FF7 6


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車内でアナウンスが響く。長いトンネルを通過して地上に差し掛かり、一同は窓から外を見上げた。
「見ろよ…地上が見えてきたぜ。昼も夜もねぇオレ達の街がな。あのプレートさえなけりゃ
でっけぇ空が拝めるんだけどな…」
バレットがふと漏らす。クラウドもいつになく真剣な表情で考え込んでいる。

ここ大都市ミッドガルの上空は巨大なプレートで覆われており、日の光は拝めない。
都市中心部に建てられた大きな支柱と各区画に建てられている柱でプレートが支えられている。
爆破した壱番魔光炉は都市の最北端に位置し、そこから時計回りに8つの区画に分けられている。
そしてこの8つの区画にあるそれぞれの魔光炉が、この大都市の電力供給を果しているのだ。
区画ごとの移動は中心部の支柱に螺旋状に走っている列車で行う。

「落ち着かない風景だな…」
らしくないクラウドの発言に目を疑うバレット。
「まさかあんたがそんな風に感じるとはな、意外だな。あの腐ったピザのせいで
下の人間がどんなに苦しんでいることか。下の世界は今じゃゴミの溜り場だぜ」
数秒の沈黙の後にクラウドが口を開く。
「どうして上の世界に移らないんだろう…」
「わかんねぇ、金がない…もしくは、どんなに汚れていても地ベタが好きなんだろうよ」
「そうかもな…。敷かれたレールには逆らえない。それは俺だって…そうさ」

また重い沈黙が流れる。誰もがみな列車の窓から外を眺めている。
二人の会話をただ黙々と聞いていたビッグスとジェシー。
…バレットはいつもとは少し違ったクラウドを垣間見た気がした。

みなが様々な思いを巡らせつつ列車は終着駅へ到着した。

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