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L:寮 = {
 t:名称 = 寮(施設)
 t:要点 = 寮,そこに住むメードなど
 t:周辺環境 = 宮廷,庭園
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *寮の施設カテゴリ = ,,国家施設。
  *寮の位置づけ = ,,{建築物,生産施設}。
  *寮の面積 = ,,1000m2。
  *寮の犬士・猫士生産 = ,,(生産フェイズごとに){犬士,猫士}+2匹。
  *寮の食料消費 = ,,(生産フェイズごとに)食料-6万t。
 }
 t:→次のアイドレス = 暖かな家庭(施設),保育園(施設),後藤亜細亜(ACE),吹雪先生(ACE)






よんた藩国 寮建設計画(そもそものお話)


「 *1【寮】 作ろう、寮。割と本気だから検討しといて。」

そんな一言から始まった、『よんた藩国 寮建設計画』

原因、というか理由として
「国の資産の一つとして数えられる犬士さん達を、最近働かせ過ぎてない?」
と、言う問題を提起した国民がいたとか、いなかったとか。

最近増えた施設である交番や警察署、病院に犬士達が出向することを考えれば確かに人数(犬数)が少なく、どうしたって過労気味になるのは見えていた。
そんな犬士達に少しでも楽になってもらおうと、犬士用の寮の計画からスタートした。

計画がスタートしてからすぐに、よんた藩国の宝であるメードにも寮を、という意見が出現。
とはいえ、王宮に勤めるメードだけでも結構な人数で犬士達とは比べ物にならない大きさの寮が必要になるだろうと、推測がたてられた。
が、反対する者もおらずあっさりと建設が決定することになる。
もとより、国のメードたちに普段から世話になっているものが多く、彼女(彼)らのためになるのであれば異論をはさむ必要などなかった。

計画が進み、ある程度具体性が出てきたころ、別のところから問題が転がり込んできた。
国内で子供の売買春行為が行われているということを知ったのである。
規制をかけるのは簡単だが、生きるため必要に迫られそういった行為を行う子供がいる場合、その子供たちの命を奪いかねない事態に陥るだろうことが予想された。
そんな事情を抱えた子供たちを保護、育成するための施設として寮に白羽の矢がたてられた。

そんなこんなで、よんた藩国内に3つの寮が建設されることになる。


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一通り工事が終わり正式稼働が近付いたころ、重大なことを忘れていたのに気づいた。
各寮の名前を決めていないのである。

名前はそのものの性質を決める重要な要素であり、慎重かつ的確に決めねばならなかった。
とはいえ、ぎりぎりまで忘れていたのであまり時間がないため、いくつかの意見を聞き直感を頼りに決められた。


犬士達の住む『ひなげし荘』
メード達の住む『あやめ荘』
子供達の住む『ゆきしずく荘』


それぞれ花の名を冠しており、そこには思いが込められている。
詳しい説明は各寮の説明文に記載するとして、花の名前を使ったのには理由がある。

花に込められた「花言葉」の意味を調べれば、その寮にどんな思いが込められているのかがすぐに分かる。
どんな思いでその寮が作られたのかを、皆に知ってもらいたかったのである。

安直な考えではあるが、分かりにくいよりはいいだろうと決定された。


あやめ荘


メードの数が結構多いため、建物は大きいものが建てられることになった。
とはいえ、内容は一般に存在する『寮』とさしたる違いはない。

寝室となる各個室があり、食堂があり、風呂場がある。
ただしプロである *2【メードたちが住む】 関係で、各施設には使い勝手がいいように備品が揃えられていたりする。
特に調理器具はありとあらゆるものが揃えつけられている上、個人で持ち込む者も多い。

その他にも、ちょっとしたものが買える売店などもある。

なお、銃の鍛錬をする射撃場があるらしいのだがなぜか極秘扱いであり、場所は寮長から直接聞きださなければならないという。

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よんた藩国のメードは、単身者が多い。
理由は個人個人いろいろあるが、国の運命がそう定められているとしか思えない多さなのである。
 *3【宮廷】 に勤めるほどのベテランのメードたちでさえ、それは変わらない。

そういう事情があるのかないのかは不明だが、あやめ荘への入寮希望者は結構多かった。


このあやめ荘はもともと王宮に務めるメードたちを迎えることを前提としていた。
…のだが、以外と新米メードやメードになりたい者からの見学や入寮希望がそこそこあった。

理由は簡単。
王宮務めのメードの中のメードと言っていい彼女らの技や訓練法を学ぶのに、都合のよい場所として人気が出たためであった。

それならばと、新人育成の場としてこの寮の維持管理に新米メードや見習いメードを雇い入れることとなった。

寮の掃除や炊事は元々入寮者であるメードたちが当番制などで行う予定だったのだが、それら日常の雑務を見習いメードたちにやってもらい、ベテランが当番制でチェックすることで人材育成を行う。
寮長が国に提案した結果、そういった運営が行われるようになった。


ただスキルアップさせるだけでなく、十分に能力の磨かれた者には寮長の名で王宮への推薦状が発行される。
宮廷で働くチャンスが得られるのである。

ただし、そのチャンスをつかむには相当な量の研修(日常業務)をこなしたうえで、あやめ荘に住む王宮勤めのメードによる試験に合格しなければならない。
試験は非常に厳しく、狭き門である。

それもそのはず。
合格した者は同僚になる可能性があり、未熟なものでは王宮の方々を満足させられないかもしれないのだ。
そんなことはもちろん許されるはずもない。
そのため、試験官を務めるメードたちは一切の妥協を許さないという。


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あやめ。
紫の大きな花びらが特徴的な初夏の花である。
英語では「アイリス(Iris)」と呼ばれる。

花言葉には「あなたを大切にします」「私は燃えている」などの意味があるという。
他に「愛」や「吉報」などのよい知らせの意味がある。

この名前が付けられたのは、メード服の色合いやスカートからあやめの花を連想したことが大きい。
また、リサーチ会社 Idress Research&Information Service の通称であるIrisからヒントを得たとか得ないとか。


ひなげし荘


アイドレスが始まり、国が出来てからさまざまな局面で働いてくれた、犬士達。
そんな彼らが少しでも楽になるようにと、よんた藩国の寮は建てられた。

ただ、寮と言われているが実際作ってみると、アパートなどのイメージに近いものが出来上がってしまっている。
そのため、入寮費用は一般のアパートよりも低くなる程度に設定された。

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個室は一匹当たり一部屋が割り当てられた。
一部屋の広さは、家族が増えたりして一緒に住むことになっても手狭にならない程度の広さである。

日常生活に必要な家具などははじめから用意され、各部屋に備え付けられている。
これは、入寮者の負担を少しでも減らそうという考えからである。

風呂とトイレは各個室につけられている。

また、遊戯室や売店などの各種施設が入れられた。
団らんや、ストレス発散になるように作られた遊戯室。
普通の買い物くらいなら大体事足りてしまう売店。
他にも、ちょっとした書庫やトレーニングルームなんかも併設された。


なお、ひなげし荘の寮長は王犬の「でぃ~さん」であるという噂が流れている。
本来王宮に住んでいるはずのでぃ~さんが、ひなげし荘で見かけられたために出た噂であろうが、詳細は今のところ不明である。


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ひなげし荘は犬士達を“いたわる”ために作られた寮である。
その意味がある花の名前を調べたところ、ひなげしに行きついたのである。

「いたわり」のほかにも「思いやり」などの意味を持つこの花がいいのではないかと、結構すぐに決まった。
また、「ひなげし」という言葉の響きも安らぎが感じられ、この寮の目的にあっているだろうと考えられた。

なお、ひなげし(雛罌粟)は「虞美人草(ぐびじんそう)」や「ポピー」などの名でも親しまれている。


ゆきしずく荘


風俗営業規制法
自国で子供が食い物にされていると知ったよんた藩国のある法官が、その怒りと悲しみで書きあげた法律である。
簡単に言えば、子供にそういったことさせてはいけません、という法律である。

だが、そうしなければ生きていけない事情をもった子供も存在している。
法律を作った本人でさえ、そのことは承知していた。
そんな法律を出すことで、路頭に迷う子供が多数出るであろうことも予想していた。

それでも何もしないわけにはいかなかった。

『俺がどんな目にあっても、相手は罰せられない』

ある少年の言葉がその法官の心を動かしていたからである。


 /*/

とはいえ、国もその事態は予測しており対策をしなかったわけではない。
事情を抱えた子供たちが生活し、生きていくために必要な能力を身につけさせるための場所を作ろうとした。

ちょうどそのころ、犬士やメードのための寮の建設計画が始まっており、その計画に便乗することにした。


まずは住む場所の確保である。
出来るだけ病院と警察署の近くに、ということで藩国の西側に置かれることとなった。
子供が多いとどうしても病気が流行ったりする。そんな時にいちいち川を渡っていたのでは手遅れになりかねない。
また、治安の面でも良いに越したことはないという考えのもとに決定された。

ただし、広い土地を確保するために市街地の中には作らなかった。
あまり狭いと窮屈な思いをするだろうというのも一つの理由であるが、一番の理由は広い *4【庭園】 を併設するためである。
事情を抱えた子供を受け入れる施設である以上、ほとんどは心に何らかの傷をもっていると予想された。
少しでも癒せるよう、希望を持てるようにするのに庭園が効果があるのではないかと考えたからである。
思いっきり走り回れる場所として、草木とふれあい安らぐ場所として。
食の国らしく、庭園の一角には野菜畑も作られた。
子供たちに世話を任せ、育成と収穫の喜びを感じてもらうための試みである。
収穫物はもちろん調理されここで消費される。


場所が決まれば後は建てるだけ、建物の設計である。
多くの人間が共同生活する以上、一人一部屋というわけにはいかない。
それ以前に北国である以上、冬の寒さ対策に暖房が必要でその分一部屋は大きくなる。
部屋の大きさも、すべて同じというわけでもないのでおおよそ2~5人で一つの部屋が使えるようにされた。
暖房には大きい部屋(4~5人部屋)には暖炉を、小さい部屋(2~3人部屋)ではストーブが採用された。


住む場所が確保できたなら、次は食べる物の確保である。
食料の生産量は自国の消費量をはるかに上回っているだけに、国の支援として国庫から出すことがあっさり決定した。
お金はなくとも食べ物はあるのがこの国である。


生活の基本を示す「衣食住」、食と住は確保したので残るは「衣」、身の回りのものである。
国からの支援で必要最低限は確保できるであろうが、節約するときにいちばん最初に削られるのがこの「衣」にかかるお金である。
ただ、たとえば着ているもの一つで人の心は変わるもので、出来るだけ一人一人の希望に沿うものを用意するようにした。
後は努力でカバーするしかなかった。
具体的には、後述のメードさんたちの中でも裁縫の上手い人にお願いして、仕立て直したり、生地から作ってもらったりしたのである。
売っている服もいいが、心をこめて一針一針縫われた服は、温かい。
破れたりボタンが取れても、裁縫上手がいればすぐに直すことができるという利点もあった。


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ひとまず生活出来る環境が整えば、今度は自分で生きることができる力をつけさせなければならない。

最低限「読み・書き・計算」が出来るようでなければ、結局体を売るような仕事にたどりつく可能性が高い。
学校に通わせるだけでもいいが、心身の理由により通えない子供がいることも考えられたため、寮の中に学習施設を併設することになった。

少し広めの部屋を使い、教室の代わりとして手すきの文官(吏族や法官、護民官など)を講師またはボランティアとして派遣し、勉学を教えてもらうことにした。
メードさんにお願いし一般教養のほか、家事のコツなどを教えることで生活力を付けられるようになっている。

また、自分で何か調べたり、知識を深められるよう図書室を用意した。
この図書室には年に何度か新しく本が入荷されるほか、国民からの寄贈も受け付けている。


この寮を出た時に行くところが無い、ということがないように手に職をつける機会を設ける必要もあった。
また、入寮した段階でとにかく働いて稼ぎたいということもあるため事務所に求人情報を集めるほか、公共機関や農家などに掛け合い職業訓練ができるようになっている。
通常よりも少し低い賃金になるが、ここでの稼ぎは稼いだ子供の貯金として必要な時に使えるようになっている。
ただ無駄遣いはしないように注意はされるが。
寮を出るときはもちろん貯金全額が子供に渡される。


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子供はちょっとしたことで体調を崩しやすいため、医務室には病院から医師が派遣されている。
簡単な手当などならメードさんたちでも出来るのだが、診察などとなると本職の力が必要ある。

定期的に派遣される医師を増員して健康診断が行われる。
病気になってないかどうかや、栄養状態などの把握にも必要な措置である。
何らかの異常が認められる場合、すぐに国の病院への紹介状が用意される。

医師の派遣は、他にも個人相談などメンタル面でのケアに一役買っているとか。


/*/


いろんな年齢の子供が住む寮である以上、世話をする者が必要であった。
何かいい方法はないかと考え、国のメード達に頼ることにした。

あやめ荘の見習いメードたちの研修の一環として、ゆきしずく荘で仕事をすることになったのである。
もちろん、ベテランメードたちも国から派遣されているが、こういう場所では手が多いに越したことはない。
主に見習いが動き、足りないところをベテランがカバーすることで、手が行き届くようにしている。

また、実際に普段の様子を見えている彼女たちの意見は国に伝えられ、ゆきしずく荘の運営に反映されることになっている。
子供たちの様子はどうか、必要なものはないか、建物などに危険な個所などはないか、などである。

なお、ゆきしずく荘の運営費用はすべて国から出ている。
どうしても足りない場合は追加予算が取られるが、個人や団体などからの寄付でまかなったりもしている。

あわせてこの寮はその性格上、内部の腐敗やいじめなど子供の健全な成育に悪影響を及ぼす要因を軽減するため、宰相府による監査も定期的に行われることとなっている。


(参考質疑)


よんた の発言:
Q1:ノーア姫うちの国でとってるんですが、13Tのタイミングで作成物提出して呼んでも大丈夫そうでしょうか?母親倒したとこにさらにややこしいことに巻き込まれてもなあ・・・と。

Q2:以前相談に乗っていただいた闇風俗対策で仕事なくした子供の引き取り先として設定した寮なのですが、こちらの子供のいる寮の定期的な監査を宰相府にもお願いできますでしょうか?

http://www31.atwiki.jp/yonta2/pages/396.html
ゆきしずく荘の部分です<子供用の寮

やひろ@秘書官窓口 の発言:
お答えいただきました。こちらになりますー

芝村 の発言 (22:46):
A1:いいんじゃね
芝村 の発言 (22:46):
A2 K
(メッセの文字化け)

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「ゆきしずく」という名前の花は存在していない。
他の寮が花の名前なのにこの寮だけ違うのには訳がある。

この寮の名前は一番最後に決められた。
子供たちが住む寮ということで「希望」など明るい意味を持つ花の名にしようということになった。
いくつか候補が挙げられ、そのひとつに「雪の花(ゆきのはな)」というものがあった。

別名を「待雪草(まつゆきそう)」というこの花は、春先に咲くので「春を告げる花」とも言われていた。
子供たちに暖かい春がやってくるように、という意味でもこの花こそがふさわしいとされた。

ただ、「ゆきのはな荘」だと少し語呂が悪く感じられたので、雪の花の別名である「スノードロップ」を直訳し「ゆきしずく」とした。


というのは建前で、ここに込めた思いだけは気恥ずかしいので名前を付けた人物が(特定の誰かに)知られたく無かったのではないか、と噂が立っている。


「雪の花」「スノードロップ」の花言葉は、「希望」「慰め」「楽しい予告」である。


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要点 = *1【寮】,*2【そこに住むメードなど】
周辺環境 = *3【宮廷】,*4【庭園】

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イラスト:竿崎裕樹
設定文:雷羅 来(補足よんた)

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添付ファイル