三節 光を求めて10


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「それでそのテラって人を捜しに来たわけ?」
「そうだよ、カイポからダムシアンへ行くには此処を通るしかないからね」
セシルはリディアの問いに答える。
「それよりも昨日は眠れなかったの?」
「別に……」
リディアはそう答えたが本当はろくに眠れていなかった、ローザの事を考えていたのだ。
あのセシルがあんなにも大切に思っているなんてどんな人だろう、そんな事ばかりをずっと考えていた。
きみを守らせてくれないか……バロンの兵を退けた時セシルはそう言った。
今でもセシルはあの約束を覚えているのだろうか?ひょっとするともう忘れてしまったのではないか、そんな不安が頭をよぎった。
だが今はセシルと一緒にいれるだけで良かった、それにリディアもローザを放っておくのは納得できなかった。
「リディア、後ろ!」
そんな事を考えているとセシルが自分を呼ぶ声が聞こえた。
何事がと思って振り返るとそこには巨大な蛙がいた、ギガントード……主に水辺に生息するモンスターだ。
不意打ち、そう思った時にはすでにその蛙の化け物はリディアに襲いかかって来た。
「!」
リディアは頭の中が真っ白になった、そして眼を閉じた。
だがその蛙の化け物がリディアに襲いかかることは無かった、リディアに襲いかかる寸前に氷付けになっていた。
「氷の魔法ブリザド、一体だれが!」
眼を開きその光景を見たリディアはその疑問を口にした。
自分が唱えた覚えはないでは誰が?
リディアは辺りを見回した。
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