角ソ連【角川ソニー連合】
角ソ連とは、ソニーと角川(角川ソニー連合)がゲハブログを囲い込み
自社メディアを通して組織的
ネット工作をしているとされる問題の総称。
レスポンス誤爆問題を発端として2010年08月に誕生した。
概要
角ソ連は以前からあったソニーの組織的ネット工作説に
ソニーの人脈によって骨格を与えたものである。
1.角ソ連の出自
2010年08月06日、
はちま起稿がレスポンス(通信社)の
記事を誤爆。
レスポンスの関係先にソニー系の人物が数多く見られ
それらがソニーOBが多数いる角川グループに収斂したことから
「角川ソニー連合」を意味するものとして自然発生した。
ソニーはウォークマンブログ問題(2005年)やゲートキーパー(GK)問題(2006年)など
マーケティングや社員の「
公になった不祥事」が多かった。
これらは企業倫理の欠如として批判されるものだが
2ちゃんねるではこれを(分かりにくく曖昧な)企業体質ではなく
(分かりやすく明確な)「
計画的・組織的なネット工作」に読み替えた。
従来、本社と外様の関係で扱われてきたSCEは
GK問題での社員の書き込みがNDSとPSPだったこともあり
組織的ネット工作説では、本社と同列に扱われることとなる。
角ソ連は、この組織的工作説に具体的なソニーの組織・人脈を加えたもので
名前と骨格が与えられたことで、とても使いやすいものとなった。
2.角ソ連の組織
角ソ連の組織は3層に分けられる。
以下は角ソ連の概念を示しています。 事実と断定するものではありません。 |
- 第1階層
- 第1階層はヘッドクォーターである。
- 角川グループには久夛良木健(角川GHD外部取締役)をはじめ、ソニーのOBが多数在籍しており
- これを根拠として両者が提携しているという構図になっている。
- これによってゲームを含むサブカル業界に親ソニー的人脈が形成される。
- 「角ソ連」という名称もここから来ている。
- 第2階層
- 第2階層はメディアである。
- インサイドやGame*Sparkなどを擁する株式会社イード(創業者が角川傘下のアスキー出身)や
- ゲエムノセカイやみんぽすなどのWillVii株式会社(創業者がソニー出身、出井伸之が顧問)
- ファミ通(角川傘下のエンターブレイン)など
- 両者の傘下だったり創業者の出身だったりする会社とメディアが並ぶ。
- また、ゲハブログにブログを提供するライブドアや
- 出井が社外取締役を務める百度(中国検索大手)も含まれる。
- これらのメディアによって親ソニー的論調が形成される。
- 第3階層
- 第3階層は2ちゃんねるなどに身分を隠して書き込む社員などである。
- ここではGK問題と同じくネット工作が行われているとする。
- はちま起稿など親ソニーとされるゲハブログもここに含まれる。
- また、書込み規制問題(※1)から2ちゃんねる運営や運営に近いガジェット通信も含まれるなど
- 旧来のガジェット通信ファミリーも角ソ連に内包された。
- これによってCGM(消費者生成メディア)においても親ソニー的論調が形成される。
これらの結果として
「ネット上が親ソニーで反MS[[任天堂]]な意見ばかりになる」
というのが角ソ連の趣旨である。
また、美少女系アニメが人気なように見えるのもこのためである。
※1 2010年06月25日に運営がソニーと癒着してると一部のユーザーが突撃した問題
3.角ソ連の具体例
以下のようなものが「角ソ連の問題」と見なされる。
- まとめブログの問題
- プレミアムアドセンスを使用している
- 体験会の仲介者を明かさない
- ソニーに有利な報道
- 他陣営に対する度の過ぎた批判
- ゲーム業界の問題
- メディアの問題
- プレミアムアドセンスを提供している
- ソニーに有利な報道
- マーケティング事業の中立性
- 2ちゃんねるの問題
使い方
1.角ソ連の読み方
角ソ連は「角ソ連」として成立したため、読みが存在しない。
結果、読み方は各人の解釈で行われており
- かくそれん
- かどそれん
- つのそれん
などの読み方が存在する。
(1)は素直な読み方で一番普及しており
(2)は文字変換(MS-IME)の際の入力法(推定)
(3)は事情を知らない人の読み方(これも推定)
2.角ソ連の使い方
角ソ連はソニー関連で何か起きたときに
その原因を組織的工作として断定するときに「角ソ連の工作」といった形で使われる。
しかし、元々が企業体質の問題を組織的工作に読み替えたものであるため
組織的である根拠は存在せず、どこまでいっても「陰謀論」である。
具体的人脈についてもOBよりも実業家としての側面が強かったり
会社設立が角川グループ入りに先行していたりと
そこに組織的意図を見ることは難しいものがある。
仮に意義を認めるのなら、ソニー関連の問題がひとまとめに出来ることであり
そういったことに限定した「方便」としてである。
角ソ連は初期(2010年)にはよく使われたものの
組織図が周知されるとほとんど使われなくなり(組織の方が問題となって角ソ連は影を潜めた)
現在は「角ソ連こわい」と専ら陰謀論を茶化すネタ(※1)として使われる。
※1 角川ゲームズが任天堂ハードにソフトを提供しているなど(※2)
※2 「任天堂ハードにはクソゲーしか出さない」という反証が存在する(真偽不明)
備考
派生
定着せずに消えたものなど
角ソ連のコピペ
角ソ連をよく表しているコピペ
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コピペその1 |
コピペその1
角ソ連……角川・ソニー連合の略
悪の枢軸であるソニーと角川が手を組んで、ネットの大手メディアやブログを金で抱き込み
PSWには有利な記事を、任天堂・MSには不利な記事を書かせているという巨大な陰謀
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コピペその2 |
コピペその2
角川グループホールディングス: 久夛良木健(元SCE取締役)が社外取締役
エンターブレイン(アスキー): 角川傘下
ファミ通: 角川傘下
株式会社イード: アスキーが出資
インサイド: イードが運営
レスポンス: イードが運営
はちま起稿: レスポンスの運営者の一人 (≒イード社員)
ゲーム速報@刃: 表向きははちまと敵対しているにも関わらず、なぜかブロック用IPを共有
WillVii: 出井伸之(元ソニー会長)が顧問
XNEWS: willviiが運営
mk2: 運営がwillvii役員
バンダイナムコ: クターの息子が鉄拳作ってるけどプロジェクトレベルの影響力しかない
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関連リンク
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最終更新:2022年03月08日 18:15