三節 光を求めて17


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地下水脈の最深部──ダムシアンに続く闇と静粛に支配されたこの場所に響くのは中央に流れる滝の音だけであった。
「奴はいつもここで獲物を取ろうと待ちかまえている」
テラはそう言って滝の下にできている湖を指す。
「お前は奴を引きつけろ、私が魔法で援護する」
「分かりました」
セシルは剣を抜き近くの足場に飛び移った。
「あとこの娘にも手伝ってもらおうか」
そう言って後ろにいるリディアの方を見る。
「黒魔法は使えるか?」
「…………」
無言のまま首を横にふる。
「そうか……分かった」
その声はどこか腑に落ちない物であった。
セシルはその声に疑問を感じつつも周りの様子に意識を集中する。
辺り一帯は静かであった、本当に此処に魔物がいるのだろうか?
「セシル後ろに!」
そんな事を考えているとリディアの叫びが聞こえ後ろを振り返る、だが振り向く前に何かが襲いかかり水の中に勢いよく吹き飛ばされた。
「くっ」
何とか体勢を立て直し近くの岩場へ上がり周りを見渡す、そこにはいくつもの巨大な触手がセシルを取り囲んでいた
さらに前方にはそれを操ると思われる怪物の顔がこちらを見ていた。
「そいつが八つの足を持つ魔物オクトマンモスじゃ」
テラはそれだけ言うと魔法の詠唱に入る。セシルも剣を構え奴の攻撃に備える
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