六節 双肩の意志19


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セシルの脳裏に「万事休す」という言葉が浮かびあがって来た。

(可笑しい――
心では落ち着きを取り払っている。だが、そんな言葉が浮かび上がる。
簡単に考えが纏まらない。緊迫した現状が、それを加速させる。)


その時、セシルは自分の足元を小さな影がすり抜けていくのを感じた。
パロムとポロムだ。二人は互いに背中合わせになって、壁を押す構えをとった。
「パロム、ポロム……」

(やめろ!!!
そんな事をしたら君達が!
悲痛な叫びを発せようとするが声にならない。)
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