四節 これから30


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「では……失礼します」
思ったよりも、ベイガンの反応が穏やかなものであったのに安心したのか近衛兵の声はやや
柔らかくなっていた。
そして重い使命感から解き放たれた、軽い足取りで部屋を退出しようとする。
「待て」
「はい……?」
だが、質問はまだ終わっていなかった。
「あのモンク僧への術は完璧ではなかったが、奴が平静を取り戻したのには何か理由があるだろう。
原因は何だ?」
無回答を許さない。質問にはそう察せる覇気があった。
「は、それが今朝の警備中にヤン様を見知った者と偶然に接触しまして……その時に正気を取り返したようです」
近衛兵の男は簡潔に述べた。
もう一度、シドの家前で攻撃を仕掛けにいった事を話しても良いと思ったが、口外しないほうがいいと思い、
そこまでにとどめた。
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