ナレーション
上田城にて
非道の限りを尽くした明智であったが、
長い幽閉によって抑えられてきた飢えは
未だ満たされはしなかった。
なおも渇きを癒そうと、
明智は毛利軍が陣営をはる
厳島へと入り込んだのであった。
光秀「ふう、のどが渇きましたね…
いただきましょうか、血と涙を」
『厳島に流れる血潮』
開始
毛利
「餓鬼道に堕ちたる貴様が何用か」
光秀
「真紅に染まる海が見たくなりました
貴方も ご一緒にいかがですか?」
毛利
「戯れ言を…生きて帰れると思うな」
*
光秀
「ここはいい場所ですね…土産でも持ち帰りたい」
毛利
「海の底にて塩水でも飲むがよかろう」
毛利
「謀反をしくじり、なおも這い続ける…無様な」
毛利戦
毛利元就 着手
毛利
「貴様程度の知略では我に敵うまい、
我が名は毛利元就! 日輪の申し子なり!」
戦闘開始
光秀
「端正なお姿、どこから刻んでみましょうか…」
毛利
「下衆が…恐怖に屈する我と思うてか」
戦闘中
毛利
「あと少し、我が策の完成よ」
時間切れ・逃亡
毛利
「はっ!
皆の者、出航せよ!背後から奴を叩け!」
*
毛利
「貴様はもう袋のねずみよ、逃げ道はない!」
武将
「しまった!全ては毛利の策であったか!」
光秀
「おお、怖い…殺されてしまいそうですね、私」
開門
光秀
「潮と血の混じり合ったこの香り…ハハハ!」
毛利
「我が貴様を消し去ってくれよう」
毛利戦
毛利元就 再戦
「貴様の蹂躙、許すまいぞ…
我が名は毛利元就!日輪の申し子なり!」
戦闘中
光秀
「残念です…貴方の水軍はもろすぎます」
毛利
「我を侮辱するとはな…貴様…!」
毛利
「織田も情けない事よ、駒一つ満足に御せぬか」
勝利
毛利
「所詮は我も…駒の一つ…フフ、フ…」
最終更新:2007年04月07日 13:10