FF6-リターナ本部14


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 負傷した兵士の応急手当を手早く終え、バナンは立ち上がった。
「こっちはどうする?」
 一気に慌しさを増した状況においても、
エドガーの態度はあくまで平静を保っている。
「ロックが足止めをかけているうちに、
レテ川を抜けてナルシェに逃げるのがいいでしょう。
炭鉱で見つかった幻獣の事も気にかかります」
「うむ。では裏口にイカダを用意させよう。
少々危険だが、他に手もあるまい」
 バナンはすぐ後ろの兵士に指示を出すと、
自身も小走りで裏口へと駆け出した。

 未だ状況がよく飲み込めず、呆然と立ち尽くしているティナの背中を、
エドガーは押し出すように軽く叩いた。
「ここは危険だ。一緒にナルシェへ向かおう。
自分の力を知るいいチャンスになるかもしれんぞ」
 ティナは頷き、手渡された長剣を決意と共にしっかりと握り締める。

 と同時に、バナンの号令が室内に響き渡った。
「皆グズグズするな!すぐナルシェへ向かうぞ!」
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