東急車輛グループレジュメ 2008/07/18
半田・石川・加藤・金子・望月
1、 テーマ及び趣旨(再掲)
(テーマ)
「自家用車から鉄道利用へのシフトを誘発する、魅力ある近郊車両の提案」
(趣旨)
超高齢化社会の到来や地球環境問題の深刻化を受けて、自家用車から鉄道利用へのシフトを誘発するような、魅力ある近郊車両および周辺サービスのあり方についての提案。
2、報告書の「目次」
はじめに 本研究のテーマと概要
…鉄道利用へのシフトの必要性、テーマの概要を綴る
第1章 問題の設定――「どの時間帯」の「誰を」鉄道利用者にシフトさせるべきか
第1節 時間帯による自動車と鉄道の利用状況
第2節 鉄道利用・自動車利用の比較
第3節 鉄道における顧客分析
第2章 研究対象の選定
第1節 本研究の対象となる場所・地域の選定
第2節 「どの時間帯」を対象とするか
第3節 「誰」を対象とするか
第3章 アンケート調査の概要と結果
第1節 アンケート調査の概要
第2節 調査結果①――鉄道利用を決めるキーファクターは何か?
第3節 調査結果②――顧客の求める魅力ある車両とはどんな車両か?
第4節 提案へ向けて
第4章 鉄道利用へシフトさせるための4つの提案
第1節 提案①――美しい~へ(椅子に関する提案)
第2節 提案②――美しい~へ(車内スペースに関する提案)
第3節 提案③――美しい~へ(吊り革などに関する向けた提案)
第4節 提案④――美しい~へ(外装へ向けた提案)
第5節 提案のまとめ
第5章 提案の実現可能性と東急車輛の将来
第1節 期待できる効果と採算性の検討
第2節 提案の実現に向けた課題――協力会社を巻き込んだ「仕組み」づくり
第3節 東急車輛が目指すべき道
おわりに 地球環境への配慮と鉄道が果たすべき貢献
3、 鉄道と自動車の分析(鉄道の弱み)
- 駅から、または駅までの移動に時間がかかる。
- プライベートな空間ではない
→・温度管理が自分でできない
・電車内のマナーを守らなければならない
・ストレスがたまる
4、 提案の案だし
車両そのものへの提案
- 車端部に立食スペース(車端部に簡単なテーブルの設置)
- 革のシート
- 椅子を窓側にひっくり返す
- 家具メーカーとのコラボ (車内のデザイン性の向上)
- 子供スペースの設置
- 昼間時のみ一部座席にリクライニング機能
- 自転車スペースの設置(昼のみ)
- 天窓をつける
付随サービスの提案
- 停車駅、または主要駅の周辺案内をしてくれる機械の設置
- つり下げ式の広告ではなく天井に貼り付け式に
- 壁一面にクイズまたは豆知識・ウンチク
- 電車内に自販機
5、 アンケート素案
〈聞くべきこと〉
- 性別、年齢層
- 電車をよく利用する時間帯
- 座席数についてどう思うか
- 列車に乗っているときに何をしているか
- いすに関して(すわり心地や高さ)
- 外装に関して(全面塗装か帯か)、どちらのほうがわかりやすいか。
〈以下、案によっては聞くべきこと〉
- 車端部に小さなテーブルを設置したら使うか?
- 自転車用のスペースがあれば利用するか?
- つり革やいすのデザイン
- 車内は明るく感じるか?暗く感じるか?
- 車内は明るいほうがいいか?暗いほうがいいか?
6、 今後の予定
アンケート調査の内容の検討
事例研究
鉄道利用と自動車利用の比較・分析
時間帯別混雑率の調査
鉄道における顧客分析
最終更新:2008年07月18日 09:59