終わりの始まり8


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アガルトの町。バロン国の真南に位置するやや大きめな島に存在する町。
島の面積の過半数が山岳で構成されるその場所は、ミシディア近くにあるミスリルの町のように特殊鉱石の貿易で栄えている
わけでもない。ましてやバロンのように国家としての形態を作っている訳でもない。
水の都トロイアのような美しさもなく、観光目的で此処を訪れるものも皆無である。島中で一番栄えている小さな町に建てられた
武器屋、防具屋に並ぶ商品も平凡な品揃えだ。
一見して何の特色も無い平凡なこの島を訪れる人は段々と少なくなり、いつの間にか人々から忘れ去られる場所となった。
ある程度の面積を有している事から地図上から消されることは無かったし、「アガルト」という名前も存在し続けた。
しかし、学問においても政治的な思想においても、この島は誰にも触れることはしなかった。
学校の教育でも教えなかったし外交でも気に留めるものはいない。この場所に興味を示す学者は殆ど存在しなかったし、戦場に
なる事もなかった。
セシル自体も赤き翼隊長としてこの場所の存在は知っていたし、島の上を飛空挺で通過する事も何度かあった。
しかし、当然の事ながらこの島に注目を向けた時は無かった。

シドの飛空挺に連れられてやってきたのは、まさかのそんな場所であったのだ。
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