呼出規約(よびだし-きやく)とは、
関数を呼び出すときの約束事のこと。
引数をどのような順番で
スタックに入れるか、
また関数から返るときスタックの後片付けをどうするのかを決めている。
代表的な呼出規約にはcdecl(しーでくる)、stdcall(すたどこーる)、fastcall(ふぁーすとこーる)などがある。
ActiveBasicでは自前で作った関数は例外なくstdcallになる。(Ver5からはcdeclも使えるらしい。)
Declareで宣言したDLL関数は規定ではstdcallになるが、CDECLを明記することでcdeclの関数も使える。
stdcall
引数は左から右にスタックに積まれる。スタックの掃除は関数側で行う。
cdecl
引数は右から左にスタックに積まれる。スタックの掃除は呼び出し側が行う。
最終更新:2010年05月27日 14:40