"神々の黄昏"

対訳

あらすじ

  • 舞台は『ジークフリート第3幕』の終結部と同じ「ブリュンヒルデの岩山」だが、『ジークフリート』の「真昼」に対し、『神々の黄昏』の始まりは夜である。エルダの娘である「3人のノルン」が「運命の綱」を編みながら、この物語の過去・現在・未来を歌う。

訳者より

  • 『ニーベルングの指輪』を貫く権力と愛の相克は、『ジークフリート』ではいったんジークフリートとブリュンヒルデの愛の勝利に終わりましたが、四部作の最後の作品『神々の黄昏』では、父アルベリヒの権力への野望を受け継いだハーゲンにより、二人の愛は絶望の底へと突き落とされます。しかし、幕切れで全ての事態を悟ったブリュンヒルデは、自分自身を燃やす炎で、神々の権力を象徴するヴォータンの城をも焼き滅ぼし、アルベリヒの呪いから浄化された指輪をラインの娘達に返します。

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最終更新:2020年02月13日 21:22