FF5 17 海賊2


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3人は今まさに海賊船の舵の前に居る。
結局『ガラフ案』が採用になった、というより提案者が言う通りそれしか方法が無かった。
バッツは腹をくくっていた。もうなるようになれ、と。元々あてのない旅なんだからこれでいいじゃないか、と。

3人が乗り込んだ海賊船は驚くほど手入れが行き届いている。
『海賊』と言うイメージからもっとゴチャゴチャしてる事を想像していたからなおさらだ。
ここのリーダーは相当しっかりしてるんだろう。
だから疲れた部下があんな風に居眠りしていたのかもしれない。
バッツはそんな事思いながら舵を手に取った。
「よーし、出発だぁ!行けぇっ!」
舵をぐるぐる左右に動かすバッツ。その顔はまるで子供のように無邪気だ。


「………あれ?」
バッツの想いとは裏腹に船は全く動かない。
「やっぱり風が無いから…」
レナは力なく呟く。またしても『希望』に裏切られた。その顔は暗い。
「いや、でもさっきは確かに動いてたぜ」
バッツは見た事実をありのまま伝える。何故風も無いのに動いてたのかは分からない。
「うーん、これでどん詰まりじゃの…」
ガラフもさすがにこれではどうしよもない。お手上げと言った様子だ。



「なにしてる!」

「「「!!!!」」」
バッツ、レナ、ガラフの3人が驚く。その声は誰のものでもない。向こう側から聞こえたものだった。
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