだわ、
ああ、疲れ切ったこの女に、安らぎだけでも。
眠りたい!・・・ああ、誰も起こさないで!
(おびえるように跳び上がって)
だめ!眠っちゃだめ!ぞっとするようなおののき!
(激しくわななき始めるが、やがて両腕をだらんと下げて)
(陰鬱に)
善なんて行うものですか・・・
(クンドリーは悲しげに顔を背ける。グルネマンツが父親のようにパルジファルの面倒を見ている間に、彼女はこの二人に気づかれることなく、灌木の茂みに向かって、とぼとぼと歩いて行く。)
安らぎが欲しいだけだわ、
ああ、疲れ切ったこの女に、安らぎだけでも。
眠りたい!・・・ああ、誰も起こさないで!
(おびえるように跳び上がって)
だめ!眠っちゃだめ!ぞっとするようなおののき!
(激しくわななき始めるが、やがて両腕をだらんと下げて)
でも、いやがっても無駄!その時が来たのよ。
眠らずには・・・いられない・・・あたし、もう・・・!
眠らずには・・・いられない・・・あたし、もう・・・!
(クンドリーは灌木の茂みの後ろで倒れてしまい、以後、姿は見えなくなる。・・・湖のほうから人が動き始めると、終いには舞台の奥の方に、輿を担ぐ騎士と小姓の帰城の行列が目に入って来る)
GURNEMANZ
王が水浴から戻って来られる。
陽は高々と中天にある。
さらば、そちを案内いたそう、聖餐に。
そちこそ清らであるならば、
聖杯が、そちに飲食をつかわそう。
王が水浴から戻って来られる。
陽は高々と中天にある。
さらば、そちを案内いたそう、聖餐に。
そちこそ清らであるならば、
聖杯が、そちに飲食をつかわそう。
(グルネマンツはパルジファルの腕を取って、自らのうなじ周りに柔らかに置き、自らの腕はパルジファルの体に巻きつける。ゆっくりと歩きながら、彼はパルジファルを導くが、この時すでに舞台転換は気付かぬながらも始まっている)
PARSIFAL
聖杯って誰だい?
聖杯って誰だい?
GURNEMANZ
それは、いわく言い難い・・・
ただ、そちがまことに選ばれた者ならば、
このまま知らされずにいるはずがあろうか。
さあ、見るのじゃ!
思うに、わしの眼力は定かじゃった・・・
この地には、どんな道も付きはしないし、
どんな者も足を踏み入れることはできぬはず。
聖杯ご自身が導く者でなくしては。
それは、いわく言い難い・・・
ただ、そちがまことに選ばれた者ならば、
このまま知らされずにいるはずがあろうか。
さあ、見るのじゃ!
思うに、わしの眼力は定かじゃった・・・
この地には、どんな道も付きはしないし、
どんな者も足を踏み入れることはできぬはず。
聖杯ご自身が導く者でなくしては。
PARSIFAL
おいら、ほとんど歩いてないのに、
もう、えらく遠くにいる気がするぞ。
おいら、ほとんど歩いてないのに、
もう、えらく遠くにいる気がするぞ。
GURNEMANZ
わかるのか、せがれよ、
ここでは時が、空間になってしまうのじゃ。
わかるのか、せがれよ、
ここでは時が、空間になってしまうのじゃ。
(グルネマンツとパルジファルが前に進むように見えている間、舞台は徐々にだが、どんどん変わってきている。やがて森が消え、城の門から玄関に通じる道が岩壁の中に開かれると、二人は今やその道の中に入っている)
GURNEMANZ
さあ、五感を研ぎ澄ませ。わしに確かめさせてくれ、
まことに愚かで清らであるか。
他にいかなる知恵がお前に授けられていようとも・・・。
さあ、五感を研ぎ澄ませ。わしに確かめさせてくれ、
まことに愚かで清らであるか。
他にいかなる知恵がお前に授けられていようとも・・・。
(壁に囲まれた道を登りゆくうちに、舞台の様子はすっかり変わってしまう。グルネマンツとパルジファルは聖杯城の壮大な広間に足を踏み入れる。舞台は、昼餐室を覆う丸天井の付いた柱廊式大広間。舞台後方の両側で複数の扉が開かれると、聖杯の騎士たちが右手から入って来て、各食卓の周りを取り囲む)
【聖杯の騎士たち】
最後の愛のお食事を
来る日も来る日も支度した。
(より早い歩調の小姓たちの行列が、舞台を後方に向けて横切って行く)
あたかも最後であるかのように
今日は、あの方に力を与えよう。
(第二の小姓たちの行列が大広間を横切って行く)
喜びとともに善をなす者に、
食事は新たに供せられるだろう・・・
その者は、癒しに近づき、
高貴な贈り物を受けるだろう。
(集まって来た騎士達が食卓につくと、青年達の声が丸天井の中ぐらいの高さの所から聞こえてくる)
最後の愛のお食事を
来る日も来る日も支度した。
(より早い歩調の小姓たちの行列が、舞台を後方に向けて横切って行く)
あたかも最後であるかのように
今日は、あの方に力を与えよう。
(第二の小姓たちの行列が大広間を横切って行く)
喜びとともに善をなす者に、
食事は新たに供せられるだろう・・・
その者は、癒しに近づき、
高貴な贈り物を受けるだろう。
(集まって来た騎士達が食卓につくと、青年達の声が丸天井の中ぐらいの高さの所から聞こえてくる)
罪に汚れたあらゆる世界を
数え切れぬ苦痛であがなって、
あの日あの方が血を流した如く、
救済をもたらす勇者には
晴れやかな心もて
我が血潮が注がれんことを。
我らの罪を償うために差し出された体が、
死によって、我らの中に生き続けんことを。
数え切れぬ苦痛であがなって、
あの日あの方が血を流した如く、
救済をもたらす勇者には
晴れやかな心もて
我が血潮が注がれんことを。
我らの罪を償うために差し出された体が、
死によって、我らの中に生き続けんことを。
【少年たちの声】
(丸天井のきわめて高い所から)
信仰は生きています、
鳩が舞っています、
救世主の聖なる使いである鳩が・・・。
あなた方のために流された
ワインを飲むのです。
命のパンを取るのです!
(丸天井のきわめて高い所から)
信仰は生きています、
鳩が舞っています、
救世主の聖なる使いである鳩が・・・。
あなた方のために流された
ワインを飲むのです。
命のパンを取るのです!
(歌が歌われている間、反対側のいくつかの扉を通って、輿に乗ったアンフォルタスが小姓達と助修士達に運ばれてくる。行列を先導して進んできた4人の小姓達は、聖杯の厨子を捧げ持っている。この行列が、一段高い所に寝椅子が置かれている舞台後方の中央部に差し掛かると、アンフォルタスは輿から下ろされて、寝椅子の上に寝かせられる。その前には、細長い石テーブルが置かれており、若者達は聖杯の厨子をその上に置く。
かくて、皆の者が席に着き、辺り一帯が静まり返った時、きわめて奥深い背後の方から、アンフォルタスの寝椅子の後ろにあるアーチのようになった壁龕(へきがん)から、年老いたティトゥレル王の声が、まるで墓の中からのように、こちらに迫って来る)
かくて、皆の者が席に着き、辺り一帯が静まり返った時、きわめて奥深い背後の方から、アンフォルタスの寝椅子の後ろにあるアーチのようになった壁龕(へきがん)から、年老いたティトゥレル王の声が、まるで墓の中からのように、こちらに迫って来る)
TITUREL
我が息子アンフォルタス、務めを果たしておるか?
(長い沈黙)
今日、私は聖杯を見て生き続ける定めなのか?
(長い沈黙)
それとも死なねばならぬのか?救い主に伴われずに。
我が息子アンフォルタス、務めを果たしておるか?
(長い沈黙)
今日、私は聖杯を見て生き続ける定めなのか?
(長い沈黙)
それとも死なねばならぬのか?救い主に伴われずに。
AMFORTAS
(苦悩に満ち絶望を爆発させ、上半身を起こす)
(苦悩に満ち絶望を爆発させ、上半身を起こす)
悲しい!我が苦悩の悲しさ!
父上よ!ああ、もう一度だけ
あなたがこの務めを執り行ってください!
生きて下さい、生きて・・・私をこそ死なせて下さい。
父上よ!ああ、もう一度だけ
あなたがこの務めを執り行ってください!
生きて下さい、生きて・・・私をこそ死なせて下さい。
TITUREL
救世主の恩寵により、私は墓の中で生きている。
お仕えするには、私はあまりに弱り切っている。
お前が奉仕して罪を償うのだ!
聖杯の覆いを取れ!
救世主の恩寵により、私は墓の中で生きている。
お仕えするには、私はあまりに弱り切っている。
お前が奉仕して罪を償うのだ!
聖杯の覆いを取れ!
AMFORTAS
(少年たちに向かって身を起こしながら)
やめろ!覆いを取ってはならん!・・・ああ!
誰にも分かってもらえぬとは!皆の者に喜びを
もたらす光景は、私には苦悩を呼び覚ますのだ!
この傷、この猛威を振るう痛みすら、何であろう!
この務めを果たすように強制される苦しみ、
この地獄の苦痛に比べれば!
私に受け継がれた悲しい務め・・・それは、
皆のうちにあってただ一人の罪びとである私が、
至高の祭儀を司り、
清らかな者達のために、恩寵を請い願うこと!
ああ、罰を!最高の罰を!
ああ、辱めを受けた恩寵深き人・・・!
あの方を、あの方の聖なる挨拶を
私は憧れ求めずにはいられない。
魂の奥底から、救いを求めて悔い改め、
あの方にたどりつかねばならぬのだ。
その時が近づく・・・
一条の光が、神器の上に落ちる・・・
覆いが取られる。
(固まったように一点を見つめながら)
聖なる器の神々しい神体が
激しい光とともに赤々と輝きはじめると、
我が体は、至福の悦楽の苦痛に貫かれ、
心には至聖の血潮が
注ぎ込まれるのを感じる・・・
だがその時、私自身の罪深き血のざわめきが
狂気のように逃げ惑いながら
私に向かって逆流し始め、
罪を求めてやまない世界に向けて、
怖気を振るいつつも荒々しく流れ込んでいく。
そして、その門を新たに突き破ると、
そこから奔流のように流れ出て、
あの方と同じこの傷口を通り抜けていく。
そう、あの槍の一撃によって付けられた傷・・・
同じ槍が、救世主をも傷つけたのだ。
しかし、あの神の人は、その傷を負いながらも、
血の涙を流し、共に苦しむことをあこがれ、
人類の恥辱のゆえに泣き給うた。
ところが、同じ聖なる傷口なのに、私はどうだ・・・
最高の神器を所有し、
救済の秘薬を守護する私の傷からは、
熱く罪深い血がドクドクと湧き出して、
あこがれの泉から永遠に甦り、
いくら懺悔しても、ああ!・・・決して静められない!
あわれみを!あわれみを!
全世界を憐まれる方!ああ、憐みを!
私が受け継いだ務めを取り去り、
この傷を閉じてください。
私が安らかに死に、
清らかな身となって御前で癒されるように!
(少年たちに向かって身を起こしながら)
やめろ!覆いを取ってはならん!・・・ああ!
誰にも分かってもらえぬとは!皆の者に喜びを
もたらす光景は、私には苦悩を呼び覚ますのだ!
この傷、この猛威を振るう痛みすら、何であろう!
この務めを果たすように強制される苦しみ、
この地獄の苦痛に比べれば!
私に受け継がれた悲しい務め・・・それは、
皆のうちにあってただ一人の罪びとである私が、
至高の祭儀を司り、
清らかな者達のために、恩寵を請い願うこと!
ああ、罰を!最高の罰を!
ああ、辱めを受けた恩寵深き人・・・!
あの方を、あの方の聖なる挨拶を
私は憧れ求めずにはいられない。
魂の奥底から、救いを求めて悔い改め、
あの方にたどりつかねばならぬのだ。
その時が近づく・・・
一条の光が、神器の上に落ちる・・・
覆いが取られる。
(固まったように一点を見つめながら)
聖なる器の神々しい神体が
激しい光とともに赤々と輝きはじめると、
我が体は、至福の悦楽の苦痛に貫かれ、
心には至聖の血潮が
注ぎ込まれるのを感じる・・・
だがその時、私自身の罪深き血のざわめきが
狂気のように逃げ惑いながら
私に向かって逆流し始め、
罪を求めてやまない世界に向けて、
怖気を振るいつつも荒々しく流れ込んでいく。
そして、その門を新たに突き破ると、
そこから奔流のように流れ出て、
あの方と同じこの傷口を通り抜けていく。
そう、あの槍の一撃によって付けられた傷・・・
同じ槍が、救世主をも傷つけたのだ。
しかし、あの神の人は、その傷を負いながらも、
血の涙を流し、共に苦しむことをあこがれ、
人類の恥辱のゆえに泣き給うた。
ところが、同じ聖なる傷口なのに、私はどうだ・・・
最高の神器を所有し、
救済の秘薬を守護する私の傷からは、
熱く罪深い血がドクドクと湧き出して、
あこがれの泉から永遠に甦り、
いくら懺悔しても、ああ!・・・決して静められない!
あわれみを!あわれみを!
全世界を憐まれる方!ああ、憐みを!
私が受け継いだ務めを取り去り、
この傷を閉じてください。
私が安らかに死に、
清らかな身となって御前で癒されるように!
(気を失ったように後ろに崩れ落ちる)
【少年たちと青年たち】
(見えない高い所から)
『共に苦しみ、悟りを得る
清らかな愚か者、
待つがいい・・・
その者を私は選んだ!』
(見えない高い所から)
『共に苦しみ、悟りを得る
清らかな愚か者、
待つがいい・・・
その者を私は選んだ!』
【騎士たち】
(静かに)
これがあなた様へのお約束・・・
慰めとともに待つのです。
今日は務めを果たされよ!
(静かに)
これがあなた様へのお約束・・・
慰めとともに待つのです。
今日は務めを果たされよ!
TITUREL
聖杯の覆いを取れ!
聖杯の覆いを取れ!
(アンフォルタスは、疲れ果ててゆっくり身を起こす。少年たちは金色の厨子の蓋を取り外し、古代風の水晶の盃を取り出すと、そこにかかっていたヴェールをも取り去り、アンフォルタスの前に置く。)
【高みからの重唱】
受け取られませ、私の体を。
受け取られませ、私の血を。
私たちが愛することができるように!
受け取られませ、私の体を。
受け取られませ、私の血を。
私たちが愛することができるように!
(アンフォルタスが敬虔の念に満たされつつ、無言の祈りを捧げながら聖杯の上に身をかがめると、大広間は次第に濃くなっていく黄昏に包まれていく。そして、ついには完全な真っ暗闇となる。)
【高みから少年たち】
受け取られませ、私の血を。
受け取られませ、私の体を。
あなた様が私を忘れないように。
受け取られませ、私の血を。
受け取られませ、私の体を。
あなた様が私を忘れないように。
(まばゆい一条の光が、上方から水晶の盃へと降りて来ると、盃は輝かしい紫色を放ちながら、次第にその色を濃くしていき、全てを柔らかに照らし出す。アンフォルタスは、浄化された面持ちで、『グラール』(聖杯)を高く持ち上げ、ゆったりと四方に振る。そうすることで、彼はパンとワインに祝福を与えているのである。一同は皆ひざまずく。)
TITUREL
おお、聖なる歓び。今日この日、
何と晴れやかな主のご挨拶だろう!
おお、聖なる歓び。今日この日、
何と晴れやかな主のご挨拶だろう!
(アンフォルタスが「グラール」を再び下におろすと、濃い黄昏が退いていくのに合わせて、「グラール」はどんどん輝きを失っていく。続いて、少年たちは器を再び厨子の中にしまい込み、前と同じように蓋をする。かつての昼の明るさが戻ってくる。
4人の少年たちは、続く歌が歌われている間、それぞれ2つある壺と籠の中からワインとパンを取り分ける。)
4人の少年たちは、続く歌が歌われている間、それぞれ2つある壺と籠の中からワインとパンを取り分ける。)
【少年たちの声】
(高みから)
最後の食卓のワインとパン・・・
それを、かつて聖杯の主は、
共に苦しむ愛の力をもって
ご自身の流された血に変え、
ご自身が差し出す体に変えたのです。
(高みから)
最後の食卓のワインとパン・・・
それを、かつて聖杯の主は、
共に苦しむ愛の力をもって
ご自身の流された血に変え、
ご自身が差し出す体に変えたのです。
(厨子を閉じた4人の少年は、アンフォルタスが聖杯「グラール」を振りながら祝福を与えた2個のワイン壺と2個のパン籠を祭壇のテーブルから持ち運ぶ。彼らは、パンを騎士たちに分け与え、ワインを彼らの前の杯に注いでいく。
騎士たちは食事のために腰を下ろし、グルネマンツも同様にする。彼は隣の席を空けたままにしておき、食膳に連なるようパルジファルを差し招くが、パルジファルは押し黙ったまま微動だにせず、茫然自失して脇の方に突っ立ったままである。)
騎士たちは食事のために腰を下ろし、グルネマンツも同様にする。彼は隣の席を空けたままにしておき、食膳に連なるようパルジファルを差し招くが、パルジファルは押し黙ったまま微動だにせず、茫然自失して脇の方に突っ立ったままである。)
【青年たち】
(丸天井の中ぐらいの高さの所から)
聖なる贈り物としての血と体・・・
至福の慰めをもたらす愛の聖霊は、
あなた方を癒しつつ、それを今日
あなた方に注がれたワインに変え、
あなた方が口にするパンに変えるのです。
(丸天井の中ぐらいの高さの所から)
聖なる贈り物としての血と体・・・
至福の慰めをもたらす愛の聖霊は、
あなた方を癒しつつ、それを今日
あなた方に注がれたワインに変え、
あなた方が口にするパンに変えるのです。
【騎士たち】
(最初の半数)
パンを取ろう!
そして雄々しく
肉体の力と強さに変えるのだ。
死に至るまで忠実に、
あらゆる苦難に挫けずに、
救世主の御業(みわざ)を果たすのだ!
(残りの半数)
ワインを取ろう!
そして新しく
命を燃やす血に変えるのだ。
肩を組みつつ快活に、
兄弟たちには忠誠に、
幸多き勇気に満ちて戦うのだ!
(最初の半数)
パンを取ろう!
そして雄々しく
肉体の力と強さに変えるのだ。
死に至るまで忠実に、
あらゆる苦難に挫けずに、
救世主の御業(みわざ)を果たすのだ!
(残りの半数)
ワインを取ろう!
そして新しく
命を燃やす血に変えるのだ。
肩を組みつつ快活に、
兄弟たちには忠誠に、
幸多き勇気に満ちて戦うのだ!
【全ての騎士たち】
信ずる者は幸いなるかな!
愛する者は幸いなるかな!
信ずる者は幸いなるかな!
愛する者は幸いなるかな!
(騎士たちは立ち上がると、双方向から互いに歩み寄って来て、続く歌が響く間、おごそかに互いに抱擁し合う)
【青年たち】
(丸天井の中ぐらいの高さの所から)
愛する者は幸いなるかな!
(丸天井の中ぐらいの高さの所から)
愛する者は幸いなるかな!
【少年たちの声】
(丸天井の最も高い所から)
信ずる者は幸いなるかな!
(丸天井の最も高い所から)
信ずる者は幸いなるかな!
(食事に加わらなかったアンフォルタスは、感激的な高揚感から次第に引き戻されてきていたが、いまや首をうなだれて、手を傷の上に置く。少年たちが彼のもとに近づくが、彼らの仕草は、傷口から新たな出血が始まったことをほのめかす。
彼らはアンフォルタスを介抱し、再び輿に乗せる。人々が出発の準備をし終えると、彼らも来た時と同様の隊列を組み、アンフォルタスと聖なる厨子を運び去って行く。騎士たちも同様に荘重に隊列を整えて、ゆっくりと大広間を去っていく。
昼明りはすでに弱まっている。小姓たちがやや早目の歩調で大広間を横切って行く。
最後の騎士と小姓たちが大広間を去ると、扉はすべて閉じられてしまう。
パルジファルは、先程のアンフォルタスの激しい嘆き声を聞いた時、激しい仕草で心臓に手をやり、しばらくの間痙攣するかのように、その場所をつかんだままだった。今も凍りついたかのように、その場に身動き一つせずに立ち尽くしている。
グルネマンツは不機嫌そうにパルジファルに近づき、彼の腕をつかんで揺さぶる)
彼らはアンフォルタスを介抱し、再び輿に乗せる。人々が出発の準備をし終えると、彼らも来た時と同様の隊列を組み、アンフォルタスと聖なる厨子を運び去って行く。騎士たちも同様に荘重に隊列を整えて、ゆっくりと大広間を去っていく。
昼明りはすでに弱まっている。小姓たちがやや早目の歩調で大広間を横切って行く。
最後の騎士と小姓たちが大広間を去ると、扉はすべて閉じられてしまう。
パルジファルは、先程のアンフォルタスの激しい嘆き声を聞いた時、激しい仕草で心臓に手をやり、しばらくの間痙攣するかのように、その場所をつかんだままだった。今も凍りついたかのように、その場に身動き一つせずに立ち尽くしている。
グルネマンツは不機嫌そうにパルジファルに近づき、彼の腕をつかんで揺さぶる)
GURNEMANZ
お前、何でまだそこにいるんだ?
何を見たのか、わかるのか?
お前、何でまだそこにいるんだ?
何を見たのか、わかるのか?
(パルジファルは痙攣するように心臓の上をつかむ・・・そして少しだけ首を横に振る)
GURNEMANZ
(非常に腹を立てて)
お前、やはりただのバカだな!
(狭い脇扉を開けて)
出て行け!お前の道を行くがいい!
グルネマンツは、こう忠告するぞ・・・
以降ここでは、白鳥の群れは放っておけ!
お前ごときオス鵞鳥はメス鵞鳥でも追っかけてろ!
(非常に腹を立てて)
お前、やはりただのバカだな!
(狭い脇扉を開けて)
出て行け!お前の道を行くがいい!
グルネマンツは、こう忠告するぞ・・・
以降ここでは、白鳥の群れは放っておけ!
お前ごときオス鵞鳥はメス鵞鳥でも追っかけてろ!
(グルネマンツはパルジファルを外へと突き飛ばし、気難しい顔をしたまま勢いよく扉をバタンと閉じる。グルネマンツが騎士たちの後を追う間、フェルマータの付いた最後の小節で幕が閉じる)
【一人のアルトの声】
(高みから)
『共に苦しみ、悟りを得る
清らかな愚か者・・・』
(高みから)
『共に苦しみ、悟りを得る
清らかな愚か者・・・』
【中ぐらいの高み】
信ずる者は幸いなるかな!
信ずる者は幸いなるかな!
【最も高い所から】
信ずる者は幸いなるかな!
信ずる者は幸いなるかな!
Die Knappen heben den toten Schwan ehrerbietig auf eine Bahre von frischen Zweigen, und entfernen sich mit ihm dann nach dem See zu. – Schliesslich bleiben Gurnemanz, Parsifal und – abseits – Kundry allein zurück
GURNEMANZ
wendet sich wieder zu Parsifal
Nun sag: nichts weisst du, was ich dich frage;
jetzt meld, was du weisst;
denn etwas musst du doch wissen.
wendet sich wieder zu Parsifal
Nun sag: nichts weisst du, was ich dich frage;
jetzt meld, was du weisst;
denn etwas musst du doch wissen.
PARSIFAL
Ich hab eine Mutter; Herzeleide sie heisst.
Im Wald und auf wilder Aue waren wir heim.
Ich hab eine Mutter; Herzeleide sie heisst.
Im Wald und auf wilder Aue waren wir heim.
GURNEMANZ
Wer gab dir den Bogen?
Wer gab dir den Bogen?
PARSIFAL
Den schuf ich mir selbst
vom Forst die wilden Adler zu verscheuchen.
Den schuf ich mir selbst
vom Forst die wilden Adler zu verscheuchen.
GURNEMANZ
Doch adelig scheinst du selbst und hochgeboren:
warum nicht liess deine Mutter
bessere Waffen dich lehren?
Doch adelig scheinst du selbst und hochgeboren:
warum nicht liess deine Mutter
bessere Waffen dich lehren?
Parsifal schweigt
KUNDRY
welche während der Erzählung des Gurnemanz von Amfortas' Schicksal oft in wütender Unruhe heftig sich umgewendet hatte, nun aber, immer in der Waldecke gelagert, den Blick scharf auf Parsifal gerichtet hat, ruft jetzt, da Parsifal schweigt, mit rauher Stimme daher
Den Vaterlosen gebar die Mutter,
als im Kampf erschlagen Gamuret;
vor gleichem frühem Heldentod
den Sohn zu wahren, waffenfremd
in Öden erzog sie ihn zum Toren: –
die Törin!
welche während der Erzählung des Gurnemanz von Amfortas' Schicksal oft in wütender Unruhe heftig sich umgewendet hatte, nun aber, immer in der Waldecke gelagert, den Blick scharf auf Parsifal gerichtet hat, ruft jetzt, da Parsifal schweigt, mit rauher Stimme daher
Den Vaterlosen gebar die Mutter,
als im Kampf erschlagen Gamuret;
vor gleichem frühem Heldentod
den Sohn zu wahren, waffenfremd
in Öden erzog sie ihn zum Toren: –
die Törin!
Sie lacht
PARSIFAL
der mit jäher Aufmerksamkeit zugehört
Ja! Und einst am Waldessaume vorbei,
auf schönen Tieren sitzend,
kamen glänzende Männer;
ihnen wollt ich gleichen:
sie lachten und jagten davon.
Nun lief ich nach, doch konnte sie nicht erreichen. –
Durch Wildnisse kam ich, bergauf, talab;
oft ward es Nacht, dann wieder Tag:
mein Bogen musste mir frommen
gegen Wild und grosse Männer ...
der mit jäher Aufmerksamkeit zugehört
Ja! Und einst am Waldessaume vorbei,
auf schönen Tieren sitzend,
kamen glänzende Männer;
ihnen wollt ich gleichen:
sie lachten und jagten davon.
Nun lief ich nach, doch konnte sie nicht erreichen. –
Durch Wildnisse kam ich, bergauf, talab;
oft ward es Nacht, dann wieder Tag:
mein Bogen musste mir frommen
gegen Wild und grosse Männer ...
KUNDRY
hat sich erhoben und ist zu den Männern getreten; eifrig:
Ja! Schächer und Riesen traf seine Kraft;
den freislichen Knaben fürchten sie Alle.
hat sich erhoben und ist zu den Männern getreten; eifrig:
Ja! Schächer und Riesen traf seine Kraft;
den freislichen Knaben fürchten sie Alle.
PARSIFAL
verwundert
Wer fürchtet mich? Sag!
verwundert
Wer fürchtet mich? Sag!
KUNDRY
Die Bösen.
Die Bösen.
PARSIFAL
Die mich bedrohten, waren sie bös?
Gurnemanz lacht
Wer ist gut?
Die mich bedrohten, waren sie bös?
Gurnemanz lacht
Wer ist gut?
GURNEMANZ
wieder ernst
Deine Mutter, – der du entlaufen,
und die um dich sich nun härmt und grämt.
wieder ernst
Deine Mutter, – der du entlaufen,
und die um dich sich nun härmt und grämt.
KUNDRY
Zu End ihr Gram: seine Mutter ist tot.
Zu End ihr Gram: seine Mutter ist tot.
PARSIFAL
in furchtbarem Schrecken
Tot? Meine Mutter? – Wer sagt's?
in furchtbarem Schrecken
Tot? Meine Mutter? – Wer sagt's?
KUNDRY
Ich ritt vorbei, und sah sie sterben: –
dich Toren hiess sie mich grüssen.
Ich ritt vorbei, und sah sie sterben: –
dich Toren hiess sie mich grüssen.
Parsifal springt wütend auf Kundry zu und fasst sie bei der Kehle. – Gurnemanz hält ihn zurück
GURNEMANZ
Verrückter Knabe! Wieder Gewalt?
Nachdem Gurnemanz Kundry befreit, steht Parsifal lange wie erstarrt
Was tat dir das Weib? Es sagte wahr,
denn nie lügt Kundry – doch sah sie viel.
Verrückter Knabe! Wieder Gewalt?
Nachdem Gurnemanz Kundry befreit, steht Parsifal lange wie erstarrt
Was tat dir das Weib? Es sagte wahr,
denn nie lügt Kundry – doch sah sie viel.
PARSIFAL
gerät in ein heftiges Zittern
Ich verschmachte! ...
gerät in ein heftiges Zittern
Ich verschmachte! ...
Kundry ist sogleich, als sie Parsifals Zustand gewahrte, nach einem Waldquell geeilt, bringt jetzt Wasser in einem Horne, besprengt damit zunächst Parsifal, und reicht ihm dann zu trinken
GURNEMANZ
So recht! So nach des Grales Gnade:
das Böse bannt, wer's mit Gutem vergilt.
So recht! So nach des Grales Gnade:
das Böse bannt, wer's mit Gutem vergilt.
KUNDRY
düster
Nie tu ich Gutes: –
Sie wendet sich traurig ab, und während Gurnemanz sich väterlich um Parsifal bemüht, schleppt sie sich, von Beiden unbeachtet, einem Waldgebüsche zu
nur Ruhe will ich,
nur Ruhe – ach! – der Müden.
Schlafen! – Oh, dass mich keiner wecke!
scheu auffahrend
Nein! – Nicht schlafen! – Grausen fasst mich!
Sie verfällt in heftiges Zittern; dann lässt sie die Arme matt sinken
Machtlose Wehr! Die Zeit ist da.
Schlafen – schlafen – ich muss! –
düster
Nie tu ich Gutes: –
Sie wendet sich traurig ab, und während Gurnemanz sich väterlich um Parsifal bemüht, schleppt sie sich, von Beiden unbeachtet, einem Waldgebüsche zu
nur Ruhe will ich,
nur Ruhe – ach! – der Müden.
Schlafen! – Oh, dass mich keiner wecke!
scheu auffahrend
Nein! – Nicht schlafen! – Grausen fasst mich!
Sie verfällt in heftiges Zittern; dann lässt sie die Arme matt sinken
Machtlose Wehr! Die Zeit ist da.
Schlafen – schlafen – ich muss! –
Sie sinkt hinter dem Gebüsch zusammen und bleibt von jetzt an unbemerkt. – Vom See her gewahrt man Bewegung und endlich den im Hintergrunde sich heimwendenden Zug der Ritter und Knappen mit der Sänfte
GURNEMANZ
Vom Bade kehrt der König heim;
hoch steht die Sonne:
nun lass zum frommen Mahle mich dich geleiten;
denn bist du rein,
wird nun der Gral dich tränken und speisen.
Vom Bade kehrt der König heim;
hoch steht die Sonne:
nun lass zum frommen Mahle mich dich geleiten;
denn bist du rein,
wird nun der Gral dich tränken und speisen.
Gurnemanz hat Parsifals Arm sich sanft um den Nacken gelegt, und dessen Leib mit seinem eigenen Arme umschlungen; so geleitet er ihn bei sehr allmählichem Schreiten. – Hier hat die unmerkliche Verwandelung der Bühne bereits begonnen
PARSIFAL
Wer ist der Gral?
Wer ist der Gral?
GURNEMANZ
Das sagt sich nicht;
doch, bist du selbst zu ihm erkoren,
bleibt dir die Kunde unverloren.
Und sieh! –
Mich dünkt, dass ich dich recht erkannt:
kein Weg führt zu ihm durch das Land,
und Niemand könnte ihn beschreiten,
den er nicht selber möcht geleiten.
Das sagt sich nicht;
doch, bist du selbst zu ihm erkoren,
bleibt dir die Kunde unverloren.
Und sieh! –
Mich dünkt, dass ich dich recht erkannt:
kein Weg führt zu ihm durch das Land,
und Niemand könnte ihn beschreiten,
den er nicht selber möcht geleiten.
PARSIFAL
Ich schreite kaum,
doch wähn ich mich schon weit.
Ich schreite kaum,
doch wähn ich mich schon weit.
GURNEMANZ
Du siehst, mein Sohn,
zum Raum wird hier die Zeit.
Du siehst, mein Sohn,
zum Raum wird hier die Zeit.
Allmählich, während Gurnemanz und Parsifal zu schreiten scheinen, hat sich die Szene bereits immer merklicher verwandelt; es verschwindet so der Wald, und in Felsenwänden öffnet sich ein Torweg, welcher die Beiden jetzt einschliesst
GURNEMANZ
Jetzt achte wohl, und lass mich sehn:
bist du ein Tor und rein,
welch Wissen dir auch mag beschieden sein. –
Jetzt achte wohl, und lass mich sehn:
bist du ein Tor und rein,
welch Wissen dir auch mag beschieden sein. –
Durch aufsteigende gemauerte Gänge führend, hat die Szene sich vollständig verwandelt: Gurnemanz und Parsifal treten jetzt in den mächtigen Saal der Gralsburg ein. – Szene: Säulenhalle mit Kuppelgewölbe, den Speiseraum überdeckend. Auf beiden Seiten des Hintergrundes werden die Türen geöffnet: von rechts schreiten die Ritter des Grales herein und reihen sich um die Speisetafeln
DIE GRALSRITTER
Zum letzten Liebesmahle.
gerüstet Tag für Tag,
Ein Zug von Knappen durchschreitet schnelleren Schrittes die Szene nach hinten zu
gleich ob zum letzten Male
es heut ihn letzen mag.
Ein zweiter Zug von Knappen durchschreitet die Halle
Wer guter Tat sich freut:
ihm sei das Mahl erneut:
der Labung darf er nahn,
die hehrste Gab empfahn.
Die versammelten Ritter stellen sich an den Speisetafeln auf Stimmen der Jünglinge aus der mittleren Höhe der Kuppel vernehmbar
Den sündigen Welten
mit tausend Schmerzen
wie einst sein Blut geflossen,
dem Erlösungs-Helden
sei nun mit freudigem Herzen
mein Blut vergossen.
Der Leib, den er zur Sühn uns bot,
er leb in uns durch seinen Tod.
Zum letzten Liebesmahle.
gerüstet Tag für Tag,
Ein Zug von Knappen durchschreitet schnelleren Schrittes die Szene nach hinten zu
gleich ob zum letzten Male
es heut ihn letzen mag.
Ein zweiter Zug von Knappen durchschreitet die Halle
Wer guter Tat sich freut:
ihm sei das Mahl erneut:
der Labung darf er nahn,
die hehrste Gab empfahn.
Die versammelten Ritter stellen sich an den Speisetafeln auf Stimmen der Jünglinge aus der mittleren Höhe der Kuppel vernehmbar
Den sündigen Welten
mit tausend Schmerzen
wie einst sein Blut geflossen,
dem Erlösungs-Helden
sei nun mit freudigem Herzen
mein Blut vergossen.
Der Leib, den er zur Sühn uns bot,
er leb in uns durch seinen Tod.
KNABENSTIMMEN
aus der äussersten Höhe der Kuppel
Der Glaube lebt;
die Taube schwebt,
des Heilands holder Bote.
Der für euch fliesst,
des Weins geniesst,
und nehmt vom Lebensbrode!
aus der äussersten Höhe der Kuppel
Der Glaube lebt;
die Taube schwebt,
des Heilands holder Bote.
Der für euch fliesst,
des Weins geniesst,
und nehmt vom Lebensbrode!
Während des Gesanges wird von Knappen und dienenden Brüdern durch die entgegengesetzte Türe Amfortas auf einer Sänfte hereingetragen: vor ihm schreiten die vier Knappen, welche den verhängten Schrein des Grales tragen. Dieser Zug begibt sich nach der Mitte des Hintergrundes, wo ein erhöhtes Ruhebett aufgerichtet steht, auf welches Amfortas von der Sänfte herab niedergelassen wird; hiervor steht ein länglicher Steintisch, auf welchen die Knaben den verhängten Gralsschrein hinstellen. – Nachdem alle ihre Stelle eingenommen und ein allgemeiner Stillstand eingetreten war, vernimmt man, vom tiefsten Hintergrunde her, aus einer gewölbten Nische hinter dem Ruhebette des Amfortas, die Stimme des alten Titurel wie aus einem Grabe heraufdringen
TITUREL
Mein Sohn Amfortas, bist du am Amt?
langes Schweigen
Soll ich den Gral heut noch erschaun und leben?
langes Schweigen
Muss ich sterben, vom Retter ungeleitet?
Mein Sohn Amfortas, bist du am Amt?
langes Schweigen
Soll ich den Gral heut noch erschaun und leben?
langes Schweigen
Muss ich sterben, vom Retter ungeleitet?
AMFORTAS
im Ausbruche qualvoller Verzweiflung sich halb aufrichtend
Wehe! Wehe mir der Qual!
Mein Vater, oh! noch einmal
verrichte du das Amt!
Lebe, leb – und lass mich sterben.
im Ausbruche qualvoller Verzweiflung sich halb aufrichtend
Wehe! Wehe mir der Qual!
Mein Vater, oh! noch einmal
verrichte du das Amt!
Lebe, leb – und lass mich sterben.
TITUREL
Im Grabe leb ich durch des Heilands Huld:
zu schwach doch bin ich, ihm zu dienen.
Du büss im Dienste deine Schuld!
Enthüllet den Gral!
Im Grabe leb ich durch des Heilands Huld:
zu schwach doch bin ich, ihm zu dienen.
Du büss im Dienste deine Schuld!
Enthüllet den Gral!
AMFORTAS
gegen die Knaben sich erhebend
Nein! Lasst ihn unenthüllt! – Oh!
dass keiner, keiner diese Qual ermisst,
die mir der Anblick weckt, der euch entzückt!
Was ist die Wunde, ihrer Schmerzen Wut,
gegen die Not, die Höllenpein,
zu diesem Amt – verdammt zu sein!
Wehvolles Erbe, dem ich verfallen,
ich – einz'ger Sünder unter Allen –
des höchsten Heiligtums zu pflegen,
auf Reine herabzuflehen seinen Segen! –
Oh, Strafe! Strafe ohne Gleichen
des, ach! – gekränkten Gnadenreichen! –
Nach ihm, nach seinem Weihegrusse
muss sehnlich mich's verlangen;
aus tiefster Seele Heilesbusse
zu ihm muss ich gelangen.
Die Stunde naht –
ein Lichtstrahl senkt sich auf das heilige Werk: –
die Hülle fällt.
vor sich hinstarrend
Des Weihgefässes göttlicher Gehalt
erglüht mit leuchtender Gewalt;
durchzückt von seligsten Genusses Schmerz,
des heiligsten Blutes Quell
fühl ich sich giessen in mein Herz:
des eig'nen sündigen Blutes Gewell
in wahnsinniger Flucht
muss mir zurück dann fliessen,
in die Welt der Sündensucht
mit wilder Scheu sich ergiessen;
von neuem sprengt es das Tor,
daraus es nun strömt hervor,
hier durch die Wunde, der Seinen gleich,
geschlagen von desselben Speeres Streich,
der dort dem Erlöser die Wunde stach,
aus der, mit blutigen Tränen,
der Göttliche weint ob der Menschheit Schmach
in Mitleids heiligem Sehnen,
und aus der nun mir, an heiligster Stelle,
dem Pfleger göttlichster Güter,
des Erlösungs-Balsams Hüter –
das heisse Sündenblut entquillt,
ewig erneut aus des Sehnens Quelle,
das – ach! – keine Büssung je mir stillt! –
Erbarmen! Erbarmen!
Du Allerbarmer! Ach, Erbarmen!
Nimm mir mein Erbe.
schliesse die Wunde,
dass heilig ich sterbe,
rein dir gesunde!
gegen die Knaben sich erhebend
Nein! Lasst ihn unenthüllt! – Oh!
dass keiner, keiner diese Qual ermisst,
die mir der Anblick weckt, der euch entzückt!
Was ist die Wunde, ihrer Schmerzen Wut,
gegen die Not, die Höllenpein,
zu diesem Amt – verdammt zu sein!
Wehvolles Erbe, dem ich verfallen,
ich – einz'ger Sünder unter Allen –
des höchsten Heiligtums zu pflegen,
auf Reine herabzuflehen seinen Segen! –
Oh, Strafe! Strafe ohne Gleichen
des, ach! – gekränkten Gnadenreichen! –
Nach ihm, nach seinem Weihegrusse
muss sehnlich mich's verlangen;
aus tiefster Seele Heilesbusse
zu ihm muss ich gelangen.
Die Stunde naht –
ein Lichtstrahl senkt sich auf das heilige Werk: –
die Hülle fällt.
vor sich hinstarrend
Des Weihgefässes göttlicher Gehalt
erglüht mit leuchtender Gewalt;
durchzückt von seligsten Genusses Schmerz,
des heiligsten Blutes Quell
fühl ich sich giessen in mein Herz:
des eig'nen sündigen Blutes Gewell
in wahnsinniger Flucht
muss mir zurück dann fliessen,
in die Welt der Sündensucht
mit wilder Scheu sich ergiessen;
von neuem sprengt es das Tor,
daraus es nun strömt hervor,
hier durch die Wunde, der Seinen gleich,
geschlagen von desselben Speeres Streich,
der dort dem Erlöser die Wunde stach,
aus der, mit blutigen Tränen,
der Göttliche weint ob der Menschheit Schmach
in Mitleids heiligem Sehnen,
und aus der nun mir, an heiligster Stelle,
dem Pfleger göttlichster Güter,
des Erlösungs-Balsams Hüter –
das heisse Sündenblut entquillt,
ewig erneut aus des Sehnens Quelle,
das – ach! – keine Büssung je mir stillt! –
Erbarmen! Erbarmen!
Du Allerbarmer! Ach, Erbarmen!
Nimm mir mein Erbe.
schliesse die Wunde,
dass heilig ich sterbe,
rein dir gesunde!
Er sinkt wie bewusstlos zurück
KNABEN UND JÜNGLINGE
aus der Höhe, unsichtbar
»Durch Mitleid wissend,
der reine Tor,
harre sein,
den ich erkor!«
aus der Höhe, unsichtbar
»Durch Mitleid wissend,
der reine Tor,
harre sein,
den ich erkor!«
DIE RITTER
leise
So ward es dir verhiessen:
harre getrost,
des Amtes walte heut!
leise
So ward es dir verhiessen:
harre getrost,
des Amtes walte heut!
TITUREL
Enthüllet den Gral!
Enthüllet den Gral!
Amfortas erhebt sich langsam und mühevoll. Die Knaben nehmen die Decke vom goldenen Schreine, entnehmen ihm eine antike Kristallschale, von welcher sie ebenfalls eine Verhüllung hinwegnehmen, und setzen diese vor Amfortas hin
STIMMEN AUS DER HÖHE
Nehmet hin meinen Leib,
nehmet hin mein Blut
um unsrer Liebe Willen!
Nehmet hin meinen Leib,
nehmet hin mein Blut
um unsrer Liebe Willen!
Während Amfortas andachtvoll in stummem Gebete zu dem Kelche sich neigt, verbreitet sich eine immer dichtere Dämmerung über die Halle. – Eintritt vollster Dunkelheit
KNABEN AUS DER HÖHE
Nehmet hin mein Blut,
nehmet hin meinen Leib,
auf dass ihr mein gedenkt.
Nehmet hin mein Blut,
nehmet hin meinen Leib,
auf dass ihr mein gedenkt.
Ein blendender Lichtstrahl dringt von oben auf die Kristallschale herab; diese erglüht sodann immer stärker in leuchtender Purpurfarbe, alles sanft bestrahlend. Amfortas, mit verklärter Miene, erhebt den »Gral« hoch und schwenkt ihn sanft nach allen Seiten, worauf er damit Brot und Wein segnet. Alles ist auf den Knien
TITUREL
Oh, heilige Wonne,
wie hell grüsst uns heute der Herr!
Oh, heilige Wonne,
wie hell grüsst uns heute der Herr!
Amfortas setzt den »Gral« wieder nieder, welcher nun, während die tiefe Dämmerung wieder entweicht, immer mehr erblasst: hierauf schliessen die Knaben das Gefäss wieder in den Schrein und bedecken diesen wie zuvor. – Die frühere Tageshelle tritt wieder ein. Die vier Knaben verteilen während des Folgenden aus den zwei Krügen und Körben Wein und Brot
KNABENSTIMMEN
aus der Höhe
Wein und Brod des letzten Mahles
wandelt' einst der Herr des Grales
durch des Mitleids Liebesmacht
in das Blut, das er vergoss
in den Leib, den dar er bracht. –
aus der Höhe
Wein und Brod des letzten Mahles
wandelt' einst der Herr des Grales
durch des Mitleids Liebesmacht
in das Blut, das er vergoss
in den Leib, den dar er bracht. –
Die vier Knaben, nachdem sie den Schrein verschlossen, nehmen nun die zwei Weinkrüge sowie die zwei Brodkörbe, welche Amfortas zuvor, durch das Schwenken des Grals-Kelches über sie, gesegnet hatte, von dem Altartische, verteilen das Brod an die Ritter und füllen die vor ihnen stehenden Becher mit Wein. Die Ritter lassen sich zum Mahle nieder, so auch Gurnemanz, welcher einen Platz neben sich leer hält und Parsifal durch ein Zeichen zur Teilnehmung am Mahle einlädt: Parsifal bleibt aber starr und stumm, wie gänzlich entrückt, zur Seite stehen
JÜNGLINGE
aus der mittleren Höhe der Kuppel
Blut und Leib der heil'gen Gabe
wandelt heut zu eurer Labe
sel'ger Tröstung Liebesgeist
in den Wein, der euch nun floss,
in das Brod, das heut ihr speist.
aus der mittleren Höhe der Kuppel
Blut und Leib der heil'gen Gabe
wandelt heut zu eurer Labe
sel'ger Tröstung Liebesgeist
in den Wein, der euch nun floss,
in das Brod, das heut ihr speist.
DIE RITTER
erste Hälfte
Nehmet vom Brod,
wandelt es kühn
in Leibes Kraft und Stärke,
treu bis zum Tod,
fest jedem Müh'n,
zu wirken des Heilands Werke!
zweite Hälfte
Nehmet vom Wein,
wandelt ihn neu
zu Lebens feurigem Blute,
froh im Verein,
Brudergetreu
zu kämpfen mit seligem Mute!
erste Hälfte
Nehmet vom Brod,
wandelt es kühn
in Leibes Kraft und Stärke,
treu bis zum Tod,
fest jedem Müh'n,
zu wirken des Heilands Werke!
zweite Hälfte
Nehmet vom Wein,
wandelt ihn neu
zu Lebens feurigem Blute,
froh im Verein,
Brudergetreu
zu kämpfen mit seligem Mute!
ALLE RITTER
Selig im Glauben!
Selig in Liebe!
Selig im Glauben!
Selig in Liebe!
Die Ritter haben sich erhoben und schreiten von beiden Seiten auf sich zu, um während des Folgenden sich feierlich zu umarmen
JÜNGLINGE
mittlere Höhe der Kuppel
Selig in Liebe!
mittlere Höhe der Kuppel
Selig in Liebe!
KNABEN
volle Höhe der Kuppel
Selig im Glauben!
volle Höhe der Kuppel
Selig im Glauben!
Während des Mahles, an welchem er nicht teilnahm, ist Amfortas aus seiner begeisterungsvollen Erhebung allmählich wieder herabgesunken: er neigt das Haupt und hält die Hand auf die Wunde. Die Knaben nähern sich ihm; ihre Bewegungen deuten auf das erneute Bluten der Wunde: sie pflegen Amfortas, geleiten ihn wieder auf die Sänfte, und, während alle sich zum Aufbruch rüsten, tragen sie, in der Ordnung wie sie kamen, Amfortas und den heiligen Schrein wieder von dannen. Die Ritter ordnen sich ebenfalls wieder zum feierlichen Zuge und verlassen langsam den Saal. – Verminderte Tageshelle tritt ein. – Knappen ziehen wieder in schnellerem Schritte durch die Halle. – Die letzten Ritter und Knappen haben den Saal verlassen: die Türen werden geschlossen. – Parsifal hatte bei dem vorangehenden stärksten Klagerufe des Amfortas eine heftige Bewegung nach dem Herzen gemacht, welches er krampfhaft eine Zeitlang gefasst hielt; jetzt steht er noch, wie erstarrt, regungslos da. – Gurnemanz tritt missmutig an Parsifal heran und rüttelt ihn am Arme
GURNEMANZ
Was stehst du noch da?
Weisst du, was du sahst?
Was stehst du noch da?
Weisst du, was du sahst?
Parsifal fasst sich krampfhaft am Herzen – und schüttelt dann ein wenig mit dem Haupte
GURNEMANZ
sehr ärgerlich
Du bist doch eben nur ein Tor!
Er öffnet eine schmale Seitentüre
Dort hinaus, deinem Wege zu!
Doch rät dir Gurnemanz:
lass du hier künftig die Schwäne in Ruh,
und suche dir Gänser die Gans!
sehr ärgerlich
Du bist doch eben nur ein Tor!
Er öffnet eine schmale Seitentüre
Dort hinaus, deinem Wege zu!
Doch rät dir Gurnemanz:
lass du hier künftig die Schwäne in Ruh,
und suche dir Gänser die Gans!
Er stösst Parsifal hinaus und schlägt, mürrisch, hinter ihm die Türe stark zu. Während er dann de Rittern folgt, schliesst sich, auf dem letzten Takte mit der Fermate, der Vorhang
EINE ALTSTIMME
aus der Höhe
»Durch Mitleid wissend,
der reine Tor ...«
aus der Höhe
»Durch Mitleid wissend,
der reine Tor ...«
MITTLERE HÖHE
Selig im Glauben!
Selig im Glauben!
AUS DER HÖCHSTEN HÖHE
Selig im Glauben!
Selig im Glauben!
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