三節 光を求めて9


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

早朝、セシルはカイポの町外れにある家の戸を叩いていた。
「すいません、誰かいませんか」
セシルはドアに向かっていう。だが返事は返ってこない。
「どうかしたんですか?」
セシルは後ろから声に気付き振り返る。そこには初老の女性が立っていた。
「あっ、はいこの家にテラさんという賢者が住んでいるって聞きまして」
砂漠の光を捜すと言っても何か手がかりが必要だ、そんな時セシルは宿の主人からこの町に賢者テラがんでいるという噂を聞いたのだ。
賢者と呼ばれるテラなら砂漠の光についても何か分かるのではないかと思ったのだが……
「でも誰も居なくて、留守なんだろうか?」
「…………」
その女性は何故か険しい表情をしていた。
「どうかしたんですか?」
「あっいえ何でもありません。テラさんは少し前にダムシアンまで行かれましたよ」
「じゃあもうこの家には居ないんですか?」
「ええ……」
女性はセシルの問いに何故か暗い表情をした。
「そうですか、それでは」
セシルはその表情に疑問を持ったが敢えて追求せずにその場を立ち去った。
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。